【水遊び③】子どもの「なぜ?」が遊びに変わる!1円玉でできる簡単おうち実験💧
「ねぇママ、どうしてこれは沈むのに、これは浮くの?」
今日もめちゃくちゃ暑いので、庭でビニールプールを広げると、娘の「なぜなぜ期」が再来します。小学3年生になり、理科の授業が始まった上の娘。彼女の目には、世界が不思議で満ちあふれているようです。
さて、これまで2回にわたって、お子さんが水遊びに夢中になる理由と、その成長を後押しする関わり方についてお話してきました。
(▼過去の記事はこちら)
おうちの水遊びが、最高の理科の実験室になります。テーマは、3年生で習い始める「重さ」や「ものの性質」。主役は、なんと「1円玉」です!
準備するものはたったこれだけ。
バケツや洗面器などの水を入れる容器
1円玉
食器用洗剤
さあ、お子さんと一緒に、科学の扉を開けてみましょう!
【実験①】1円玉は水に浮く?沈む?
まずは娘にクイズです。
「この1円玉、バケツの水に入れたらどうなると思う?」
「えー、沈むでしょ!だって金属だもん」
自信満々に答える娘。では、やってみましょう。
ポチャン。
娘の言う通り、1円玉はあっけなくバケツの底へ。
「だよね!」と得意げな顔。でも、ここからが本番です。
「じゃあ、魔法をかけるね…」
そーっと、水面と平行になるように、指で優しく1円玉を置いてみると…

「えっ!浮いた!なんで!?」
娘の目がまん丸になります。これこそが、子どもの知的好奇心に火がつく瞬間ですね!
なぜ?の解説タイム💡「重力」と「表面張力」
ここで、ママ探偵の出番です!(詳しくは水遊び②の記事をチェック!)
「どうして投げたり押したら沈んだのに、そーっと置くと浮いたんだろうね?」
まず、1円玉が沈むのは、娘が言った通り「重いから」。
専門的な言葉で言うと、「重力」という、地球がすべてのものを下に引っ張る力が働いているからです。「地球さんが『おいでー!』って引っ張ってるんだよ」と伝えると、低学年の子にもイメージしやすいかもしれません。
では、なぜ浮いたのでしょう?
それは「表面張力(ひょうめんちょうりょく)」という、もう一つの力が働いたからです。(厳密には浮力も)
「水のつぶ同士って、実はみんなでぎゅーっと手をつないでいるんだよ。だから水の表面は、まるでピンと張ったトランポリンみたいになっているの。1円玉をそーっと置くと、この水のトランポリンが頑張って支えてくれるから、重力に負けずに浮くことができるんだ!」
コップにギリギリまで水を入れると、表面がぷっくり盛り上がるのもこの力のおかげ。身近な例を出すと、子どもは「あ、知ってる!」とさらに興味を持ってくれます。
👇はお子さんの「なんで?」に、美しい写真やイラストで分かりやすく答えてくれる科学図鑑です。今日の「表面張力」のような身近な現象の不思議を親子で一緒に調べれば、お子さんの探求心は無限に広がります。寝る前の読み聞かせにも最適で、知的な好奇心を長く育んでくれる最高の投資になります。一冊あるだけで、学びの世界がぐっと深まりますよ😊
【実験②】最強の表面張力をこわしてみよう!
さあ、実験はクライマックスへ。
水面にぷかぷか浮いている1円玉。この平和な光景を、一瞬で変えるアイテムが登場します。
そう、食器用洗剤です。
「見ててね。魔法の液体を1滴だけたらすよ…」
ポトッ。
洗剤が水面に落ちた瞬間、それまで優雅に浮いていた1円玉が、まるで糸が切れたかのように、ストン!と沈んでいきました。

「えええーーーっ!なんで!?なんで!?」
娘の興奮は最高潮に。これほど面白い「なんで?」はありません。
なぜ?の解説タイム💡「界面活性剤」の働き
「すごいことが起きたね!実は、この洗剤くんが、水さんたちがつないでいた手を、パッと離させちゃったんだ」
食器用洗剤には「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」という成分が入っています。この界面活性剤は、水と油のように、本来は混じり合わないものの間に入って、仲良くさせる働きを持っています。
油汚れがついたお皿が、洗剤でキュキュッとなるのは、この界面活性剤のおかげなんですね。
そして、この界面活性剤にはもう一つ、水の表面張力を弱めるという大きな特徴があります。
「さっき、水さんたちは手をつないでトランポリンを作ってたよね。そこに界面活性剤くんがやってきて、『はい、みんな手、離してー!』って言ったんだ。そうしたら、トランポリンが壊れて、1円玉は支えをなくして沈んじゃった、というわけ」
この説明に、娘は「界面活性剤、すご!」「でも、ちょっといじわるだね(笑)」と、すっかり科学の世界に夢中になっていました。
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水遊びは、最高の学びのフィールド
いかがでしたか?
ただの遊びだと思っていた水遊びが、
①子どもの五感を刺激し、脳の成長を促す最高の時間であり、(水遊び①より)
②親子のコミュニケーションで「言葉」と「探求心」を育むチャンスであり、(水遊び②より)
③そして今回ご紹介したように、理科の「なぜ?」を体験できる最高の実験室にもなるのです。
「勉強しなさい!」と言う代わりに、「面白い実験しない?」と誘ってみる。
教科書の中の文字だけでなく、目の前で起こる不思議な現象に、子どもは心を躍らせます。
そして何より大切なのは、「なんでだろうね?」と親子で一緒に首をかしげ、一緒に驚き、一緒に笑い合う時間です。その楽しい記憶が、子どもの「学びたい」という気持ちの、何よりの原動力になるはずです。
さあ、今夜のお風呂ではぜひ、1円玉と洗剤を手に、お子さんと一緒にしゃがみこんでみてください。きっと、最高の笑顔と「なんで?」に出会えますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
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