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家を売りました

東京町田の家を売る際の、スッタモンダした話を記事にしました。


都会より田舎がいいって思ってる?

東京都町田市で住んでいた家を売却して、いまは淡路島に移住しています。

町田と言えど東京。住んでいるだけでなにかとお金が掛かります。
約20年住んでた家を売却して、田舎暮らしを始めたいとずいぶん前から思ってまして…。老後はお金をあまり意識しなくて済む暮らしがいいなと。

10年前、大病を患い命拾いした経験、子供の独り立ち、長期ローン、夫婦の在り方、同居してる妻の両親とのことなどいろいろ考えてのことです。
妻の両親とは、部屋に余裕があったので、妻とは幼馴染で古くから知っている仲でもあったので同居を誘って一緒に暮らしていたのです。妻も働きに出たかったので、義母が主婦してくれるのが有難かったのもあります。

子供が独立(いや、その前からかなぁ…)すると夫婦も冷めたもので、空気のような存在と言うと聞こえはいいですが、「無関心」「愛ってなに?」、「家族ってなに?」とか、改めて考えさせられました。

家族としての在り方とか、老後でのお互いの過ごし方とか、そんな本音を交わすと、奥さんも「いままで頑張ってくれたから好きにして良いよ」と数年前から言ってくれてました。

私の希望は自給自足なネイチャーな生き方がしたいのだけど、それには妻は着いてきてくれそうにありませんでした。別居婚か離婚か、まぁどちらでも構わないかなぁという感じでした。

家を売るという意味

家を売るということは「じゃあ今日で解散!」な訳です。(家族ゲームのセリフにありましたねw)

なぜだか、このセリフを言う日が来るんじゃないかと憶えていたのは、私の生い立ちのせいかもしれません。
私は小学5年から母や妹とは離ればなれに暮らすことになりました。
暮らしぶりについて、ここでは詳しく触れませんが、あまり家族に恵まれた少年期を過ごしてこなかったのです。

家を持ってしたかったこと

家を持ってしたかったことは、仲間を招いて楽しく飲み会をやりたかった。いや、実際に以前の会社でバドミントン部結成したころには、毎週のように家飲みやっていたんだけども、あるときから封じられたのが、わだかまりとしてあったのかも。

それからは宅飲みではなく、外で飲むことが増えていきました。
たまに奥さんも連れていつものメンバーと外飲みしたときには、男女問わず慕ってもらえる旦那を持てて鼻が高いという余裕ある反応でした。
結局は「お釈迦様の掌の上で暴れている孫悟空か」と思わされたものです。

でも、飲み仲間二組を家に招いた時は、奥さんはやっぱり歓迎ムードではなかった。というのも同居する親を気遣ってのものだろう。奥さんの両親は、インドア派で外食に誘っても、旅行に誘ってもついてこない。お土産やプレゼントしても放置。返しが出来ないから、お金使わなくて良いという配慮なのかもしれんが、思い描く家族の形が違っているなとは感じていた。深くは追及しないようにしていた、私が悪い面もあるだろう。

とはいえ、義父母に娘に関することで本音で衝突したこともあった。しかしそれで家族の深みが増すこともなかった。その時のリアクションから、この二人はいつか離れて暮らしたいのだろうとさえ感じてた。

家計は、生活に必要な定額を私が負担、嫁や義父母がいくら負担し、いくら残しているのか知らなかった。

義兄も、本来私は私で新潟時代からの親友だったのに、義兄が抱えている問題を、義父母に「触れないで欲しい」と扱われたのも不満だった。

私の本音は「家族らしい家族を欲していたのかも」というのと、「この家族はそれを求めてはいない」というのに気付いてしまったのだ。

それを知っての奥さんの「いままで頑張ってくれたから好きにして良いよ」だったように思う。

こういったことも娘とは話していて、特に反対もされず、移住に対しても「そうなんだぁ」って反応だった。ひとつ言われたのが「まさか、そんなに離れたところに移住するとは思ってなかった」でした。

なのでお互いに好きな道を選んだ結果が、家を解消してお互いの道を行くことに自然となったんだと思う。

家を売ることに決める

ということで、家のローン完済を頑張るんじゃなく、途中で売却して移住を希望していることについては何年も前から話していたし、週末の晩餐でTV「ポツンと一軒家」を見ながらアピールもしてきた。(リアクション含めて「あー、誰もついて来ないんだろうな」とは思ってたw)

都度都度、移住アピールに努めつつ、淡路島への熱も高まってきた。
実はもうひとつのキッカケもあるのだが、ここでは伏せておこう。

本格的に移住すること(移住についてはこちらに詳しく書いた)に腹を決め、「家を売るよ」と家族に宣言、売却に動き出したのは2024年の9月ぐらいからでした。

専属?専任?一般?どの媒介契約にするか

家を売却するにあたって、自分だけの力で売ることは難しいですから、業者に媒介を依頼するのですが、媒介契約には幾つか種類があります。

専属は一業者に丸投げ。専任は一業者と自分自身でも売手を探せる、一般は複数業者に依頼。責任の所在が特定されるほど売主への報告義務が強くなります。仲介手数料はどの契約でも上限は同じ(400万以上は売買価格×3%+6万円+消費税)。ただし友人の業者とか新興業者に頼むと、3%を1.5%にしますってこともある。友人なら信頼できるけど、新興業者に頼むときは要注意。やれ隣地との境界を明確にするのに費用が掛かるとか、Webでの露出を上げる費用だとか、他の部分で上増し要求する業者もあるようなので、そういったことがないか予め確認して契約したほうが良い。

私の場合、同じ区画内にほぼ同仕様の家がすでに売りに出されていたので、これを基準に売値をー100万して比較的お得感がある設定で、まず始めには複数社で露出したほうが良いと思って一般媒介にしました。ただ、業者に言わせると複数掲載は買う側にあまり印象が良くなく、一般媒介の契約先は3社程度に絞った方が良いとのことでした。私はそうとは知らず、Webでの見積もり比較サイトでまず見積もってもらい、その複数社の応対態度から厳選した3社、淡路移住絡みの1社とその紹介で1社、ご近所で1社、友人で1社の合計3-1-1-1-1の7社に依頼しました。
それが途中の進捗状況から2-0-0-1-1の報告活動へと自然と絞られていきました。

内見が思うように進まない

Web掲載したてでは、2件立て続けに内見依頼が来たのですが、そのあとはパッタリ止まってしまいました。そこで決まらなかったのは、希望購入額がかなり下回ったからです。ただそのうちの一件は、業者による転売もしくは賃貸経営を目的としたもので、あまりに早すぎたのでほかも様子見したく、保留しちゃいました。(そういう業者は安く買い叩くと思い込んでいた)
後になってみれば、そちらの方がスムーズかつ納得な金額で早期売却できたなと思いました。

もう一件のほうは良いご家族だったのですが、予算的に見合わずかなり低い提示額だったのでスルーしました。(前述業者と並行してたので比べた)

でもこの2件を経て、評価的には悪くない、実物を見てもらった方がWebでの印象より評価が上がることが得られました。

そもそもご近所さんの設定額が自分としては強気の設定だと感じていましたので、実勢価格に合わせるべく1ヵ月単位で徐々に値下げしてみました。

実勢価格前後から、再び内見の依頼が復活し始めて来ました。
皆さんよく見ていらっしゃいますね。

内見から商談へ

ふたたび2件の内見がありました。
うち一件は、実際に見て気にいってる。でもまだ探し始めたばかりでほかも見てみたい。というお客様がいらっしゃいました。その場でどこをどう改修しようかと、具体的に話をしていたのでかなり積極的で期待が持てました。

もう一件この方は、ご近所で前から気になっていたという方でご夫婦で訪れました。奥様の方は大変気に入ってる様子で、熱心に話を聞いてくれたのですが、ご主人の方は違うところを見たりと、なんだか粗探ししている様子だったのが気になりました。その日は一旦帰られたのですが、数日後にもう一度、今度は奥様がご両親を連れて見に来ました。しかもお父様は元銀行員で今は宅建コンサルタントをしている業界人で事情通な方でした。

一通り見終わって娘が気に入っているのであれば良いのではないかという見解でした。しかも前に気に入っておられた方が再度見に来たいという動きもあって、状況を両者に共有、どちらが先に申し込みするかという状態を作って、その結果ご近所さんから申し込みを得ることが出来ました。
この時点では2024年末には売却できそうな話で進めていましたが…

おいおい、雲行き怪しいぞ

詳細な条件を詰めていく中で、私と業者、業者とご主人で話し合いを進めていきましたが、検査済証が無いことを理由に、買主さんがゴネ始めました。
検査済証が無いこと、銀行融資対策など、そのために値引きを折込み済みであることはお話してあったはずなのに…

私の物件は築20年以上なので、その当時は検査済証の発行がないことが良くあったのが実情で、業界的にも知られています。当時、検査済証が必要になるシーンは住宅金融公庫から借り入れる際に求められる以外あまりなく、費用も時間も掛かるので省く業者が多かったんですが、姉歯事件をきっかけに義務化が進んだんだそうです。奥様のお父様はそのあたりも熟知していて、銀行から借入する際もやりようがあることは知っておられたようです。

しかし、ご主人はもともとそれほど乗り気じゃない、お父様が出てきて立場がないのでせめて難癖付けて大幅にコストダウンを図りたいなどの思惑があった様子。また業者の方も年配ではあるのですが、宅建自体は最近取られたようで、検査済証の事情にも疎く、あまり交渉が上手くなかったように思います。実際、乗り気じゃないご主人と一対一になる電話での交渉がほとんどだったようで、それは乗り気の奥様を巻き込まないと上手くいかないのではと指摘したこともあったほどです。

検査済証にこだわるんであれば、最初からもっと新しい家を探せば良かったんじゃないかと思いましたが、買主さんも自分のこだわりに最初から自覚があるという訳ではありません。

結局はキャンセルになってしまったのです。

仕切り直しで専任契約へ変更

これまでも検査済証・物件状況確認書・契約書のことなど、いろいろアドバイスしてくれていた友人の業者との専任契約に切り替えて進めました。
お客が付きさえすれば、知識も豊富でお客様を納得させられる安心感はあるのでそうしたのです。

ですが、いまいちネームバリューの差でしょうか。問い合わせが上がってきません。友人もこのままではいけないと思ってくれて、再び一般媒介で2~3社に絞って価格も見直してやってみないか提案を受けました。
以前の一般媒介で契約したところとは別に、業界で力があると他業者からも認められている会社をメイン、友人の会社をサブにつけるフォーメーションでリスタートしました。

力のある営業マンの動きは違うなぁ

メインに添えたのは東宝ハウスさんです。

契約の際に営業マンの方も実物を見て大変気に入ってくれて、これならすぐ売れますよと太鼓判を押してくれたのです。もともと、ご近所で探しているお客様を何名か知っていたようで、すぐに内見の希望が来ました。

そこからはトントン拍子です。いろいろと面倒な詰め事も深夜とか時間関係無く動いてくれて、即応性が半端なく良かったです。

かえって移住先を早く決めないと、売る時期を決められないプレッシャーを感じたほどでした。

最後まで頼りになる営業マン

契約書の取り交わし時には町田に居ましたが、実際の売買当日はすでに淡路に移住していたので町田での対応は営業マンと司法書士にお願いして、対応していただきました。売買後も特にクレームなく、たぶんうまく捌いてくれることでしょう。

大変お世話になり、ありがとうございました!

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こいずみこういちろう いただいた応援が、さらに深掘りした考察を続けていきたい意欲になります。 私の探究が、少しでもあなたの気づきになれば幸いです。