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⛴️小笠原・父島一人旅①おがさわら丸に感動したので写真もりもりで語りたい

小笠原へ行くことを決めて、船に乗るまでの話はこちら。

『片道24時間』
経由なしの便では日本最長国内航路✨
という「おがさわら丸」に初めて乗った、素人目線の感動を綴りたい。


船内概要(パンフレットとサイト)

概要はこちらから。

このパンフレット⬇️が分かりやすかったのだけど、船内でしか見つけきれらなかったんだよな。
※2026年4月現在

片道、最大約9万円!
ローズが泊まるのはきっとここで、ジャックは2等和室だな…。

乗船して見つけてテンションが上がったのが、出港後に
『何時くらいにどこを通って何が見える』情報!✨

片道、握りしめてた。

書いてあるとおりに、「出港から3時間は東京湾観光を」。
帰ってきて知ったけど、ネット上でも見れる。

https://www.ogasawarakaiun.co.jp/service/img/smartvoyage.pdf

村民だより。ただ旅行に行くんではなくて、こういう日常を見たい。



船内入口

いざ乗船!
11:00出港に向けて、15分くらい前から客室ごとに案内開始。
上級客室が優先なので、エコノミークラスの私は最後。

大きいー!!思わずここで立ち止まって撮っちゃう方、多数。もちろん私も。
おがじろう!!
はじめまして!

乗って、振り返ると船員さんたち。
たたずまいがカッコイイ…!

入ってすぐインフォメーション。

入口(乗船口)は4デッキ(4階)。

貸出図書たくさん!

ちなみにこの本棚の下段がガントチャートになっていて、時間軸に合わせて
・東京から小笠原諸島までの地図
・各ショップの開店時間
が書いてある!
時間を見ると
「いまこの辺りを航海中なんだな」
「このお店が開いてるな」
などが分かるのが便利。

海に関する本が多めな気もするけど、関係ない本も。
どなたかの寄贈なのかな。
行き帰りで3冊ほどお借りしました。

階ごとに休憩スペースもあり、ここで「はじめまして」の方と会話が生まれたりも。

私が行きすがら話しかけてくださった年配の女性は、
「母が以前父島に住んでいて、数十年ぶりにおがさわら丸に乗った」そうで、
「以前とは比べ物にならないくらいきれいになっていて、驚いた!」とおっしゃっていた。
なるほど。旅行以外にもそういう目的の乗船もあるんだな。

船内を行き来する中央の階段も、分かりやすくてきれい。

調べてみたら、現おがさわら丸は三代目。
かつてはとんでもなく小さな船で…
現代の世でも24時間かかる航路を、よく迷わずに行き来できたな…と先人の勇気と根性と技術力に頭が下がる。

他、貴重品を置くロッカーや、生鮮品のお土産を置くロッカーなども4デッキにあり。
片道24時間を快適に過ごせる工夫が、本当に至れり尽くせり…!



船内各地に置かれているエチケット袋。
これも大切。

帰りの船内(後述)では各所で減ってた。



船内飲食店

おがさわら丸船内で、食べ物を調達できるのは3か所。
お支払いは現金か交通系電子マネーのみ。
クレジットカードやQRコード決済は不可。

一番広いお食事処がここ。

レストランChichi-jima(父島):4デッキ(4階)

床がカラフルでかわいい

こちらは朝・昼・晩の食事時間にのみ開くスタイル。

メニューはこんな感じ。

旅に出ると、
「その場に行かないと食べれないものを食べたい」派としてまずいただいたのは、
『父島産 島塩ラーメン』。

うん、塩ラーメン。

ちなみにイスがすべて固定されているのは、「そっか、船だからか…!」なんて当たり前かもしれないことにもいちいち驚いたりして、楽しい。

店内もカラフルでかわいい。

船外が見える席が、やっぱり人気。

帰りの昼ごはんには『出汁香る牛丼』を。荒波を眺めて揺れながらの食事は、なかなか無い体験!

特に出汁は香らなかったけど、そういうことは問題じゃない。


もう一つがこちら。

展望ラウンジHaha-jima(母島):7デッキ(7階)

ここは航海中、ほぼ開いているお店。ありがたい!
店員さんの一人が、求人広告によくある「明るく元気な対応ができる方」そのものの体現者で。
どのお客さんに対しても歌うように話す姿は、そこだけスポットライトが当たっているように見えた。

メニューはこんな感じ。

ここでも、「その場に行かないと食べれないものを食べたい」派として、
『おがさわら丸船内で焼いたアップルパイ』を。

うん、アップルパイ。
「おがさわら丸船内で焼いた」かどうかはよく分からず、だけど、気持ちが大切なの。

夕日と朝日が見える時間と場所を教えてくれるの、
地味にありがたいー!

そして夜には『メカジキカレー』を。

うん、カレー。
「カレー」味にかき消されていたので、仮に今後「メカジキって美味しい?」と聞かれても答えられないことに、食べてみて気づいた。

ちなみにこのお店、終日開いていることもあってか、時間帯によって客層が全然違う。
出港直後からは年配の皆さまの酒盛りが行われていて、バブル期を彷彿させるようなリアル「ガハハハ」が各所から聞こえてくる盛り上がり。

逆に翌朝は、PC作業や読書をするソロ活動の若者が多くて、とてもとても静か。偶然となりに座った年配のマダムが英字新聞を読んでいたりもして、格好良かった。

もう一つはこちらの売店。

ショップ ドルフィン:6デッキ(6階)

文房具やTシャツ、食品などのいろんなお土産や、カップ麵やレトルト食品、おやつなどがあるお店。

このポスター↓のステッカーや御船印なども…!
見ているだけでわくわくする店内。

日和って買いそびれたのだけど、ちょっと食べてみたかった。。



行き:東京から小笠原諸島への船内景色

ちらほらと居るお見送りの声を受けて、いざ出港。

レインボーブリッジをこの角度から見る機会は、なかなか無い…!

割と強風。

出港して早速、各地で酒盛りが始まったり、

おひとり様で海を眺め続ける方も居たり。

この辺りから、既に電波が怪しくなる楽天モバイル。

私の機種の互換性がいまいちなのが原因、きっとそう。新宿でもマップが機能しないのでだいたい迷子。

岸が見えなくなるごとに、どんどんなんだか切なくなる不思議。

同時に、ますます格好良く、頼もしく見えるこの赤と青のライン。

風の塔をこの場所から見る機会も、なかなか無い!

案内通りなら、東京湾にいる14:00くらいまではつながるはず…!
だったものの、東京湾アクアラインを過ぎた辺りで、電波消失。

ちなみに「24時間ネットが無い生活なんて耐えられない!」という方、
もしくは仕事で使う方向けに、有料で接続が可能。
片道24時間4,000円。

ただ、出港後ネットが繋がるうちに諸々の手続きが必要なので、使うなら事前に決めておいた方が良さそう。

船内客室

2等和室エコノミー

おがさわら丸船内、それぞれの客室とお値段はこちら。

私の属性として、
・一人旅
・割とどこでも寝れる体質
・宿泊費より食費に使いたい
という点を踏まえて、「エコノミーで充分でしょ」と思っていたものの、雑魚寝には一抹の不安。

仕切られているとはいえ、左右男性に囲まれたりするのはどうなんだろう…と思って、一応〈2等和室〉の〈レディースルーム〉を選択。

2等和室の場所は、4デッキ(4階)の入り口から3デッキへ降りて、

タイタニックのテーマソングが脳内に流れる。

フルオープンの部屋(?)が並ぶ形式。
手前が男女兼用、奥がレディースルームで仕切られている。

ザ・雑魚寝!
2等和室エコノミーはすべてこの形。

一つだけ困ったのが、コンセントが奥のテレビ画面の下、壁に一か所しかないこと…!
閑散期ということもあってか、この部屋に私ともう一人のみだったので問題なかったものの、夏休み期間など人が多いときは譲り合い、もしくはモバイルバッテリー持参が良さそう。

一人分のスペースがこちら。
乗船券に書かれている部屋番号と、ここの番号が指定席。

右端の穴に入っているのが枕で、上の段が荷物置き場。
三つ折りのマットレスを広げて、白いカバーを枕と掛け布団の上部に被せて使用。

頭の部分が仕切られているので、寝てしまえば意外と周りは気にならず、快適。
ただ、枕がちょっと固め&高めで合わず…笑
持参したストールを丸めて、枕代わりに。

三つ折りのマットレスはこのくらいの厚さ。
個人的には問題なかったけど、腰を痛めている方には薄いのかな、どうなんだろう。

掛け布団も薄めなので、寒いかも?と思ったものの、4月半ばに半そで+長ズボンで意外に問題なし。
寒い方には、300円で毛布のレンタルもあり。冬は必要そう。

私は寝るとき以外はずっと船内をうろうろしてたけど、このスペースでは、寝たり、タブレットで動画を見ている人が多かったな。
一人分の居心地としては、充分快適。

トイレとシャワー室

エコノミー室は、女性用のトイレと同じ入口の奥に

シャワー室。
手前と奥で分かれていて、棚もあって全然問題なし、快適。
島に行くのに、謎にサンダルを持参しなかった私にはちょっと足の置き場に困ったくらい!(遠い目)


船内イベント

行きの船内では、小笠原諸島について教えてもらえる場もあり。(無料)
「4階のレストランで実施します」という船内放送があって参加。

50人くらいいたかな。

東京から1,000キロ、って言ったら、北海道の根室や九州の鹿児島くらいと同じ距離ってすごい…!

「小笠原諸島の中で、人が住んでいるのは父島と母島のみ」とか、それぞれの人口もここで初めて知った。

小笠原諸島と沖縄の緯度がほぼ同じ、というのもここで初めて知って「えっ」てなった。
知っていたら、服装がもう少しイメージついて、準備時間も短縮できたなああと自分の計画性のなさに遠い目。

「一度も陸続きになったことがない」ってめちゃくちゃパワーワード。

「船内には酔い止め薬を売っていないので、必ず持参するように!」とネット上いろんなところで書かれていた。
なんで売らないんだろう、絶対ニーズあるよな、と思っていたけど医薬品販売業許可の問題かな。


一晩船内で過ごした翌朝は、スタッフの方が甲板で見える島や鳥の説明をしてくれる。

父島が見えてきた!

う、海がきれいすぎる…!

無加工の青!
これ見ただけでも来てよかった、と、じーん。

船を出迎えるのは島の方々と船員の方々と思いきや、海上保安庁と警察官の方もいるのに驚き。

最後、この最前列の私服の方が(見える場所からは)一人でタイミングを決めてて格好良かった。



帰り:小笠原諸島から東京への船内景色

ここではおがさわら丸について語ると決めたので、到着したあとの島内のことと、話には聞いていた「島からの豪華なお見送り」は、三日しか居なかった私でも泣くほどすごかったので、また別で。

帰りの船は、台風の影響で当初の予定から出港が一日前倒しに。

まさにここに居た。


時間的に島で夕日が見れなかったので、船上ではイケるのでは?!と一縷の望みをかけてみたものの…

うーん、

残念。。
でもこの、雲間から漏れる太陽光の筋はすごく好き。
強風にあおられながら、一旦退散。

台風を背にして進む船内ってこんな感じ

台風の直撃を避けるべく一日前倒しで出港したものの、まあまあ揺れ続ける船内。
歩くときには、常にどこかを持っておく必要がある船内。
例えるなら、車で悪路を進むときに、たまに内臓がヒュッて浮くような感覚、あれが続く感じ。
車だったら「ちょちょっと止めてください…」とか言えても、船だとそうもいかないのか…!ということに気づいた瞬間、「お金は借りられても自分の健康は借りられないんですよ」と勝間和代さんの言葉が頭に響く。

「酔わない。」
と心に決めて、なんとか夕食・シャワーと済ませて、「これ寝れるかな…」と思いながら、揺れが徐々に心地よくなって。
すごい身体が左右に揺れて目覚めた、深夜3:00。

「え?これどういう状況??」と好奇心が勝って部屋を出たところ、(変態)点滅を続ける「船内動揺警告灯」!

「船内」が「動揺」してるってなかなかドキッとする単語。

船内の案内によると、居る場所は小笠原諸島から東京までちょうど真ん中あたり。

窓から外を見ると、昔の東映の映画オープニングみたいな白波がひたすら打ち上げらている。

こういうの。

を、深夜にスマホ抱えて撮りに来てる人なんて、まあ誰も居なかったけど。

無言で興奮しながら15分くらい眺め続けてた。

荒波の中を、ものすごいスピードで船が進んでいる…!
インフォメーションに居る船員さんも、平然としている。

何この技術力、何この安心感。

なんだか楽しくなってまた、揺れながら眠りにつかせてもらって贅沢だなーとしみじみ。
小学生の頃からバス通学をしていたからなのか、何度か船で潮干狩りに行った経験があるからなのか、どこでも寝れる体質だからなのか、結局一度も酔い止めを飲まずに無事だった。私の勝ち!(そういう話ではない)



翌朝もまだまだ、荒波を乗り越え続けて進む船。

窓にも波がかかる。

甲板にも出られない状態。

船内も静か。たまに吐いてそうな咳き込みが聞こえたり。。

東京湾内に入って陸地が見える辺りから、風も波も収まって甲板にも出られるように。

東京湾アクアラインが見えて、

飛行機を見ると、一気に日常に戻ってきたような感覚。


この、ぐいーーーーんと曲がる航路がかっこいい。

ちょうどこの航路。


それにしても、島から初めて出てくる子の気持ちになってみると、初めて見る「街並み」が「東京」なのは…
私なら心臓がキュッとなりそう。
風景のギャップがでかすぎて、ビビり散らかすと思う。


無事、到着。

ものすごーーーい便利な恩恵を受けているので何も言えることはないのだけど、海の色の違いを知っただけでも視野が広がった気持ち。



改めて、
「24時間の航路を無事に完遂する」ために、
「一日前倒しの出港」という判断をして、結果たったの「1時間遅れ」で無事に到着するこの技術力と判断力に敬服。

船長さん、船員の皆さま、本当にありがとうございました。
おがさわら丸に乗れただけでも、感動。

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