思考のループが止まらない夜に──“反芻思考”をやさしく解放する言葉
また、頭の中で“あの会話”が再生されてる。
料理中、電車の中、眠る前。
ふと気が緩んだタイミングで、脳内に“あの声”が勝手に流れはじめる。
……こういうの、ありますか?
相手のセリフ、私の返答。
まるで自動シュミレーションのように、繰り返される。
声のトーンまで、リアルに脳内で再現されて。
こういうの、ずっと私だけかと思っていた。
「考えすぎかな?」「病んでるのかな?」
そう思って誰にも言えず、ひとりでぐるぐるしていた。
でもある日、ふとしたきっかけで知った。
これにはちゃんと名前があるらしい。
「反芻思考(ルミネーション)」
— 過去の出来事や感情を、何度も頭の中で繰り返す思考のクセ。
共感力が高い人や、ちゃんと伝えたかった想いがある人ほど、
このループに入りやすいのだとか。
「なんだ、私だけじゃなかったんだ」
そう思っただけで、少し肩の力が抜けた。
だけど…やっぱりまた始まる。
ちょっと気がゆるむと、また再生される。
まるで自動音声みたいに、止めたくても止まらない。
そんなとき、私は試してみた。
声に出して、こう言ってみた。
「反芻してるね〜」
「これ言いたいんだね〜」
「わかったわかった、大丈夫だよ〜」
不思議なことに、それだけで
頭の中の再生がふっと止まった。
無理にやめさせようとしない。
正そうとしない。
ただ、「そうだったんだね」と聞いてあげる。
すると、脳が「もう伝わった」と感じて、再生を終える。
そんなふうに、“自分の心”と一緒に座ってあげるだけで、
思考の嵐は少し静かになってくれた。
もし、あなたも「また始まった…」と感じているなら、
その声を否定せず、ただ聞いてあげてみてほしい。
それはきっと、誰にも伝えられなかった想い。
ずっと言いたかった、大切なこと。
だから、繰り返していたんだと思う。
「言いたかったんだね」
「それだけ、大事だったんだね」
そう言ってあげるだけで、
少し、心は軽くなるから。
ループが起こる理由についても綴っています。
もし、頭の中の声が止まらず、
言葉にできない気持ちが渦巻くような日が続いたら——
私は、「こともり」という静かな世界で、
“音と言葉”を通して、あなたの心に寄り添っています。
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