アニメ『オーバーテイク!』(2023)感想
2023年 秋クール放送
監督:あおきえい
キャラ原案:志村貴子
10/7(土)
1話
すごく丁寧に作られているオリジナルアニメ(現代日本リアリズムもの)で、いちばん好みのやつだ……志村貴子キャラ原案&『放浪息子』のあおきえい監督ということで観始めたけど、これは確実に当たりだ。
モータースポーツ、F4のことは全く分からないけど、雰囲気だけで観れる。
富士スピードウェイ、むかし走ったことあるから懐かしかった~~
10/14(土)
2話
2話みた スポンサー探し始め回
美術が良すぎる~~~~~ 今期最高
1話の最後でレーサーの泣き顔を盗撮したフォトグラファーの中年男性主人公が物議を醸しており、今回も大人としてはあり得ないほどの世間常識のなさを露呈していく。でも志村貴子作品だと思えば倫理観がぶっ壊れているキャラなんていつも通りだしな……と納得できてしまう。(これは志村貴子の脚本ではないが)
1話冒頭で主人公と一緒にいた元カノっぽい女性 "さえちゃん" が元妻であった(既婚/離婚者であった)ことが発覚して優勝した。主人公の元カノ/カレが出てくるアニメは最高!!!
10/30(月)
3話
4話
日常学生パートの作画がすばらしい




11/5(日)
5話
町内ランニングギャグ回
ありすちゃんがかわいすぎる





~約1年半、放置~
2025/4/5(土)
これ↓を見て、そういやオーバーテイクのアニメ途中まで見て止まってたなあと思い出した。
6話
5,6話みた
5話は再視聴。やっぱりこのマラソン息抜き回が好き。レースやってない時のほうが面白い定期
7話
今回とくにコンテやばくなかった!? 室内に差し込む光の演出、ドアノック繋ぎのジャンプカットや、マンションの階層を整然と見せる水平ロングショットが素晴らしかった。美術も撮影も映像は相変わらず最高。





メインふたりに今ひとつ興味が持てないけれど、それ以外のキャラはみんな好き。『ハイキュー!!』の及川さんみたいな、普段はチャラ男だけど実は誰よりもストイックでひとりで挫折の悔しさを噛み締めて泣いてそうな "天才" キャラだいすき。ありすさんも大好き(鼻影で失恋ハート💔表現するの新鮮!)だし、片想い幼馴染男子のコタも最高に良いやつ。

コウヤは、震災時の炎上騒動に関してはまあなんとも思わないけれど、普段の言動から自己中心的で、そんな彼の再生のために周りが都合よく動いてくれている主人公ポジなのがムカつく。悠くんはコウヤにそんな謝る必要ないだろ。子どもに負担をかけてまで大人がトラウマからの復活をケアしてもらっている姿は見ててキツいものがあるし、そこに逡巡や葛藤や後ろめたさがあればいいものの、あまり見られないので。。
でも動機はどうあれ、高校生ひとりが御殿場から新宿まで電車で旅する展開は好き。
8話
やっぱり引き抜かれるのか。最初あえて時制を飛ばしててびっくりした。


キャラの横側がみんなすごく良い。美しい。志村貴子キャラ原案はやっぱすばらしいな…… 陰影の付け方も非常に好み
ほんと過酷なスポーツであり資本エンタメだな……
悠は総愛され系美男子主人公 父親を亡くしたぶん、周りのみんなが親心を持って大切に接する。コタとの同性の幼馴染関係最高
徳丸ももうひとりの主人公って感じで良い……
これコウヤいらなくね??
悠くん素直な良い子すぎる・・・😭 コウヤなんて気にかけんでええから!
思わず「通い妻」かよと思っちゃうよね笑
うおー東北編だ! 『すずめの戸締まり』みたいになってきた。どっちかというと『やがて海へと届く』かな。
9話
あっさり再会。こういうとこを下手に劇的に描かずさらっとナチュラルにながす脚本に信頼が持てる。
『ゆるキャン△』のような地方観光紹介アニメ始まったぞ! ここぞと聖地を量産している。

モブや簡易作画の目が点になってる表現すき
これ喪失した父息子の経験を互いに補い合おうとしている関係なのか。

アイスクリーム屋のペコちゃん人形を演出に活用しすぎている。巧いなあ
あーあの女の子とあらかじめ交流があったのね
震災描写の注意喚起!
結婚時代のさえちゃんかわいすぎ
そうか、F4の地域振興性をひとつの主題にしているのか。御殿場にしろ大船渡にしろ。
デジカメ上で見る被写体の「田舎」の人々の姿になんでこんなに泣かされるのか。「被災者」だからというだけではないと思いたい。
うわ〜〜〜やめてくれ〜〜〜
「おめぇも入れ、フォトグラファー」 そう、そうなんだよな…… 一眼レフでは「自撮り」はできない。それは自分を撮られる対象となることから守る防波堤であり殻である。
トンネルの隠喩……
うわ〜〜 すばらしい回だった。コウヤいる?とか言ってたの誰だよ…… もちろん、「救われたい」というエゴイズムが満たされる都合の良さが完全に払拭されたわけではない。ないが、それも含めて、人が生きて、写真を撮り、写真に映っていくことに価値があると映像を通じて迫真的に描くことに成功していた傑作だったので、もう文句は言えねえよ。
10話
えっ 小牧モータースに戻ってくんのか……
離婚はコウヤから言ったんだよね? それでこの男どういう気持ちで元妻にこんなこと言ってるんだ。
この業界のこと何も知らないけどレースクイーン文化には毎回ドン引きしている。せめてフィクションだけにしてくれ
勝っちゃうかと思った〜 タイヤか〜
4/7(月)
11話
ライバルチーム内の1stドライバー争い。アツかった~~ 春永くんほんと良いキャラしてるなぁ 徳丸も良いけど。トイレで嘔吐するシーンのリアルさよ
コタとありすの日常パート(パフェ)最高だった。コタありす春永の三角関係ずっとやっててくれ
商店街のスポンサーもついて、大勝利の大団円まで順調に舗装されている。
F4と震災という、2つの題材をうまく組み合わせて扱えているのかはよく分からないが、別にこれらふたつを「うまく扱う」必要などないのだと思う。世界も人生も色々あるよね、という雑多さが、本作のリアリティによく調和していると感じられるので。
12話
これが最終回か~~

さえちゃんの横顔好きすぎてスクショしまくっちゃう

ほんとコウヤは幼稚だ……でもさえちゃんのデレが最高。こいつらもう離婚と再婚を延々と繰り返しててほしい

早朝の空気感の描き方ほんとすばらしい

えちょっと待って今話コンテ良すぎないか?? 監督絵コンテかな

あかんこの3人のライバル関係が最高で泣きそうになってまう・・・

クロースショットで目に髪の毛が重なったときに透けるやつ好き コタの太い髪束から目が透けるの特に好き


泣いた

鼻影ハート最高!!! 赤水面上昇サイコー!!

草

うわ~~いいなぁ 徳丸…… 春永の後方セカンド面は草
顔の立体的な描き方がめちゃくちゃ好きだ。志村貴子原案のキャラが見事にアニメーションしている事実だけでもう感動しちゃう。塗りや色彩設計や撮影も関係してるのかな。
悠にとってコウヤは小牧モータースの「お母さん」。自分を応援してくれるさまがまるで「無償の愛」だから。前話終盤の「推し活」もそうだけど、こういう応援を称揚して産業に仕立て上げていく感じがメインテーマっぽいのはちょっと嫌だな…… いや実際、こういうスポーツは金銭的な「応援」が命なのは分かるんだけど。それを感動人間ドラマのなかで鮮やかに主張してくるのにはじゃっかん引く。スポンサードを辞めた会社を辞めてモータースポーツに激ハマりした女性にさえちゃんが引いてしまっているのと同じ。
悠とコウヤはお互いに"応援"する。そこが一般的な推し活との違いか。いや、アイドルやタレントもファンを応援しているとかよく言うだろうけど……

草


うお~~~最高!! ライバルチームのレースクイーンと整備士。そうかこいつら共に裏方同士なのか。それぞれ、自分のチームの勝敗を"賭ける"。コタよ、チームの勝利に便乗して告白しようとしているうちはいつまで経っても「ひとり相撲」だぞ…… でもマジでこの関係がおいしすぎる。最高の三角関係
うおおおお最高のアニメだった!!!!! 完!!!!!
最終レース、カメラワークから音響から何まですごかった~~~ レース展開も、なるほど徳丸を中盤で離脱させて悠と春永の一騎打ちにするの予想できなくて良かった。
コウヤは最後までどうしようもない駄目なやつだったけれど、さえちゃんがレース中にも関わらずレースではなくコウヤを双眼鏡で食い入るようにみて、電話で発破までかけるのがもう最高のキャラだった。
「応援は自分のため」という最初に提示したテーゼを前向きに再肯定する。春永のほうに「がんばれ!」という声をかける人々も描いてくれてたのが良かった。さすがにサマーウォーズ/ウォーゲームを連想してニヤけちゃったけど。
やっぱり最終話の画コンテ監督だったー
あおきえい監督ほんとうに神…… ありがとう…………
アニメ『放浪息子』の紹介 ↑
志村貴子キャラ原案のアニメ2 ↑
【2025/6/24追記】
↑こちらのnoteの末尾に、『オーバーテイク!』9話の舞台である岩手県大船渡市に行って、アニメで映った場所を巡った写真を載せています。
