【ドイツ家探し①】過酷すぎる!?ドイツの家探しのはじめ方
私たちは6月末にハイデルベルの寮からケルンのマンションに引っ越しをしました!
4月にワーキングホリデーでドイツへ来て語学学校へ通いながら家探しをしましたが、例の如く大苦戦いたしました。
家探しについて不安を抱えている方も多いと思うので、詳しく記事にしています。今回はかなり時間をかけて書きましたので、濃密な内容になっているかと思います。
※物件に送った実際のメッセージなどより詳しい内容は、後半の有料記事にて公開しています。
【ドイツ家探し②】はこちら
◉ドイツの家探し事情
ドイツでは日本のように、数ある不動産屋の中から良さそうなところに行って、たくさんあるリストから好みの物件を絞り込み、内見に行って複数の中から選ぶという恵まれた状況は一切ありません。
就職氷河期の就活並みに、住むことができる家の選択肢は限られていて、家を探すひとたちはもはや家を自由に選ぶ立場にはありません。
さらに、私たちのようにワーキングホリデーでドイツに来ていて、
・ドイツ語が話せない
・現在学生で職なし
・ドイツでの信用情報がない(収入や支払いに関する実績)
こんな条件の私たちは不利でしかないのです。
不動産詐欺が横行
前述した通り、今ドイツの不動産市場は圧倒的に貸主が有利な状況です。
そのため家を探している人を狙った詐欺が横行しています。
不動産作業にはいくつか典型的なパターンがあるため、これらにあてはまると危険です。
・オーナーが海外に住んでいる
・内見の前にお金を請求される
・銀行ではなくPaypalでお金を要求
・電話連絡ができない
・相場に比べて家賃があまりにも安い
一番安心なのは内見にいき、実際に物件を確認してオーナーと直接話をすること。
契約書を交わすまでは絶対に一銭も払ってはいけません。
在ドイツ日本国大使館でも注意喚起が出ておりますので、是非ご確認ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_anzen150525.html
家探しはいつから?何からはじめる?
4月中旬頃、寮生活が落ち着いてから家探しについて調べ始めました。
私たちの寮の退去日は6/27なので、6/27か7/1から入れる物件を探す必要がありました。
ドイツでの物件探しの状況は、特に日本人や日本企業も多い都市部(ベルリン・ミュンヘン・デュッセルドルフ)ではかなり過酷で、それ以外の地域でも難しい状況です。
準備はとにかく早ければ早い方がいいです。
ただ、実際のところ入居可能日の1か月ほど前から掲載が始まる物件が多いので、一番本腰を入れて物件探しを行うのは入居予定日の1か月前前後になるかと思います。
また、物件によってはすぐに入れる入居者が優先される場合もあります。
寮完備のアルバイトやシェアハウスもある
寮完備のアルバイトやシェアハウスを探すことも選択肢のひとつです。
日本語掲示板のMixBでは、住まいの情報に加え求人情報も掲載されています。
社員寮があると記載されている求人もいくつかあり、日本から応募する際にはビザサポートをしてもらえる場合もあります。
また、ドイツ語でWG(Wohngemeinschaft)と言われるシェアハウスやルームシェアは、比較的安い家賃で入居することができます。
MixBでは日本人が自分が出た後に入居するNachmieter(次期入居者)探している場合があります。
ルームメイトは日本人である場合とそうでない場合がありますが、やり取りはNachmieterを探している日本人と行うと思うので、ドイツ語が話せなくても安心です。
Mixbでは住まいや求人の他に、日本人会の集まりについてや日用品の売り買いについての掲載もあり、海外在住の日本人にとってとても有益ですので是非覗いてみてください。
◉家探しのプラットフォーム
ドイツでは家探しのプラットフォームがいくつかあり、その中で私たちが実際に利用したものを紹介します。
①Immoscout24
ドイツで最も有名な家探しのプラットフォーム。
家具付き物件、WGから一軒家まで幅広く掲載されていて、他のプラットフォームと比較して掲載数が圧倒的に多い。
家賃には光熱費、インターネット、水道代等が含まれておらず、自分で契約する必要がある物件もあるので要注意。
家具なし物件ではキッチンがついていないことも。
基本的に無料で利用できるが、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の有料会員制度があり、有料会員になると応募できる物件数が増える、物件の詳細情報が見れる、物件への応募状況がわかるなどの特典がある。
私たちも最終的にはimmoscout24の3ヶ月有料会員へ登録し、現在の物件を契約した。
UIはドイツ語のみ。
②Wunderflats
家具付きの短期契約物件に特化したプラットフォーム。ほとんどの物件では家賃に光熱費、インターネット、水道代等のすべてが含まれている。
ほかのプラットフォームと比べて家賃が高い傾向があり、体感では10%〜15%ほど高くなる印象。
物件の契約に際しては、Wunderflatsにサービス料€299を支払う必要がある。その代わり、大家(または不動産屋)との間にWunderflatsが入ってくれるので安心して契約ができる。
また、物件に応募した後、その先に進めるか否か、いわゆる合否判定が遅くとも3日ほどで届くので、だめならだめで諦めて次に進むことができる。(他のサイトは貸主と直接やり取りなので、ダメだった場合返信が来ないのは当たり前、反対にしばらく経ってからぽつりと返事が来ることも)
ただし、Wunderflatsのサポートを受けるためには、まず自分自身の収入、貯蓄、雇用について証明する必要がある。
UIが英語でわかりやすく、物件情報も明確。条件を絞って検索がしやすい。
③Immowelt
immoscout24のような家具なし、家具あり両方の物件が掲載されているプラットフォーム。
immoscout24やWunderflatsと比べると掲載数は少ない。
UIはドイツ語のみで、条件を絞っての検索がやややりづらい。
◉条件を具体的に決める
どのような物件を探しているかによっても、使用するプラットフォームや検索条件が変わってくるので、まずは条件を具体的に絞っていきましょう。
①立地・家賃
私の夫がケルンでインターンをすることが決まっているので、私たちはアクセスを重視し、夫の職場から徒歩30分圏内または電車で20分圏内の立地で探すことにしました。
日本と同じく、市内の中心部になればなるほど、部屋が狭く、家賃は高くなるので、何を優先するかをまず明確に決める必要があると思います。
ドイツでは日本の敷金・礼金のようにドイツ特有の料金区分があるので解説します。
まず、ドイツではKaltmieteとWarmmieteがあります。
Kaltmieteとはその部屋を借りる料金のみを表す、純粋な家賃。WarmmieteはKaltmiete(家賃)に加え、Nabenkostと言われる家を借りるのに付随して発生する金額を含めた総額です。
Nabenkostに何が含まれるかはその物件次第ですが、一般的には共益費(共用部の清掃、ごみ収集)・光熱費・水道代・インターネットが含まれます。
WarmmieteやNabenkostに何が含まれているか明記されていない場合には、追加で費用が発生する可能性があります。物件にアプローチする際に、追加の費用の可能性について確認しておくと安心です。
また、一つの部屋に複数人が入居する場合には、追加料金が発生する可能性があります。
前述のNabenkostが単身世帯向けの価格設定である場合、複数人入居すると光熱費や水道代が単身世帯より高くなってしまうので、追加のNabenkostが必要になる場合があります。
複数人で入居する場合は、その人数でも掲載されているWarmmieteと同じなのか、それとも追加料金が発生するのか事前に確認しておくと安心です。
なお、物件ページに入居可能人数が明記されていたり、金額の横に/Per Person(1人あたり)と記載されている場合もあります。
また、家賃のほかにKautionという保証金がかかます。
Kautionは日本で言うところの敷金で、通常はKaltmieteの2〜3ヶ月分です。
家具や家財付き物件ではKautionが高めに設定されてる場合も多いです。とはいえ保証金なので、退去時に不具合がなければ返金されます。
②家具・家財の有無
いずれのプラットフォームも家具付き(Möbliert)物件に絞って検索することができます。
ワーホリのような短期滞在ですと、ほとんどの人が家具付き物件をお探しだと思いますが、家具付きになると家賃はその分高くなります。
物件によっては家具以外にも家財が含まれていることがあります。私たちが内見に行った物件に実際あったものを紹介します。
・食器
・調理器具
・掃除用具
これらは物件サイトに明記されていたり、写真に映っている場合もありますが、前の借主が置いていく場合もあるので内見時に確認しましょう。
これからドイツで生活を始める場合は、はじめにいろいろなものを買い揃える必要があるので、家財が揃っていると買うものが少なくて済みます。
③部屋の広さ・設備
私たちは部屋の広さよりもアクセスを重視したので、キッチンやバスルームが自室にあり、広さは28㎡以上で2人で寝られるベッドがある物件を最低条件としていました。
そのほかには洗濯機があるかどうかはとても重要なポイントです。
ドイツでは単身や2人用の物件だとほとんどの場合、室内に洗濯機を置くスペースがありません。その代わりに建物の地下1階が有料のランドリースペースとなっていることが多いです。
物件によってはランドリーが建物内にない場合があり、その場合コインランドリーに行かないといけません。
また、有料の場合、料金は時間あたりの場合と、回数あたり場合があります。
私たちの場合、語学学校の寮では回数あたりの料金で、洗濯機が3,50€、乾燥機が2,50€でした。現在住んでいる物件では時間あたりの料金で、洗濯機、乾燥機ともに35分で2,50€です。
ドイツでは水道代や電気代が高いので、一回の洗濯で少なくとも5€〜10€かかってしまいます。
また、支払い方法はほとんどの場合現金で、お釣りが出ないものもあります。
洗濯機の料金については物件サイトに記載がない場合がほとんどなので、内見時に確認しましょう。
なお、物件情報で室内にWaschmaschineがあるとの記載がある場合、洗濯機ではなく食洗機を指すことがありますので注意してください。
◉希望の物件にアプローチする
条件が決まったら、プラットフォームに会員登録をしてアプローチを進めていきましょう。
immoscout24とimmoweltではプロフィールに紹介文を投稿する欄があります。プロフィールはドイツ語で用意しましょう。
また、内見リクエストのメッセージを送る際もドイツ語で送りましょう。
ここはドイツですから、もちろんドイツ語しかわからない大家さんや不動産屋さんもいらっしゃいますし、英語で送った時点でコミュニケーションが取りにくい借主と判断され、返信率が下がることも考えられます。
ドイツ語が全くわからない、話せない場合で、あらかじめそれを伝えておきたいのならば、ドイツ語でその点を明記しておいてもいいでしょう。
プロフィールやメッセージは一度作成したらテンプレートとして使い回しが可能です!
また、それぞれのサイトでは収入証明・残高証明・SCHUFAの信用情報の書類をアップロードすることができます。
情報は多い方が有利なので、用意できるものはできるかぎりアップロードしましょう。
ここから先は個人的な内容も含むため、有料記事とさせていただいております。
さらに実践的な内容として
①自分に合ったプラットフォームの選び方
②実際に使ったプロフィール紹介文と作成のポイント
③応募時に求められる書類とその準備について
④オーナーや不動産会社に送った実際のメッセージ(内見依頼〜希望日の連絡)
について、丁寧にご紹介しています。
実際のプロフィール文やメッセージはドイツ語・英語・日本語の3パターン公開しています。
★ドイツにワーホリで滞在中の方、これから来る予定の方
★現地でまだ収入や職業がない状態で物件探しをする方
にとって、きっと参考になるはずです。
ご興味がありましたら、ぜひ続きをご覧ください。
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