「この人を、もう少し歩かせてあげたい」 ― 限界まで頑張る妻と、寄り添い続ける介護のかたち ―
ケアマネジャーの仕事をしていると、
「これで本当に良かったのだろうか」
と、自分自身に問い続けるケースがあります。
今回ご紹介するのは、まさにそんなご夫婦のお話です。
幻視の中で生きる夫
ご主人はレビー小体型認知症。
部屋の中に子どもが見えたり、
誰もいないのに人の気配を感じたりします。
夜になると、ソファをトイレと勘違いして放尿してしまうこともありました。
歩き方は徐々に小刻みになり、
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