その選択はなにに基づいているか?
前回、人は行動するとき、選択しているか、反応しているか、というお題で記事を書きました。
そして、反応からの行動だとお互い化学反応が起こって火花がバチバチ飛んだりして、しんどいけど、選択というベースがあると少し冷静になれるよ、というお話しをしたと思います。
今回はその、選択について。
そもそも論。人は何か行動を起こすときに必ず「何かを選択」しています。
それは「自分にとって何が一番都合が良いか」という選択ですね。
腹を立てて相手を責め立てるのも「自分の正当性を主張したいから」だし。
相手を立てて謝るのも「トラブルを回避したいから」だし。
必ず自分にとって損か得か、という視点でほぼすべての物事を選択して行動を起こしているわけです。
えー?そうかしら?と思われるかもしれないけど、子どもに怒鳴りつけているときも家のチャイムが鳴ったらすぐに切り替えて「はぁい♪」なんて言えるでしょ?
つまりは自分にとってその時「都合がよいことを選択して行動に起こす」ことを人はしているわけです。
損得で選択してるんですよ!

子どもなんて親に対して悪いことをするときってこんな感じですからねー。
ここについてはまた説明しますが。
で、その選択からの行動すら損得からの反応的な人が多いので、そこを何に基づいて次の行動に移すかで人生変わるよ、ということを私はとても大切にしているのですけれど。。。
まず!
人は自身の心の内側に抱えることができる状態は二つしかない、という考え方があります。
曰く「荒れた状態」か「安定した状態」かという二つです。
「荒れてすさんだ状態」と「美しく愛に満ちた状態」と言い換えてもいいですね。
荒れた状態とは。
不安、猜疑心、比較、怒り、恐れ、否定、絶望なんかがありそうですね。
安定した状態とは。
安心、安全、愛、希望、勇気、なんかがあるのかな。
で、人は行動の下に何かしらの選択をしているわけなのですが、その選択が「美しい状態」からなのかそうでないのか。
そこで人が取る行動が大きく変わります。
今回の件でいえば、彼女はとりあえず反応で相手方に殴り込むことはしなかった。
でも、憤懣やるかたないわけで、心の行き場をどこに落としどころをつけようか迷っていたわけです。
選択するにしても「相手を否定するのか」「自分を卑下するのか」「あいてを言い負かしたいのか」「相手に理解してもらいたいのか」「もうそれもどうでもいいのであきらめてしまうのか」
どれを選択しようか、そこからの行動をどうしようか。ぐるぐる迷っていたわけですね。
で、私が行動には「美しい状態」と「荒れた状態」とあって、人はどっちを選択してもいいんだよ。それは本人の自由で「自己決定権」を行使していいんだよ。という話をしたわけです。
そしたら、彼女は「そもそも論として『同じ理想をおいかけて』仕事をしていたわけだと思うので、そこをベースにして、これから先もよりよい関係性を築けるように相手を尊重しての提案してみようかな。視野を広くもてばそれは愛だよね」という選択をしました。
ふんふん、それならそれでえんんでないの??と答えました。
ただ、相手を尊重と言っても自分を落として相手を不必要に上げる必要性はないし、それは愛ではないので、「向こうがやってしまったミスはミスとして伝えることはしてもいいんだよ」とは言いました。

これ、いろんなところで見ると思います。
交流分析とかアサーションとかでベースとなる考え方ですね。
この、自分なんてどうでもいい、という心理が行動のベースにあると「あなたを尊重するけど、自分のことは尊重しない」という行動になりやすいのです。
そうすると、相手が自分をないがしろにする、という現象を起こしてしまうわけですよ。
これを引き寄せの法則といいます。
だから、本来人と人との間はウィン・ウィンであるといいよなぁという考え方を私はしています。
もうね、人の信念というか価値観というか・・・
行動のベースになっているものって掘り下げていくと結構一つのワードに集約されたりしてて。
それが偏った癖であった日にゃぁ・・・
なかなかしんどいですよ・・・
巷でよく言われる、自分を大切にしましょうって言葉、あれって自分の好きにしていいよ、ではなくて。
自分の尊厳を手放したらあかんよ、という意味ですからね。
そしてその尊厳を守るためなら相手をコテンパンにしてもいいか、というと。
そこにも愛があるのか、ないのかで行動とその後の現象が変わってくるから。
自分が選びたい現象を起こすための選択をしていいでね、ということになりますからね。
いや、人生ってホント選択の連続ですよ、面白いよね。
そのためのやり方というものももう確立されてるんですよ。

かくして、その後私は彼女が自分自身納得できる文をかくお手伝いをしたのでした。
まとめ
①人と人との間にはトラブルは起こりうるもの。なぜなら人は自分の持っている価値観が一番優位である、という思い込みがあるから。
②相手とトラブルが起こった時は事の大小にかかわらず、「選択」するか「反応」するかで人はその後の行動を起こす。
③選択をするにしても損得で行動を選んでいる。
④損得を手放したら「荒れた状態」からか「美しい状態」からかで自分にとってよい方を選んでいくことができる。
⑤行動したらその後また違う出来事が立ち上がるので、それをまた選択して行動していく。この繰り返しを観察することで自分というものが見えてきて、行動の指針が出来上がってくる。
というものでした。
何か事が起こった時私たちは心揺さぶられるし、嵐に巻き込まれたように振り回されるものですが。
自分が何を大切にしたいのか、を理解することで次に移す行動が見えてきたりしますよ。
厄介な価値観は書き換えてしまえばよいですからねーーー。
次回はそんな話も書こうかな。
心地よい選択。していってくださいね!
解んなくなっちゃったときは。
ぜひここねにセッションご依頼くださいね。
カードをもとに心の棚卸しを丁寧にしていきますよ。

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