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ノーメイク禁止のルールに、女性は怒らないの?

『ノーメイク禁止』
就業規則に書かれた一文に、僕は驚いた。
「女性って決まりでメイクをしていたんだ!?」
自由だと思っていたことが、実は強制されていた。


僕は女性は好きでメイクをしているものだとずっと思っていた。
もっと綺麗になるため。オシャレになるため。そしてするのが楽しくて。
このくらい“女性がなぜメイクをするのか”という理由には無頓着である。

理由はなんであれ、好きでやっているものだと思っていたので、まさかそれがルールだとは思わなかった。
就業規則も女性の容姿に関わるページはこれまで読み飛ばしていたから、じっくりと読んだこともない。いつから書かれていた『ノーメイク禁止』の一文は。


noteで交流のある女性クリエイターさんにこの話をしてみると、
「でもやっぱり女性のノーメイクはダメだと思います」と言われた。

その反応に僕は驚いた。そこには共感や怒りの空気はまったく感じ取れず、むしろその理不尽なルールに同調しているような反応。
それを受け入れていいのか世の女性たち。メイク必須のルールって、もっと怒っていいんじゃないですか?


思い出してみると、小学校から高校にかけて、メイクをしている女子は怒られていた気がする。
だから学校ではほとんどの女子がノーメイクだったと思う。それは僕が気付いていなかっただけで、もしかすると全員が少なからずはやっていたのかもしれないけれど。
先輩の中には、バチバチに決めてきている方もいたような気もする。

学生時代は校則でメイクは禁止だったのだと思う。これも文章で読んだことはないけれど、先生が怒るということは、おそらくそう決まっていたんだと思う。
けれど、大人になったら反対にメイクをしていないと怒られる。

学生時代は日中のほとんどの時間を過ごす場所でメイクを禁止され、社会に出たらその瞬間に禁止されていたことが義務になる。
まるで手のひらを返すかのような急激なルール変更。理不尽。裏切り。騙し討ち。

平日の学校終わりか、もしくは土日。
大人になったら技術が求められることを、校則の届かない範囲で隠れて練習するしかない。
友達に聞いて、
ネットで調べて、
メイク道具を少しずつ揃えて、
さらには親の目を盗んで部屋でこそこそと。


男性は、もし女性がノーメイクで出勤すると
「メイクしてないじゃん!」
と思わないだろうか。
もしくはメイクが濃いと、
「塗りすぎでしょ」
と思うかもしれない。
自分はメイクしたこともないくせに、勝手に女性のメイクを採点している。
これも僕はなんだか理不尽に感じる。

女性のメイクは、学校で禁止され、社会で義務化され、男性から採点される。
この構図、このままで良いのだろうか?


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コリ|メガネ屋エッセイスト 路上にチップもらう用のシルクハットを置いてパントマイムするの、実はやってみたかったんです

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