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FOODEX JAPAN 2026で出会った フランス美食の真髄

【全文無料記事】



世界の食が集う舞台で見つけた フランス美食の魅力



東京ビッグサイトで開催されたイベント「FOODEX JAPAN 2026」に参加させていただき、多くの魅力あふれるアイテムと出会いました。

その模様をXやInstagramで随時タイムリーに発信し、その後、こちらのnoteでもおすすめのワインを多数ご紹介させていただきました。

*前回の記事はこちら


「フランス」と言えばワインを連想される方も多いと思いますが、世界を代表するワイン大国であることはもちろん、世界中の多くの食文化にも影響を与える美食の国。
数々の素晴らしいワインが生まれると共に、魅力あふれる食材が数多く存在し、世界的な知名度と伝統を誇るレストランも数多くあるのことは、きっと多くの方がご存知でしょう。

私自身、各ブースを回らせていただいてあらためて気付かされたのは、フランスは幅広い範囲で、食の分野において世界トップレベルの素晴らしい品質を誇っているということ。

長年飲食サービス業に従事してまいりましたが、今回、これまでの枠を越えた新たなフードとの出会いがありました。



一口で広がる贅沢 チョコレートの芸術


まずはじめはこちらのブースへ。


「ショコラ・マテズ」フランスの魅力がたっぷりと詰まったイラストも素敵です。

ショコラ・マテズのプレミアムなフランス産ココアトリュフは、職人の技とエレガンスを兼ね備えた逸品。ひと口ごとに、本物のカカオの甘みが広がり、さまざまな素材(砂糖漬けオレンジピール、抹茶、マカロン、シャンパンのマールなど)が織りなす洗練された風味を楽しむことができます。

パッケージも色とりどりで、気分が高まります。


試食させていただきました。風味豊かで心地よいテクスチャー、ハーブティーやワインとの相性も良さそうです。



フランス伝統菓子の洗練と革新


そして続いてはこちらへ。

「ゴゾキ・ドゥスール」


ゴゾキ・ドゥスールは、プレミアムなペストリーやビスケットを手がけるフランスのメーカーで、厳選された最高級の素材を用いて高品質な商品を誇りをもって製造しています。

それぞれの製品は丁寧に作られ、フランスの伝統と革新が見事に融合しています。

カヌレのバリエーションも豊富。とても美味しかったです。

小売業者からの信頼も厚く、ミニケーキ、クッキータルト、カヌレ・ド・ボルドーなど、さまざまな商品を展開。フランス、ヨーロッパ、北米、そしてアジア各地で楽しまれています。



マスタードの概念が変わる体験


「ボルニビュス」背景の美しいイラストを見ていると、またすぐにフランスを訪れたくなります。

1855年にパリで創業したメゾン・ボルニビュスは、60種類以上のプレミアムな調味料、マスタード、ソースを展開することで知られるフランスのブランドです。

卓越性を追求する姿勢のもと、名高い産地から厳選した原材料を使用し、フランス伝統料理の真髄を大切にするため、小ロットで丁寧に製品づくりを行っています。


カウンターに並ぶバリエーション豊かなマスタード
バスク唐辛子のピマン・エスペレットやマンゴー風味もあり、テイスティングさせていただきました。

素材の風味が豊かでありながら、しっかりとマスタードらしい味わいも楽しめて、料理に少し添えるだけで、本格的なフランス料理として仕上がります。


正直言って全種類欲しい。


ナイスガイのフィリップさんがご対応してくださいました。
マスタードの比較テイスティングは初めての体験。今後、マスタードを見る目が変わりそうです。
マスタードと相性の良いピクルスも試食。食材の風味が豊かでフレッシュ感もあり、ヴィネガーの酸味と風味が加わって素晴らしい味わいのバランス。

パテ・ド・カンパーニュの横にピクルスを添えて、マスタードを数種類用意していろいろな味わいを楽しみながらワインとペアリングする。そんなシチュエーションを思い浮かべるだけで、心が豊かになります。  



食の本質に触れる “塩”の奥深さ


「ソニエ・ド・リル・ド・レ」


リル・ド・レは製塩業者協同組合であり、人材および物的資源を結集し、加盟する70の製塩業者によって生産される粗塩やフルール・ド・セルの収穫、保管、包装、販売を確実に行うことで、ハイクオリティの製品を生み出し、高く評価されています。


お塩は料理にとって欠かすことのできない存在であり、食材だけでなく、ワインの風味を豊かにしてくれます。


とても丁寧に解説していただきました。
資料もとてもわかりやすい。
こちらの図を見ながら解説を聞くことで、塩についての知識と理解が一気に深まりました。本当にありがとうございます。

これまで長年飲食店で勤務してきた経験から、塩の大切さは充分わかっていたつもりでしたが、今回自分の無知さを理解すると共に、よりその奥深さを知ることができ、今後の視点がまた大きく変わる体験となりました。
今後は塩にももっとこだわっていきたいと思います。



フランスベーカリーの伝統を現代へ


「メニセズ」

メゾン・メニセズは、1965年創業のフランスの家族経営ベーカリーグループで、本格的なパン作りの専門家であり、伝統的なノウハウと最新技術を融合させ、半焼成および冷凍のベーカリー製品を製造しています。

コストコ、リドル、アルディ、カルフールのパートナーとして、オーダーメイドのソリューションを通じて、フランスベーカリーの味と品質を日本に届けることを目指しています。


フランス大使館貿易投資庁ビジネスフランスの松木麻子さんに、いつも大変お世話になっています。細やかなサポート、本当にありがとうございます。


ブースに飾られている大きなバゲットが目を引きます。

フルーツ入りのパンの試食もさせていただきましたが、とても美味しかったです。



心を満たす ショコラの贅沢な時間


「モンバナ」
ブース中央のマシンから注いでくださったチョコレートドリンクの味わいが格別でした。


1934年の創業以来、モンバナは情熱あふれる専門性とフランスのノウハウを基盤に歩んできました。高い品質は、HACCP認証や各種認証制度、そして厳選された上質な原材料によって保証されています。

こうした専門性により、フランス国内のみならず世界中で成長を遂げ、自社ブランドおよびプライベートブランド製品を、小売および外食(Horeca)分野に展開しています。


スタッフの方がとても丁寧に、そして嬉しそうに解説してくださり、こちらも幸せな気持ちになりました。試食もたくさんさせていただき、本当にありがとうございます。


あらゆるシーンに寄り添う、幅広いグルメドリンクとチョコレートのラインナップが魅力です。




オリーブオイルで広がる食の可能性


「ア・ロリヴィエ」

1822年の創業以来、A L'OLIVIER(ア・ロリヴィエ)は、オリーブオイルの専門店というだけにとどまらず、本物であることの象徴、そして洗練された食文化の代名詞であり続けてきました。

先見の明を持った薬剤師であり、オリーブオイルの健康効果をいち早く提唱した一人でもあるウジェーヌ・ポプランによって設立されたメゾンは、その本質を失うことなく2世紀もの長い時を歩んできました。

その本質とは、「南仏、地中海、分かち合い、そして団らん(コンヴィヴィアリテ)」の精神です。


バリエーション豊かなオリーブオイル
シトロンとキャビアの風味。素晴らしい香りと味わい。


柚子とマンダリンのヴィネガー。バナナにかけると一瞬で豪華なデザートに。


バリエーションがとても豊富で、見ているだけで楽しくなります。



伝統が息づくフランスの焼き菓子


「サンミッシェル」


1905年創業以来、独立経営を守り続けるフランスのファミリー企業です。職人気質のアプローチと、常に変わらぬ高い品質を大切に、心満たされる美味しいクッキーや焼き菓子作りに専念してきました。

サンミッシェルは、製品を通じて「卓越した品質」「本物であること」そして「感動」をお届けできるよう、情熱を持って取り組んでいます。

味わいだけでなくデザインも素晴らしい。


マシューさんの日本語による解説。とてもわかりやすかったです。


サンミッシェルを代表するガレット。まさにフランスの味。





日常を豊かにする贅沢ポップコーン


「ナタイス」

ポップコーンへの情熱と革新を積み重ねて30年。「Natais(ナタイス)」は、あらゆる形態の小売店、スナックサプライヤー、映画館、そして産業メーカーへ、電子レンジ用、業務用バルク、ポップコーン用種子などを提供する、ポップコーン市場の主要メーカー。
種まきから最終製品に至るまで、ポップコーンひと筋に取り組んでいます。


試食せずにはいられません。


カラメルと塩の風味の2種を試食。とても風味豊かです。


「ポップコーンは映画館で食べるもの」という意識が定着していましたが、日常の中での休息のひと時に取り入れることで、贅沢な気持ちになれることを、今回実感することができました。




空間まで変えるパンの力


「ブリドール」

ブリドールは、外食産業および小売業界向けに、ハイエンドな冷凍ヴィエノワズリー(菓子パン)、パン、パティスリーを提供するフランスの製造メーカーです。


焼きたてのクロワッサンの試食。とてもいい香りがします。クロワッサン大好き。


陳列されているパンやパティスリーがとても美しい。東京ビッグサイトにいることを一瞬忘れそうになります。




出会いから広がる、食の可能性


今回のイベントで出会った魅力的な食の数々。前作の記事とX、Instagramも合わせて、多くのおすすめ商品をご紹介してまいりました。

世界中の多くの食品が日本で楽しめるようになってきた今でも、まだまだ未知の魅力的なフードがたくさんあることを、あらためて実感できる貴重な体験となりました。

このような素晴らしい機会をいただき心から感謝すると共に、フランスワインと料理がきっかけでこの世界に入り、育てていただいた者として、これからもフランスの飲と食の魅力を発信していける存在でありたいと思っています。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしています。


ワインディレクター・ソムリエ
田邉 公一




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田邉 公一 🍷 Wine director 最後までご覧いただき、心より感謝いたします🥂