ISEF2026(世界最高峰の10代STEMな自由研究大会)日本代表メンバーISEFersとのLast Minutes Lesson楽しかった♡
(シリーズその⑪:この経験をどうしたら・・)
シリーズ最終⑫:2025、そして2026サポへ
(全国に勝手行脚のLast Minutes Lesson楽しかった♡)
ISEF2025サポの思い出エピソード
・玉川学園、錯視の研究トリオ女子:初めての直接レッスン訪問スタート!
同校は、学生科学賞、JSECとも受賞数々の伝統校です。顧問先生とは旧知の間柄ということもあり、オイラがやってみたいサポについても、直ぐに趣旨をご理解のうえ、快くお招き下さいました。ただ、いきなり初対面10代女子3人と、どうやってやり取りしていいのか、必要以上に気を遣いすぎ(というか、ビビり気味)、結局やったらスイーツを取り揃えて持参~気づいたら、プチ茶話会モードにしてしまったのが、反省点でした。
・米子高専、卵膜の電池応用トリオ女子:マイカー壊れてJAFのお世話に…
とっても楽しく練習やり取りが終了~その後、ISEF2024メンバーだった同校の先輩男子2名と楽しく晩ご飯を一緒してから、さぁ学校の寮に送っていくね~あれ?なんか、エンジン音が、変だ?
愛車のエンジン気筒のひとつが✖となり、JAFさんに来てもらう羽目に。でも、深夜まで一緒に付き合ってくれたISEFer吉田さん、超やさしかった。ありがとう!神戸から持参のスイーツ喜んでくれた3人も、ありがとう!
・静岡北、ペルチェガールズ!見参:伝統のオモロー女子トリオ
こちら、JSEC連続受賞が途切れずの常連校。こちらの顧問先生とも以前からやり取りあり、訪問ご快諾頂けました。で、徐々に直接訪問~対面Lessonに慣れてくるも、これまた過剰に「女子3人」ということに気遣い過ぎてしまい、神戸スイーツ(和洋菓子)攻めという小手先芸に走ってしまう。
ただ、上級生2人(K-Popダンスめっちゃ上手い踊れるSTEAMerペア)と上級生よかお姉さん気質っぽい一学年下のメンバー、というトリオの雰囲気が面白くて、ハマる!

総じて、ISEF2025サポートにおいては、Last Minutes Lessonとしては成立しておりましたが、「気を遣う」のではなく、「緊張感/非日常感」を体感してもらう、という趣旨において、ややズレてしまった、と反省。
ScienceとCommunicationとを繋ぐ、橋渡しに注力せねば。もっともっと、最初から最後までフルスロットルでやるには、どうすべきか?
・訪問した瞬間~バイバイの瞬間まで、ぜーんぶAll in ENGLISH Only!を前面に出していこう
・事前資料共有のTextやり取りからなにから、そこもぜーんぶENGLISH Onlyで
・ISEF&そのjudgeの傾向&対策、個別&全体練習でも、見える化して伝えよう、もちろんENGLISH Onlyで
・Research questionの、そのうえをいく「Initiallyそもそも」を重ねよう
~そうやって360度評価=プロファイリング、を体感して貰わねば!
そして、ISEF2026直前Week、巡り巡るよ全国を!
・学芸大附、お刺身加藤さん:英語が過ぎて、に、日本語が出てこないっす
U-Tokyo GSC NEXT(以下、U-Tokyo)の評議員をご下命頂いたご縁があり、U-Tokyo6期生の前年12月最終発表を観に行く機会があり、そこで出会ったのが、加藤さんでした。とってもチャーミングなテーマで、あぁこれは日本で以上に、世界で評価される、グローカル研究だと思わせる内容でした。結果、見事にISEFメンバー入り。で、NSSメンターのワンワン先輩から、加藤さんサポ希望ありと伺い、フリースペースの閉館時間まで壁打ちゴリゴリ。軽く晩飯喰っていこーぜと誘い、メニューを渡すも「コ・コバさん、英語喋り過ぎて、日本語が、うまくしゃべれないっす」、そんなやり切る&やり尽くすタイプの加藤GO!努力のひとです!
・諏訪青陵、小松さん:まさかのご自宅凸突撃~両親の前で
おなじくU-tokyoで知り合った、小松さん。彼は、日本学生科学賞に挑戦し、見事にISEFの切符を手にされました。私にとっては、初めて、学科賞からのISEFerをサポする機会に与り、個人的に感激ひとしお。で、色々と直前での調整が入り、結果的に、ご自宅に突然、お伺いすることに。まさかの、ご両親がご覧になっている状況で、何ラウンドもゴリゴリin English!
でも、その優れたビジュアル構成、研究構造とも分かりやすく。Learning without brain!というキャッチ―なヘッドラインセンスも素晴らしく、最終的に日本代表12年ぶりのトリプルクラウンという快挙!おめでとう!
・松江東、山本さん坂井さん:国のはじまり、聖地を浄める
旧知の先生(元浜田高校のF先生)から、このペアのサポに行ってほしい、とリクがあり。もちろんマストで参ります!と馳せ参じる。
改めて、なんて美しい、日本の原風景のようなお土地柄なのだろう。そんな風にやりとりが始まり、この母なる宍道湖自体の体験学習が根付いている、とやり取りを通じて、知る。2人にとって当たり前が、決して当たり前ではない~如何に素晴らしいのか、何ラウンドもレッスンを重ねていくうちに解像度があがる&二人の会話力もグイグイあがる!そんな成長の瞬間に立ち会えました。化学部の孤塁を守る顧問のH先生の志にも、胸打たれました。

上野丘ニンヒドリントリオ都甲さん石田さん中村さん:上高魂!
大分の名門・上野丘(上高)、そして化学部ともその歴史の厚みが素晴らしく、営々と培ってきた先輩たちからの引き継ぎを経て、遂にセレンディピティの瞬間を迎えた、そんな重要モーメントを任された3人でした。顧問先生や部員皆さんとっても朗らか&誠実に実験やお喋り&討議を繰り返し、この瞬間を迎えた、そんな「高校理科」として辿り着ける最高レベルの内容を見せて貰えた、そんな気持ちになれました。その価値をどうヘッドラインしたらいいのか、あれこれ逡巡のうえ、少し伝えすぎだったけれどShow your「上高魂!!」そんな思いを伝えた、弾丸フェリーでの神戸↔大分でした。
札幌開成ペア、栗林さん宮嶋さん:バイオリン侍の系譜を継ぐ者たち
大分から札幌に移動~同じ日本列島でもこうも気候が違うかと実感させられつつ、この北の街・北の学び舎が、我らがISEF2023バイオリン侍田中さんを育んだのか、と実感させられます。「後輩がきっとISEFに出るので、そのときは是非サポ願います」という彼との約束、こんな直ぐに成就する日が来るとは!そんな2人ともU-Tokyoの時から研究内容、人柄とも知ってはいるものの、英語でのやり取りは最初で最後。さっそく、ゴリゴリ始める。
~分かってはいるけれど、やっぱり強烈キャラ!二人とも。が、気圧おされてなるものかと「英語でのパーソナルスペースはこんくらい近いから」と対面30㌢にまで近づき、強圧をかけまくる~(コ、コバさん近すぎっす)という気配をガン無視し、そもそも?なんで?どうして?の掛け合いが続く。まるでJAZZのimprovised sessionみたいだ。楽しい、終わりたくない、ずっとこのGrooveに漂っていたい。栗林さんはFast-paced & eccentric、宮嶋さんはSlow-mood & laid back、わ~~~/ゆーったり、そんな対比が 最高!
栗林さんの成果は周知のもので、つくづく素晴らしい!と同時に、宮嶋さんならではの唯一無二の味わいを愉しむには、ISEFスロットの15分では短すぎなのかも、そんな思いにあります。
伝統の静岡北、佐藤さん安藤さん坂川さん:ヒートパイプにPIVOT
今回、唯一の二年連続ISEF出場の佐藤さん、お姉さんもISEFerな安藤さん、そして研究シーズをもたらした坂川さん、それぞれとってもチャーミングなメンバーで、真剣に取り組んでいるからこその、ときどき見せる「オチ」が相変わらずの静北伝統芸!的にとっても面白く&素晴らしく!
どのチームよりも想定QA集が分厚く、どれだけの準備熱量をここまでかけてきたのか。去年のペルチェ素子も活用しつつ、その志が一層高みを向いているのが、伝わります。とくにリーダーの佐藤さんは去年のLessonも経験している分、今回、より難度の上がったLesson内容に戸惑いもあったはず。けれども、ご本人自身、気づいていたかどうか分からないけれど、英語力も各段に上がっており「もう1年、頑張り尽くしてきた」というのが、伝わる。英語での受け答え、リーダーも、安藤さん坂川さんも、どんどん上達!
結局、研究が、実験が、探究が、好きだから!そんな10代ド青春をどの学校よりも、いっつも見せてくれて、魅せてくれる、大好きな静北の挑戦でした。
アメリカンスクールインジャパン五十嵐さん:乗り換えのLAでLesson
多分、誰よりも寝ていなかった、ISEF準備とそれ以外のお勉強との並走で、ヘロヘロだったはずの人が、五十嵐さんでした。
直前合同レッスンで、彼だけがオンラインルームにおらず(忙しすぎて見落としていたらしく)、心配になり&どうしても伝えておきたいTipsを渡したくて、やり取り開始~最終的に、まさかの乗り換え地点LAの空港にて、直前にLesson。もはやLast Minutesですらない、On board, on the way Lessonに。ですが、与えられた機会は決して逃さない、という執念たるや、素晴らしい根性の持ち主。空港の弱いWi-Fiもあってか、あるいはオイラの聴き取り能力の問題か、アメスク英語話者のスピードに部分部分はついていけずながら、それでも何が大事なのか、最低限のお伝えには至る。本当に、頑張り屋さんでした。
このシリーズ最終にあたり、今さらメソッドめいたものをお伝えするよりも、直近のISEF2026メンバーで、やり取りの機会に恵まれた方々との舞台裏エピソードのほうが、「どんだけこの10代メンバーが奮闘してきたのか」が伝わるかと思い、この最終回だけ、実例をご紹介させて頂きました。
ほかにもご紹介しきれない様々な思い、やり取りが、溢れます。
ISEFサポートに関与するとは、そういった幸せなSTEM/STEAM世界を味わう、ということです。
最後に(伊与原新さん「宙わたる教室」のフレーズを、実感)
・10代の生徒はときに、数カ月、数週間という短期間で見違えるほどの成長をみせる:その通りと心から思います
・(それでも)欲しかった。最優秀賞。俺たちはもっと上を目指せる:その日が68年目にして、来ました。でもね、皆んな、まだまだいける筈!
・人間は、その気にさせられてこそ、遠くまで行ける:本当に、そう思います。寄り添うこちらまでもが!
・頭ではなく心と体で理解していること。大きな声や能天気な発言、お節介や涙までもが、チームの潤滑油となっている:そのとおり、です。
そして、伊与原さんですら触れていない未来、将来を、勝手に夢想してもおります。
・いつか、日本のISEFers達のなかから、ノーベル賞に選出されるメンバーが現れるに違いない:それも、もしかしたら今回、悔しい思いをしたメンバーから。その悔しさが、自分を鍛えている筈だから。

当初、5回程度に収めるつもりだった当シリーズですが、気づいたら12回にもなってしまいました。かなりコアな方々、ご関係先の方々には面白がっていただけたら(そして思い出・思い返しのきっかけとなったら)幸いです。
改めて数えてみましたが、たった6年でも、いつの間にやら72名ものISEFerの皆さんと関与させて頂いてきました。
日本が初めてISEFに挑戦した1958年から数えたら、いったいどれだけの人数のISEFersが奮闘し、支援側も含めて、それぞれにドラマがあったことでしょう。
わたし自身、これから先もう何年かは、そういった世界に関わっていけたら、10代の皆さんの成長に寄り添えたら、そんな思いにあります。
ここまでのNOTEにお付き合い下さり、ありがとうございました。
