何事も3ヶ月の努力から始まる(『論語』雍也篇)
今回取り上げるのは『論語』雍也篇からの言葉。
その心三月仁に違わざれ
(読み:そのココロサンガツジンにタガわざれ)
三ヶ月で良いので、その心が仁の道から外れないように努力しなさい、という意味。
孔子が弟子の顔淵(がんえん)に向けて語った言葉です。
つまり、何かを習慣化には最低でも三ヶ月間は真剣に取り組みなさい、ということですね。
習慣というのはとても大きなパワーを持っています。
一つ一つの行動は小さいものだとしても、それが積み重なることで大きな成果を発揮するものです。
「うさぎとかめ」に出てくる亀が良い例ですし、もちろん中国古典にもその手の言葉は数多く残されています。
今も昔もコツコツ頑張ることの大切さは変わらないのですね。
しかし、そのコツコツを継続して習慣化するとなると、なかなか難易度が高いのではないでしょうか?
私は本日時点でこのnoteを半年ほど継続中です。
自分としては割と習慣化に成功したな〜と感じているのですが、それでも夜遅くまで残業した日や体調が悪い日は心が挫けそうになります。
自分の好きなことでもそうなのですから、ましてや苦しいことや改善したいことになるとこれは大変です。
「健康のために毎日ジムに行こう!」
「資格を取るために毎日○時間勉強しよう!」
「毎週1冊本を読んで感想を書こう!」
このように習慣化したいことを決めた瞬間はやる気に満ち溢れているのですが、実際に取り組んでみると次から次へと壁が立ち塞がります。
仕事や家事・育児が忙しくて時間が取れなかったり、身の回りでトラブルが起きてその対処に奔走したり。。。
私も過去いろいろと習慣化に挑戦したことがあるのですが、その度に途中で挫けてしまっていました。
そのため、このnoteを始める前に調べたことがあります。
それは「一体、何日継続すれば習慣が身につくのか?」ということ。
成果を上げるのはなかなか大変だったとしても、例えば「1ヶ月続ける」という感じで期間の目安を決めることができれば、なんとか頑張れそうな気がしたからです。
さて、それでは一体何日なのでしょうか?
これは対象となる行動にもよるのですが、ロンドンの大学生を対象とした研究では約66日という結果が出ています。
具体的には以下の通りです。
体に良いものを食べる:65日ほど
体に良いものを飲む:59日ほど
運動:91日ほど
66日というと約2ヶ月と少しなので、孔子先生の言う「三月」と大体同じ期間ですね。
二千年以上前の孔子が感覚的に理解していたことが、現代の科学的研究によって裏付けされる、というのはとても面白いことだなと思います。
この結果を知って「やっぱり習慣化には3ヶ月かかるんだね」と思った私は、まずはnoteを3ヶ月続けようと決心しました。
実際に3ヶ月間継続してみると、そのころから自分の中でnote投稿に対するリズムが生まれてきたように感じます。
そこからさらに3ヶ月経った今では、どんなに疲れていても「さて、今日も寝る前にnoteを書こうかな」という気持ちになれているので、習慣化の力は偉大ですね。
これからも何かを習慣化する際には「まずは3ヶ月継続すること」を目標にしていこうと思いました。
その心三月仁に違わざれ
(読み:そのココロサンガツジンにタガわざれ)
三ヶ月で良いので継続して努力しなさい、という言葉。
変化の早い時代を生きる私たちは得てして急ぎがちですが、実際に何かを身につけるにはある程度の時間がかかります。
現代の研究でも習慣化には2~3ヶ月かかることが明らかとなっているので、焦らずにまずは3ヶ月継続することから始めていきましょう。
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