【ワンチューブ Vol.10】最強の男たちに直撃!「レディーファーストの極意」
ゲスト:古代エジプトの太陽王 ラムセス2世 & 毘沙門天
「はいどーもー!神界の特攻隊長、阿形っす!今日はね、歴史上最強と言われたマッチョな旦那たちをお呼びしたっす!テーマはズバリ『女性への優しさ』。男は外では牙を剥き、家では……?ってところを暴いちゃうっすよ!」
黄金に輝く王冠を被り、圧倒的なオーラを放つラムセス2世。そして、今日も鋭い槍が光っている毘沙門天。二人の巨人が並ぶ姿は圧巻だが、阿形はニヤニヤしながらマイクを突き出した。
「ラムセス様!あなた、奥さんのネフェルタリ様のためにアブ・シンベル小神殿まで建てちゃったってマジっすか?どんだけ尽くしてるんっすか!」
「……フッ。太陽が月を照らすのは当然のこと。私は彼女の笑顔のためなら、ナイルの水をワインに変えても見せよう。……まあ、たまに『砂埃がひどいわよ~、お掃除して!』と叱られるがな。フッ…」
「げええ!太陽王も掃除当番!?……で、こっちの毘沙門天様は?弁財天様にいつも頭が上がらないって噂っすけど?」
「……阿形、それ以上言うな。……弁天は、厳しいことを言うが、心根は優しいのだ。まぁ、昨夜も『その鎧、カチャカチャうるさいわ!』と言われ慌てて、パジャマなるものを身につけたわぃ」
「……世界を統べる王も、戦いの神も、愛には勝てない……」 吽形は、二人の勇者が遠くを見つめる寂しげな横顔に、魂の筆を走らせた。
【吽形・砂漠の嵐と、畳の上の正座】
王座を降りれば ただの男
ナイルの流れに 愛を流し
神殿建てても 小言は消えぬ
「あなた、靴を 揃えなさい」
北を守護する 鋼(はがね)の胸も
琵琶のひと弾き 一触即発
毘沙門天の 震える肩に
パステルカラーの 夜が更ける
昭和のパパも 神様たちも
結局 最後は 膝を折る
レディーファースト それはつまり
「ごめんね」と言える 勇気のこと
「次はどの神様や偉人が巻き込まれるのか……阿形にもまだ分からないっす!でも突撃はするっす!時代も国も関係なく、覚悟しといてほしいっす〜!オッ楽しみに~!」
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