超苦戦!四回も公募用長編小説のプロットを書き直した
6月末締め切りの公募用長編小説のプロットを四回書き直した。
私の公募用小説はココナラでお世話になっている編集まさおさんに必ず見てもらって、OKが出てから次のフェーズに進む。なので今回もいつも通り、できたプロットをまさおさんに見せた。今までは一度の大きな修正でOKが出た。が、今回は。
何度、修正案を出しても、編集まさおさんに「テーマにストーリーが合ってない」「今回の修正で××がなくなってる」「主人公がこれだけできるなら、序盤の展開はおかしい」「ラストのぶち上げが足りない」と指摘される。プロットを修正するたびに、別の粗が出てきたり、他の部分の整合性がつかなくなったりと、モグラ(欠点)たたきになってしまった。結果、世界、キャラ、テーマを固定で、ストーリーをまるまる四回書き直す大苦戦。
言い訳をするなら、年末の忙しいさなかで考えたプロットだった。初稿プロットの練りこみがあまりに甘かった。まさおさんは悪くない。
それにしても四回て。私は過去に書いたバージョン管理方法で、ファイルを管理している。
なので無印で始まった初稿プロットを横目に、ファイルを新規作成(全書き直しだから)して、「小説タイトルver2.docx」と名付け、修正するたびにバージョンの数字を切り上げていくこと四回。
「小説タイトルver5.docx」になる頃にはもう、「これでどうだ!?」というヤケクソのような祈るような気持ちになった。それもこれも、初稿のプロットが甘かったんですよ。
まさおさん、よく付き合ってくれたなと心の底から感謝しかない。まさおさんも「俺、優しいよな」って思ってたと思う。私だったら「こんなクソみてーなプロット出してくんなよ」って言ってた。
もう本文を書いたくらいの消耗具合なのだが、でも今回の大苦戦プロットが一番勉強になった。人が成長するときは指摘され、そして修正できたときだ。
一人で書いていたら絶対に思いつかない指摘を受けて、普段使ってない部分の脳みそをフル回転させて修正する。そんなこと考えたこともないみたいな指摘でも、「師匠の言うことは絶対」というルールを課してるので必至に考えると、なんかそれらしい修正が出せる。一段高い跳び箱を飛び越えたような高揚感がある。
パズルのように確定した部分は動かさず、確定していない部分を詰めていく。詰将棋にも似ているかもしれない。
そんなこんなで、やっとver5でOKが出た。
この怒涛の修正で、「狙いのコンテストに勝てる小説」と「自分が書く小説」のズレが見えてきた。これはもう選考に慣れてるプロの編集に見せて、袋叩きにされないと見えてこない。うっかりうまく書けて「初稿プロットでいいですよ〜」ではだめだ。これだと書き手はどこがどう具体的によかったのかわからないまま、再現性のない書き手になる。指摘されて、直して、指摘されて、直して、理詰めで「合格」に辿り着いたときに、「ズレ」が実体として掴める。
今回のプロットのやり取りを通して、「編集さんと一緒に小説をつくる」ことについて、感じたことを有料でお話ししようと思う。一人で小説を書くのと、編集さんと一緒に書くのはどう違うのか。
これが何故、有料かと言うと、編集まさおさんと作品づくりをするのは、これで四作目。つまりそれなりに歴史を積み重ねてきた。ここから先の話は、私の記事でその歴史をある程度読んできた人でないと、誤解を与える(そしてまさおさんに迷惑をかける)可能性がある。過去の記事を読んで、「こんなやり取りを積み重ねてきたのね」と理解したうえで、それでも興味があったら読んでほしい。
さて、ここまでくると、まさおさんの私に対する印象はもう固定していると思う。
「こいつは逃げない」
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