「救われたい私」を卒業した日
「なぜ、この人と出会ったんだろう?」
そう思うようなご縁には、きっと何か意味があります。
一人の鑑定士さんとの出会いから始まった、気づきと内省の旅。
神社参拝、シンクロ、そして自分自身との向き合いを通して見えてきたものを、6回にわたって綴ります。
①予想もしなかった出会い。シンクロが教えてくれた『今の私』
②目の前の人は鏡だった。刺さりすぎた特大ブーメランと『受け取る勇気』
③「待つ私」から「迎える私」へ。小さな一歩が教えてくれたこと
④苦しかった場所へ、成長した私でもう一度|根津神社 #61
⑤「救われたい私」を卒業した日👈今ココ
⑥最後に神様が教えてくれたこと。それは「自分を信じる許可」だった
鑑定士さんと歩きながら、ふと、ある「おばあさん」のことを思い出しました。
数年前、大宮氷川神社で私の泣き言を、ただ黙って聞いてくれた不思議な人。
今でも、あの出会いが何だったのかはわかりません。
でも、あの時間があったから、私は初めて泣くことができました。
あの頃の私は、外側ばかりに答えを探していたんです。
「誰か助けて。」
「どう生きたらいいの?」
「神様、教えてください。」
そんな気持ちでいっぱいだったんです。
でも、同じ場所に立った今の私は、まったく違う景色を見ていました。
🌿「救われたい私」を卒業した
鑑定士さんと一緒に活動するなら、私は何ができるだろう。
そんなことを考えていると、不思議なくらい自然に、あのおばあさんのことが浮かびました。
あの人は何か特別なことをしたわけではありません。
私の話を静かに聞いてくれただけ。
でも、それだけで私は救われたんです。
あの頃の私は、
「浄化してほしい。」
「エネルギーをもらいたい。」
「未来を教えてほしい。」
そんな気持ちで神社を巡っていました。
その一方で、
「誰かの役に立たなきゃ。」
そんな焦りも抱えていました。
自分を満たせていないのに、人を満たそうとしていたんですね。
当時は霊媒師さんから、
「人を導く役目です。」
「カウンセラーのような仕事が向いています。」
と言われたこともありました。
でも、その頃の私の本音は、
「できるかもしれない。でも、やりたくない。」
という気持ちだったんです。
自分自身を立て直すことに精一杯だったから…。
🌿あの時のおばあさんのように
今回の参拝は、とても穏やかでした。
「何かください。」
そんな気持ちはありません。
ただ感謝しながら歩き、目の前の出来事を楽しんでいました。
そして、ふと思ったんです。
「あのおばあさんがしてくれたことを、今度は私がすればいいんじゃない?」
答えを与える人ではなく、
安心して本音を話せる場所になる人。
それが私にできることなのかもしれない、と。
🌿届けたいのは、昔の私のような人
私が届けたいのは、昔の私のような人です。
人に弱音が吐けない。
周りの空気を感じすぎて疲れてしまう。
専門家に相談する勇気はない。
誰かに「こうすればいい」と答えを押し付けられるのも苦しい。
だから神様や守護霊さまの言葉ばかり求めていました。
本当は答えがほしかったんじゃなかったんです。
ただ、
「その気持ち、わかるよ。」
そう言ってもらいたかっただけなんです。
弱さを見せられなかったのは、弱かったからではなく、
傷つきやすい心を、一生懸命守っていただけだったんですよね。
🌿書いて、声に出してみる
もし今、誰にも言えない苦しさを抱えているなら。
紙に書いてみてください。
そして、小さな声でもいいので読んでみてください。
書くことで、自分の気持ちを目で受け止める。
声に出すことで、自分自身がその言葉を聞く。
私はこの繰り返しで、少しずつ自分を認められるようになりました。
実は、一番つらい気持ちほど書けないんです。
「こんなことを思う私はひどい。」
そう思ってしまうから。
私はこの本音と向き合う作業が、どれだけきついか知っています。
だから無理にはオススメしません。
でもこのおかげで、苦しみが浄化したのか、深い悲しみを思い出そうと思っても、できなくなったのは確かです。
🌿救われる側から、灯をともす側へ
今回の参拝で、一つだけ確信したことがあります。
私はもう、「救われたい」と願うだけの人ではありません。
過去の自分のように苦しむ人へ、
立ち直るヒントを届けられる人になりたい。
答えを教える人ではなく、
そっと隣で話を聞き、
「あなただけじゃないよ。」
そう伝えられる人でありたい。
あの日、大宮氷川神社で出会ったおばあさんのように。
あの時受け取った優しさを、今度は私が誰かへ渡していく。
そんな役割が、少しずつ見えてきた参拝でした。
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