30代後半戦、体力の低下を招いているのは自分だった
30代も終わりかけ、近頃は明らかに体力の低下が目に見えてきた。
「あるある!」「わかる!」そんな共感の話じゃない。これは年齢だから仕方ないのではなくて、そういう身体を作ってしまったのかもしれない。
今年も夏祭りの市民パレードへの参加を決めたので、今のうちから仕事終わりに運動をするようにしている。
帰り道に自宅を通り過ぎて少し車で走ると、公園のある山に辿り着く。〇〇山と名前が付いているからには分類は山なのだろうが、山というよりは丘と呼んだほうがしっくりくる。
山と丘の境目を僕は知らないけれど。
駐車場から坂道を5分も歩けば頂上に辿り着くほどの小さな山なのだけれど、僕はそこを登るだけで息が切れてしまった。
明らかな体力の低下だ。マラソン選手のスタミナを100とするならば、僕はそのうちの2くらいしか持っていないかもしれない。
こんな調子で、“よさこい”を踊りながらメインストリートを渡りきる市民パレードを僕は今年も無事に終えることができるのだろうか。不安だ。
メガネ屋で働いていると、多少頭は使うけれど運動量は他の職業と比べて明らかに少ない気がする。
メガネを調整する工具よりも重たいものを持ち上げることがほとんどない。
歩くのも狭い店内だけ。メガネ屋にとって体型維持は深刻な課題かもしれない。
そんな意識が日頃からあるからだろうか。近所のスーパーくらいなら歩いて行くようにしている。
それでも歩いて10分くらい。車を使うか歩くか、少し迷ってしまう絶妙な位置にスーパーが建っている。
ある日買い物をしてそのスーパーを出ると、ご近所さんと偶然会った。
車に乗らず歩いてきた僕の姿を見て、その人は驚いた。
「わざわざ歩いてきたんですか!?」
まるで片道1時間以上を歩いたかのような驚き様。
「あぁ、たぶんこれが原因なんだな」
と僕は思った。
車社会になりがちな田舎に住んでいると、少々の距離でもついつい車に乗ってしまう。
厚生労働省の調査によると、都市部と地方とで1日あたりの成人の平均歩数は約1,000〜2,000歩の差があるそうだ。
地下鉄やバスを利用することが多い都市部の人は、駅構内の階段や通路を歩きまわり、駅やバス停から自宅までも歩くのが当たり前らしい。
それに比べて地方は車での移動が当たり前。歩くのは駐車場からお店までのわずか数歩のみ。
これだと歩数に差が出て当たり前だ。明らかに田舎の人の方が運動不足になりやすいのかもしれない。
体力の低下を、無意識のうちに年齢のせいだけにしてしまっている。
もちろんある程度は年齢による低下も否めないのかもしれないが、積み重ねた年月を体力の低下のために使ってしまったのも、息切れの理由としてはあるのかもしれない。
歩いて行ける距離でも車を使ってしまっているのに、体力の低下は年齢という“仕方がない”ものと言い訳して諦めている。
だからこそ僕はあえて車を使わない選択をしてみようとスーパーまで歩いて往復したら、帰宅後に疲れて昼寝をしてしまった。
僕のスタミナは2しかなかったんだった。忘れてた。こんなんで市民パレードを無事に終えることができるのだろうか。不安だ。
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路上にチップもらう用のシルクハットを置いてパントマイムするの、実はやってみたかったんです