映画から生き方を学ぶ
はじめに
先日、本をテーマにしたこちらの記事を投稿しました。
一冊の本で、人生が変わることはあります。ただ、本はガイドブックのように、「こういう道もあるよ」と誘導してくれる存在でしかありません。そこで、考えたことがあります。
映画も本と同じように、生き方に悩んだとき、ヒントを得ることはできるのではないか。
しかし、生き方のヒントを得る映画には、いい映画であることが必要かなと思います。
いい映画って何だろう?
映画評論家である町山智浩(ともひろ)さんの「なぜ映画を観るのか?どんな映画を観るべきか?」という過去のラジオ放送をYouTubeで聴いて、この言葉が全てを語っていました。
フラストレーション(欲求不満)を発散するために作っている映画がいい映画です。
私は、これにもう一つ加えます。
人間の負の感情を描いていること
ここでいう負の感情とは、苦悩、嫉妬、憎悪、悲しみ、怒り、絶望‥‥を指します。
この感情をありのままに、淡々と描いている作品がいい映画だと思います。
人生は祭りだ
【1/28(土)~2/3(金)上映作品】
— 早稲田松竹 (@wasedashochiku) January 27, 2023
『8 1/2』
監督:フェデリコ・フェリーニ
スランプに陥った映画監督のグイド。温泉治療にやってきたものの、妻や愛人、プロデューサーまで押しかけて…。猥雑な大人の現実を生きながら、失われた無垢へのフェリーニの強い想いが心を揺さぶる記念碑的傑作! pic.twitter.com/aUBhxs9G2u
一昨日、こちらの映画を観てきました。
この作品は、主人公である映画監督の苦悩を描いてます。スランプに陥っているにもかかわらず、愛人を作って、奥さんを蔑ろにして、どうしようもない人間。この作品には、人間としての苦悩や絶望といった負の感情がこれでもかと出てきます。
映画のラスト、主人公は悟ります。
人生は祭りだ、共に生きよう
結局、映画製作のスランプから完全に脱却はできなかったものの、あるがままの自分(映画製作ができなくなった自分)を受け入れ、奥さんと共に再出発を誓います。
この映画をみて、思ったこと。
人生は自分が思うようにならないことが何度もある。それでも腐ってはいけない。転んだと思ったら時間を掛けてでもいいから立ち上がればいい。人生は祭りだ。苦しいこともあれば楽しいこともある。なんとかなるんだ。
どうにもならない世の中だからこそ、映画から生き方を学ぶ
残念ながら、現実はどうしようもないことばかりです。多様性が大事といいながら、「~は~であるべき」といった固定観念に縛られ、私達はこれからどう生きていけばいいか、分からなくなることがよくあります。そんな世の中だからこそ、「こういう主人公みたいに、自分もなりたい」と思える映画を観て、生き方を学ぶのがこれから大事になってくると思います。(Fin)
【あとがき】
最近、映画を観るようになりました。
そこで、どういう映画がいい映画なのか
を考えたくて、この記事を書きました。
映画をただの娯楽としてではなく、生き方を学ぶテキストのように活用していけば、豊かな人生になると信じています。そのためにも、沢山のいい映画を観ようと思います。いい映画についてもっと詳しく知りたい!って方は、町山さんの動画をぜひご覧下さい。
