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『運動音痴は存在しない』─ 我が子と自分の体を変える、動きの設計図【中編】

【前編の振り返り】

前編では、身体動作に共通する 「3つの階層」 についてお伝えしました。

  • 第1層:アビリティ(基礎体力) ─ スピード、パワー、持久力

  • 第2層:テクニック(動きの巧みさ) ─ 正しい身体の使い方、動作の効率

  • 第3層:スキル(状況判断・駆け引き) ─ 見る・判断する・決断する

この「見る基準」を手に入れることで、
「頑張れ」ではなく、「ここを鍛えよう」と具体的に言える ようになりました。

今回の中編では、さらに一歩踏み込んで、
「動きをどう見るか」という実践的なフィルター をお伝えしていきます。

前編はこちら


第4章|動きを見る「3つのフィルター」

─ ライン・ポジション・タイミングという視点

「フォームがおかしい」
「動きがぎこちない」
「なんか変だな」

こう感じても、何がどうおかしいのか を説明できないことが多い。

僕自身、柔道時代に「お前の動きは硬い」と散々いわれた。
でも、どこが硬いのか、どう直せばいいのか、誰も教えてくれなかった。


陸上アカデミーで「走り方」を教えるようになって、最初にやったことは自分の走りを動画に撮ることだった。

「ダサっ!!!」

自分の走りを見た時、フォームがおかしすぎて変な鳥肌が立った。笑

このままでは、「子供達を指導します!」なんて、言ってはいけない。

動画を見て思ったこと。それは、フォームが変なのはわかる。

でも、何がおかしいのかが、全くわからなかった。

何が「正しい基準」なのかを理解していなかったからだ。

ここだけの話、アカデミーで指導を始めたばかりの頃、
父兄に「うちの子の走り、どこがおかしいですか?」
と質問された時に答えられなくて、冷や汗をかいていた。

「えっと...全体的に...もう少し...」

こんな曖昧な言葉しか出てこない。苦笑

感覚的な言葉では、何も伝わらない。

でも、この「3つのフィルター」を知ってから、指導が劇的に変わった。

「このラインが崩れているから、顔が前に出すぎているんです」
ポジションが後ろに残っているから、前に進む力が弱いんです」
「腕と脚のタイミングがズレているから、リズムが悪いんです」

具体的に説明できるようになると、父兄の表情も変わった。

「なるほど!そういうことか!」

子供達も、何を直せばいいのかが明確になり、みるみる走りが変わっていった。


感覚的な指摘は、ほとんど役に立たない。

必要なのは、動きを分解して見る「フィルター」 だ。

■ すべての動作は3つの要素で説明できる

『身体動作解体新書』の著者・里大輔さんは、
あらゆる身体動作を 「ライン・ポジション・タイミング」 という3つのフィルターで分析している。

この視点があれば、
「なんか変だ」が「ここを直そう」に変わる。

それぞれを詳しく見ていこう。


■ フィルター1:ライン(体のどこに軸があるか)

ライン=体のどこに「まっすぐな軸」があるか

例えば、走るとき。
頭から足まで、どこに軸が通っているか を見る。

  • 顔が前に出すぎている

  • 背中が丸まっている

  • 肩が大きく左右に揺れている

こうした 「軸のズレ」 が、パフォーマンスを下げ、ケガの原因になる。


陸上アカデミーに中学1年生のタクミ(仮名)という男の子がいる。

とにかく一生懸命な子だ。でも、走るときに顎が上がり、顔を左右に激しく振ってがむしゃらに走る。

父親は「頑張ってるんだけど、なんか遅いんです...」と悩んでいた。

これは、典型的な 「ライン」が崩れている 状態だった。

僕はタクミに、走る前にやってもらうことを変えた。

「走る前に、その場で動かずに真っ直ぐ立ってみて」

そこから片足立ちになっても、「ライン」を保つ訓練を行った。

最初はグラグラして、すぐにバランスを崩していた。

でも、徐々に、その場で跳ねたり、しゃがんでみたり、腕を振ってみたり──

色々な動作の中でも「ライン」が崩れないように、丁寧に反復した。

1ヶ月後。

タクミの走り方は見違えるように変わった。顎が上がらず、顔の揺れも減り、50mタイムは 8.9秒→7.9秒 へと、1秒近く縮まった。

父親は「本当に同じ子の走りですか?」と驚いていた。

タクミ自身も「なんか、楽に走れるようになった」と笑顔で話してくれた。


良いラインとは、無駄な力が入らず、効率よく動ける状態。

子供が走るときに「猫背になっている」と感じたら、それは 「ライン」が崩れている ということだ。


■ フィルター2:ポジション(体重はどこに乗っているか)

ポジション=体重がどこに乗っているか

これが、 「勝ちポジション」「負けポジション」 を分ける。

例えば、立っているとき。
体重が踵(かかと)に乗っているか、つま先に乗っているか で、動きやすさが変わる。


野球をやっている小学4年生のケント(仮名)がいた。

「一歩目が遅くて、いつも相手に先を越されるんです...」と父親が相談に来た。

ケントの走りを見ると、足の裏が「べたー」っと全部地面についていて、動き出しが明らかに遅れていた。

そして、バタバタと走る。これが致命的だった。

僕はケントに 「勝ちポジション」 を教えた。

「立っているとき、足の裏のどこに体重が乗っている?」

「えっと...全部?」

「じゃあ、つま先側に少し体重を乗せてみて。踵はギリギリ地面についているくらいで」

ケントが体重を前に移すと、体が自然に前傾姿勢になった。

「そこから、走り出してみて」

スタートの瞬間、ケントの表情が明るくなった。

「あれ?なんか、すぐ動ける!」

バタバタした走りが減り、大袈裟かもしれないがカモシカのように跳ねるような動きに変わっていった。

2ヶ月後、ケントの父親から連絡があった。

「明らかに走り方が変わって、今まで1塁までしかいけなかった打球で2塁まで行くことができました!」


野球でバットを振るとき、
体重移動がうまくいかなければ、強い打球は打てない。

サッカーでボールを蹴るとき、
軸足のポジションが悪ければ、力が伝わらず、ボールは飛ばない。

このように、 ポジションは、力の伝わり方を決める土台 だ。

勝ちポジション vs 負けポジション

  • 勝ちポジション :次の動作に移りやすく、力が伝わる位置

  • 負けポジション :動きづらく、余計な力が必要になる位置

この視点があれば、子供の動きを見たときに 「どこに体重を乗せればいいか」 が見えてくる。


■ フィルター3:タイミング(どこから、どの順番で動き始めるか)

タイミング=どこから、どの順番で動き始めるか

例えば、ジャンプするとき。
膝から曲げるか、股関節から曲げるか で、跳ぶ高さが変わる。

走るとき、
腕を先に振るか、脚を先に出すか で、スピードが変わる。


「タイミング」は、「ライン」「ポジション」と比較すると、動きを意識するからすごく難しい。

なぜ難しいかというと──

悪いクセがついていると、直すのにも、すごく時間がかかるからだ。

でも逆に言えば、身につくと圧倒的に「速く」なる。

陸上アカデミーで小学6年生のユウタ(仮名)という子がいた。

50m走は速い。でも、100mになると失速する。後半で他の子に抜かれてしまう。

「タイミング」が悪かったのだ。

ユウタは、スタートから全力で腕を振り、全力で脚を動かしていた。

でも、腕と脚の 動き始めのタイミング がバラバラで、余計な力を使っていた。

僕はユウタに、こう伝えた。

「腕を振るのは、脚が地面を蹴った『瞬間』だよ」

最初は混乱していた。でも、何度も繰り返すうちに、腕と脚の連動が生まれてきた。

びっくりしたのは、50mや100mといった短距離が速くなっただけでなく、800mや1500mの記録も伸びた ことだ。

走りの効率が良くなり、エネルギー漏れがなくなった証拠だろう。

ユウタは「前より楽に走れるようになった」と言っていた。


このように、 動き始めの順番(初動) が、パフォーマンスを大きく左右する。

多くの人が、 「力を入れるタイミング」 を間違えている。

  • 早すぎると、無駄に疲れる

  • 遅すぎると、力が伝わらない

ちょうど良いタイミング を見つけることが、上達の鍵だ。


■ 3つのフィルターで「つまずき」を見抜く

この3つのフィルターがあれば、
「何がおかしいのか」を具体的に説明できる ようになる。

例えば、子供が走るのが遅いとき:

  • ライン :顔が前に出すぎて、バランスが悪い

  • ポジション :体重が後ろに残り、前に進む力が弱い

  • タイミング :腕と脚の動きがバラバラで、リズムが悪い

このように分解すれば、
「頑張れ」ではなく、「ここを直そう」と具体的に言える。

実際に、この3つのフィルターを実践してきた子達からは、こんな声をもらっている。

「走塁で、以前はアウトになっていた打球でもセーフになるようになった」(小6・野球)

「マラソン大会で、学年34人中7位になった」(小4・野球)

「リレー選手に選ばれた」(小4・サッカー)

具体的な視点があるから、具体的な改善ができる。


第5章|日常が、競技を作る

─ 勝ちポジションを習慣化する方法

「練習ではできるのに、試合ではできない」

これは、多くの選手が抱える悩みだ。


「練習ではできるのに、試合ではできない」──よくある例は、ドリルは上手いが、実際に走ると遅い。

練習で上手くできた動きも、相手との競争となると、以前の悪いフォームに逆戻りだ。

陸上アカデミーで、こんな子がいた。

練習では綺麗なフォームで走れる。でも、タイムトライアルや記録会になると、途端にフォームが崩れる。

なぜか?

観察していると、その子は日常生活でも猫背で、立っているときも動きもフニャフニャしていた。

体は「普段の姿勢」を覚えている。

過去、僕がボクシング、柔道時代に出会ったチャンピオン達は、日常生活でも姿勢が良く、ラインもポジションも安定していた。

控室で座っているとき。移動で歩いているとき。食事をしているとき。

いつでも「勝ちポジション」だった。

だから、試合でも自然とその姿勢が出る。


実は、 練習と試合の差があるのではなく、「日常と競技の差」 なのだ。

■ 体は「普段の姿勢」を覚えている

スポーツの練習や試合は、1週間の中でも、たった数時間だけだ。
でも、 日常生活は、起きている時間すべて だ。

  • 椅子に座る姿勢

  • ゲームやスマホを見る姿勢

  • 立っているときの体重のかけ方

こうした 「普段の姿勢」 が、体に染み付いている。

練習でいくら正しいフォームを意識しても、日常の姿勢が崩れていれば、体はそちらを選んでしまう。

これが、 「試合になると崩れる」 の正体だ。

まだまだ誰も気づいていないが、
これが 「無意識を鍛える」 という考え方だ。

■ 「勝ちポジション」を日常に組み込む

だからこそ、 日常の中で「勝ちポジション」を習慣化する ことが大切だ。

子供に教えるなら:

  • 椅子に座るとき :寄りかからない。体重を坐骨(お尻の骨)に乗せる

  • 立っているとき :足の裏全体に均等に体重が乗っている感覚を意識する

  • 歩くとき :頭から天に引っ張られるように、ラインを意識する


ここでイチロー選手の言葉を思い出す。

「練習は皆同じ時間をやっている。練習をしていない時間でどれだけ差をつけるか」

これはまさに 「生き様が勝負を分ける」 という意味だ。

まず自分は「勝つアスリート」だというマインドセットが必要になる。

陸上アカデミーで、日常の姿勢を変えた子がいた。

最初は「座るときも意識するんですか?」と不思議そうにしていた。

でも、2ヶ月後──

「なんか、練習のときも楽に走れるようになりました。試合でも崩れなくなりました」

父親も驚いていた。

「家でゲームしてるときも、姿勢がすごく良くなったんです。注意してないのに」

日常が変わると、競技も変わる。


これを 毎日の習慣にする だけで、練習でのパフォーマンスが自然に上がっていく。

これは補足になるが、もし子供に教えるなら、まず親自身がやる。

子供に「姿勢を良くしろ」と言っても、親自身が猫背なら、説得力はない。

でも、 親が日常の中で「勝ちポジション」を意識していれば、子供も自然と真似をする。

陸上アカデミーの父兄で、こんな方がいた。

最初は「子供のために」と学びに来ていた。

でも、自分自身が日常で姿勢を変えるようになってから、子供も変わり始めた。

「お父さん、最近背筋伸びてるね」

子供からそう言われて、父親も嬉しそうだった。

そして何より、父親自身の肩こりや腰痛が改善した という。

「子供のためと思って始めたことが、実は自分のためにもなってました」

これは、 言葉で教えるより、はるかに効果的 だ。

実践は、知識の100倍説得力がある。


第6章|「欲しい結果」の一コマ前を設計する

─ 初動とポジション設計の実践

「速く走りたい」
「高く跳びたい」
「強く打ちたい」

こうした 「欲しい結果」 は、誰もが持っている。


考えてほしい。

高くジャンプする人は、深くしゃがんでいると思わないか?

ゴルフでも野球でも、打球を飛ばす人は、良いタメ動作ができている。

僕も走る練習を始めたばかりの頃、無理に「速く足を上げよう」と意識すると、タイミングが崩れた。

でも、一コマ前にある「足を強く踏む動作」を意識したら、その力が返ってきて、自然にかつ簡単に足が上がった。

「???!!!」

なんだ、この感覚。

その感覚にびっくりしたのを覚えている。

足を上げようとしていないのに、勝手に上がっている。摩訶不思議が起こった。

陸上アカデミーでも、「もっと速く!」と結果ばかり追いかける子と、
「一コマ前」を意識する子では、明らかに違いがあった。

前者は焦ってフォームが崩れる。

後者は冷静に、効率よく走れるようになる。


結果ばかり追いかけても、うまくいかない。

大切なのは、 「欲しい結果」の一コマ前を設計すること だ。

繰り返しになるが、走りで例えるなら──

「足を上げる」を追いかけても、上がらない。

大切なのは、 「強く踏むこと」。

これが、一コマ前の設計だ。速い選手は全員やっている。

■ ゴールではなく、スタートを設計する

例えば、速く走りたいとき。

多くの人は、 「もっと速く!」「足を高く!」 と結果にフォーカスする。


でも、本当に大切なのは、もっと具体的なことだ。

「速く走る」と意識するのではなく、たった1つでいい。

「ラインを意識する」
「スタートポジションを修正する」

これだけでいい。

「速く走ろう」と意識しすぎると、リキみがバランスを崩す。

たった一つが、全てに影響を与える。だから、それを見つけるべし!

陸上アカデミーで、小学5年生のハルト(仮名)という子がいた。

「もっと速く!」と意識すればするほど、フォームが崩れていた。

僕は言った。

「ハルト、『速く走る』のは忘れて。スタートのときに、体重を前に乗せることだけ考えて」

最初は「え?それだけ?」と不思議そうに首を傾げていた。

でも、それだけを意識して走ったとき──

「あれ?いつもより楽に走れた!」

タイムも0.5秒縮まった。

一コマ前を修正したら、結果が勝手についてきた。


さらに言うと、本当に大切なのは、「走り始める前の姿勢(スタートポジション)」 だ。

  • 体重はどこに乗っているか

  • 体のラインはまっすぐか

  • 最初の一歩は、どこから動き始めるか

この 「一コマ前」 が正しければ、結果は自然とついてくる。

余談にはなるが
トレーニング業界で流行ったこんな言葉がある。

「姿勢はその人の歴史を物語っている」

■ 初動が、すべてを決める

スポーツでは、 初動(最初の動き) が、その後の動作を決める。

例えば、跳び箱を跳ぶとき。

  • 体重を前に移動させる(ポジション)

  • 上半身を前に倒す(ライン)

  • 腕を振り上げる(タイミング)


■ 「一コマ前」を子供と一緒に確認する

子供に動きを教えるとき、
「もっと頑張れ」ではなく、「スタートの姿勢を確認しよう」 と声をかける。

例えば、跳び箱を跳ぶとき:

  • 助走の最後、踏み切る前の一歩 はどうなっているか

  • 腕を前に出すタイミング はいつか

  • 体重は、前に乗っているか


陸上アカデミーで、初動を教えたときの子供たちの反応が面白かった。

僕が「ヒップロック」という動作を見せた。

体幹の運動だ。

左足と左手を伸ばして背伸びをすればするほど、逆サイドの右側の体幹は収縮し、足が持ち上がる。

これを走りに応用すると、子供達が目を輝かせた。

「えっ、ラクに足が上がる!」
「なんで?不思議!」

この順番が正しければ、動作が劇的に変わる。


この 「一コマ前」 を一緒に確認するだけで、子供は自分で気づき、改善できるようになる。

陸上アカデミーで、ある父親がこう言っていた。

「『もっと頑張れ』しか言えなかったんですが、『スタートの姿勢どう?』って聞けるようになりました。この視点、使えます!」

子供も、自分で考えて動けるようになる。

それが、一番の成長だ。

だから、僕は父親にもアカデミーに参加して欲しいと常々思っている。


まとめ|動きを見る「フィルター」を手に入れた

ここまで、 「動きを見る3つのフィルター」 と、
その 実践方法 をお伝えしてきました。

■ 3つのフィルターを振り返る

フィルター1:ライン(体のどこに軸があるか)
頭から足まで、どこに「まっすぐな軸」があるかを見る。

フィルター2:ポジション(体重はどこに乗っているか)
「勝ちポジション」と「負けポジション」を見分ける。

フィルター3:タイミング(どこから、どの順番で動き始めるか)
初動(最初の動き)が、その後のすべてを決める。


■ 僕からのプレゼント

この記事を通して、 「動きを分解して見る視点」 を手に入れました。

  • 「なんか変だ」が「ここを直そう」に変わる

  • 日常の姿勢が、競技のパフォーマンスを作る

  • 「欲しい結果」ではなく、「一コマ前」を設計する

そして何より、
動きを視点で改善できる ようになったはずです。

■ 実践は、シンプルに

まず今日から、この3つを意識してみてください:

  1. 日常の姿勢を「勝ちポジション」に変える
    椅子に座るとき、立つとき、歩くときの体重のかけ方を意識する。
    実践が大事だ!

  2. 子供の動きを「3つのフィルター」で見る
    「ライン・ポジション・タイミング」のどれが崩れているかを観察する。
    「もっと頑張れ」「力を出せ」こういった言葉かけから卒業しよう!

  3. 「一コマ前」を一緒に確認する
    結果ではなく、スタートの姿勢を一緒にチェックする。
    全ての行動の数秒前を意識しよう!

見えれば変えられる。変えれば、結果がついてくる。

カラダの可能性は、まだまだこれからです。


【続編予告】次回(後編)の展開

本記事では、 「動きを見る3つのフィルター」 を中心にお伝えしてきました。

次回の後編では、さらに深く、
「言葉で動きを変える方法」「大人と子供に共通する視点」 についてお伝えしていきます。

■ 次回予定:第7章〜第9章

第7章:「グッドワード」で人は動き出す
バッドワードではなく、グッドワードで声をかける技術

第8章:「歳だから」で終わらせない
言語で学び、再現性を高める方法

第9章:大人と子供は、同じ設計図で動いている
一貫したフィルターで見る世界

「この視点、もっと知りたい」
そう思っていただけたなら、ぜひフォローしてください。


【参考文献】

本記事は、『身体動作解体新書』(里大輔著)の内容をベースに、陸上アカデミーで指導している経験から 父親と子供、双方の成長 という視点で再構成したものです。

著書はこちら

より詳しい理論的背景や、競技別の具体的な応用例については、ぜひ原著もお読みください。


【あとがき】

「動きを見る基準」は、一度手に入れたら、一生使える武器になります。

僕自身、この視点に出会ったことで、選手時代に「運動音痴」と言われた自分が、35歳までプロボクサーとして11回も試合に出られた のです。


運動音痴に苦しむ人たちを救いたい。

僕は運動音痴で、自己否定と自己嫌悪で、散々苦しんだ。

もし、スポーツが下手でいじめられているとか。
自分はダメな人間だとか。

苦しんでいる人がいたら、そっと手を差し伸べて、この記事を渡してほしい。

陸上アカデミーで子供たちを指導する中で、この視点を父親たちにも伝えることの重要性 を強く感じています。

あなたの視点が変わる。
あなたの言葉が変わる。
そして、あなたの子供の未来が変わる。

カッコつけさせてもらいましたが、その連鎖の次の一歩を、今日から一緒に踏み出してみませんか。

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 KOH(藤村)| スポーツコーチ いただいたサポートは活力となりさらに濃い分を書く力になります!!