春分|私、春のファンになってしまいそう
タンポポを見かけると、ポメラニアンのことを思い出して嬉しくなる。「ポ」しかあってないじゃないかって? いやいや。イベージカラーが黄色なところ。中央からふわっとひろがる花びらの感じ。綿毛がふわふわと風にそよぐシルエット。春になるとまんまるくなって日向ぼっこをしている姿。個人的な感覚も大きいが、うちのポメラニアンとよく似ている。
散歩をしているとタンポポがいくつも発見できる季節になった。春だ。私は春分の日にnoteを書くのを楽しみにしていた。
本当は数日前から「私の二十四節気」を書きたくてうずうずしていた。しかし私が住む地方ではこの数日、あいにくと天気があまり優れなかった。雨が降ったり、冷たい風が吹いたり。春分なんだから、しっかり春らしくして欲しいと心底願った。
そうして春分当日を迎えてみると、ちゃんと春らしい陽気だったから、意気揚々としていたのに。本日はなんと、起きた瞬間に思ったことを早々と書き上げてしまった。ひさしぶりに「書きたい」が腹の底から込み上げてきて。さいわいこのタグに〆切は設けられていない。記事を書くだけ書いて、明日更新することに決めた。
前回の二十四節気、啓蟄では、春色のスプリングコートを着るのを楽しみにしていると書いた。あれから一度、無事にコートを着ることができた。普段着よりも肩がかっちりしているから、背筋が伸びる心地だった。肩がこる感覚もあったけど、まあ良いでしょう。おしゃれな服を着ている人は、背筋が伸びているに越したことはない。お気に入りのコートだから、今後も気候さえ許せばたくさん連れて歩きたい。
最近は歩いていると、あちこちに花の色が見られるようになった。桜なんかはもう大分散っている。地面にちらばった桜色を眺めて風情を感じる。
他にも桜の近くに生えている木々から、白や黄色の小さな花が生えているのに気が付いた。毎日同じ散歩ルートを通っているが、確かについ数日前まで、世界はこんなにカラフルじゃなかった。十二色から二十四色に、使っているクレヨンの色が一気に増えたみたいだ。
それからこの二週間ほどで、鳥の姿や鳴き声が増えている。最初はカラスだったから、季節なんか関係なく、ただの偶然かと思った。それが二羽に増え、下手くそなウグイスがいると思ったら、ヒバリの声が聞こえるようになっていた。気づけばウグイスは鳴くのが上達して、ちゃんとホーホケキョと言えるようになっている。
今の気候、散歩をしていると本当に心地が良い。風が吹いたり日陰に入ったりすると肌寒いけれど、日の当たる場所なら薄手のジャンパーを羽織ってちょうど良いくらい。もうすっかり春のファンになってしまいそうだ。お願いだからもう少し今の季節が続いて欲しい。鳥たちもきっとそう願って歌っているよ。
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