【ワンチューブ Vol.9】どっちが飼い主?「おじいちゃんとペット」の真実
ゲスト:寿老人 & 福禄寿
「はいどーもー!神界の特攻隊長、阿形っす!今日はね、神界のシルバーコンビをお呼びしたっす!……って、あれ?寿老人様、また居眠りしてるっすか?福禄寿様は……あ、杖をどこかに置き忘れてキョロキョロしてるっすね。これ、ぶっちゃけ動物たちがいないとヤバい感じっすか!?」
阿形がマイクを向けると、寿老人は慌てて目をこすりながら立ち上がり、福禄寿は長い頭を揺らしながら、とぼけた顔をした。
「失礼な! わしは、つい……ほんの少し、まどろんでおっただけじゃ。普段はシャキッとしておるからのぉ。ほれ、この鹿もわしの威厳に感服しておるわい!」
(寿老人が胸を張ると、横の鹿は「また言ってるよ……」と言わんばかりに細い目でジト〜ッと彼を見つめた。)
「わ、わしこそ! 鶴や亀に迷惑など一回もかけたことはないぞ!福を配るのに忙しくて、ボケる暇もないわぁ。……おーい、亀よ、わしの杖はどこへ行ったかのぉ?」
(足元の亀は甲羅に首を引っ込め、空を飛ぶ鶴は『勝手にしてくれ』という風にシラ〜ッとした目で旋回している。)
「ありゃりゃ、これ……。完全に動物たちに呆れられ……いや、リードされてるっす!」
(「……老いと、慈しみと、深すぎるため息……」吽形は、主従逆転した神々の穏やかすぎるカオスに、静かに筆を走らせた。)
【吽形・神々の黄昏、動物たちの献身】
長い眉毛の その奥に 隠したつもりの
忘れ物 「わしはしっかり しておる」と
強がる背中に 鹿が寄る
鶴は空から 道を示し 亀はゆっくり
杖を運ぶ どっちが神か わからぬが
それでいいのだ 小春日和
昭和の頑固な 親父にも
黙って寄り添う 影がある
支え、支えられ 生きるのが
一番の福だと 亀が鳴く
「次はどの神様や偉人が巻き込まれるのか……阿形にもまだ分からないっす!でも突撃はするっす!時代も国も関係なく、覚悟しといてほしいっす〜!オッ楽しみに~!」
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