【女子ひとり旅】オクラホマ州、オクラホマシティ。Oklahoma City National Memorial & Museum。静けさの中で感じる確かな怒りと悲しみ。
アーカンソー州とオクラホマ州を3泊4日で巡った旅のオクラホマ州編です。全体の旅程は1つ前の記事をご覧ください。
オクラホマ州とは?
オクラホマ州と聞いて、真っ先に思い浮かぶものは何でしょうか。
私は旅行を計画するまで、正直なところ「アメリカの真ん中あたりにある州」くらいのイメージしか持っていませんでした。しかし調べてみると、この州にはアメリカらしい歴史が詰まっていました。

オクラホマ州の成り立ちを語る上で欠かせないのが「Land Run(ランドラン)」です。1889年、政府によって開放された土地を求めて数万人が一斉にスタートし、自分の土地を確保しようと駆け出しました。まるで映画のワンシーンのような出来事ですが、これは実際に行われた歴史的な出来事です。
現在の州都オクラホマシティも、このランドランによって急速に発展した街のひとつ。さらにこの地域はカウボーイ文化の中心地として知られ、今でもアメリカ西部開拓時代の雰囲気が色濃く残っています。
ニューヨークやロサンゼルスのような華やかさはありません。しかし、だからこそ「アメリカらしさ」が凝縮されているのがオクラホマ州なのかもしれません。今回の旅では、オクラホマ州の中でもオクラホマシティを訪れてみました。
Oklahoma City National Memorial & Museum。9.11以前のアメリカで最も衝撃的なテロ事件。
オクラホマシティでのメイン観光は、Oklahoma City National Memorial & Museumでした。
この施設は、1995年4月19日に発生したオクラホマシティ爆破事件を伝えるために作られたミュージアムです。オクラホマシティ爆破事件は、9.11以前のアメリカで最も衝撃的なテロ事件と言われています。

事件当日、連邦政府庁舎であるアルフレッド・P・マーラ連邦ビルの前に駐車されたトラック爆弾が爆発。建物の大部分が崩壊し、168人が死亡、600人以上が負傷しました。犠牲者の中には、ビル内の託児所にいた19人の子どもたちも含まれていました。
犯人はティモシー・マクベイという元軍人で、連邦政府への強い反発を抱いていました。しかし、その思想や主張がどのようなものであったとしても、何の関係もない一般市民や子どもたちを巻き込んだこの犯行を正当化することは到底できません。
ミュージアムでは事件発生までの経緯や当日の様子、その後の捜査や裁判について分かりやすく展示されています。展示を見ながら事件の全貌を理解できる一方で、犯人の身勝手さや理不尽さに対して、私は怒りにも似た感情を覚えました。
ミュージアムの隣には屋外のメモリアルが整備されています。犠牲者一人ひとりを追悼する椅子が静かに並び、水面には周囲の景色が映り込んでいました。

街そのものが落ち着いた雰囲気を持つオクラホマシティだからこそ、その静寂はより印象的でした。多くの人が命を落とした場所とは思えないほど穏やかな空間でしたが、その静けさの中には確かな悲しみと祈りが込められているように感じられました。

旅先では美しい景色や楽しい思い出に目が向きがちですが、その土地で起きた悲しい歴史に触れることもまた旅の大切な意味の一つなのかもしれないと感じました。

静寂の中の大繁盛店。Tamashii Ramen House
Oklahoma City National Memorial & Museumを見学した後は、Tamashii Ramen Houseで昼食をとることにしました。
訪れたのは日曜日。オクラホマシティのダウンタウンは驚くほど静かで、人通りもまばらでした。ニューヨークに住んでいると「日曜日だから静か」という感覚自体があまりないので、少し怖さを感じるほどの静けさです。

ところが、そんな街の中でTamashii Ramen Houseだけは別世界でした。外から見ると、「やっぱ結構空いているのかな?」という見た目でしたが、中に入るとほぼ満席。それでも一人だったおかげで、運よくカウンター席にすぐ案内してもらえました。
メニューを開くとラーメンだけでなく様々な料理が並び、どれにするかかなり悩みました。そんな中で目に留まったのがまぜ麺です。ニューヨークでは意外と見かける機会が少ないので、今回は迷わず注文することにしました。

運ばれてきたまぜ麺は期待以上のおいしさ。特に玉ねぎの辛みがいいアクセントになっていて、食べ進めるごとに味の変化も楽しめました。
そして、どうしても食べたくて追加注文したのがから揚げです。こちらも大当たり。衣はカラッと軽く揚がっていて、つい箸が進みます。ボリュームもしっかりあったので昼食だけでは食べきれず、残りは持ち帰ってその日の夕食にしました。
静まり返ったダウンタウンの中で、この店だけが地元の人たちで活気にあふれていた理由がよく分かる。そんな満足度の高いランチでした。
Shop GoodでオクラホマTシャツを購入!
ランチ後は、散歩がてらお土産探しへ。
事前に目星をつけていたShop Goodというお店へ行ってみました。
店内はアパレルから、ステッカーから、アクセサリーから、家具的なものから、いろいろなものが揃うお店でした。このお店へ向かうまでの道はかなり閑散としていましたが、こちらのお店は私が滞在していた間は他のお客さんも常にいる状態で、穴場スポットなのかな?というのが分かるお店でした。
Tシャツがどれもこれも可愛くて、なんかお土産に欲しいなあ・・・と思い探していたところ、オクラホマ州の形をしたDJみたいなキャラがいるTシャツを発見!ここでしか買えなそうなものなので、こちらをお買い上げ!いい思い出になりました。
夕方以降はゆったりとホテルで休憩
前回の記事で全体の旅程は書いていますが、この日の朝、アーカンソー州のBentonというエリアからオクラホマシティまで500キロの長距離運転をしてきました。
長距離運転の疲れが多少出ていたため、オクラホマシティで他に行ってみたいところもあったのですが、夕方以降はホテルでゆっくり過ごすことに。
夜ご飯は昼ご飯の残り(から揚げ)と、Whole Foods Marketで買ったサラダとビールで簡単に済ませ、早めに就寝。

オクラホマシティもっと見たかったなーー、、と思った一方、これ以上は運転できない。笑 とも思ったので、勇気ある撤退です。でもこのおかげでオクラホマシティにまた行く口実もできたので、次回は元気な状態でオクラホマシティ観光をしたいと思います!
こちらの記事も併せてご覧ください!
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いいたします!いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!