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近代文学の現状と課題⑯ 真面な読者がいない




「恋に上る楷段なんです。異性と抱き合う順序として、まず同性の私の所へ動いて来たのです」

(夏目漱石『こころ』)




私は一応自分の胸の中を調べて見た。けれどもそこは案外に空虚であった。思いあたるようなものは何にもなかった。

(夏目漱石『こころ』)




 
















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