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うちの猫のおはなし#3

前回のおはなしはこちら▽


うちの猫、3匹目はさばとらのとらくんです。

とらくんは、我が家の猫たちのなかで唯一の男の子。次に書く予定のさばちゃんとは姉弟です。実際のところどうかはわかりませんが、どう見てもとらくんが弟気質のため、勝手にさばちゃんがお姉さんだろうと思っています。


そんなさばとら姉弟が我が家にやってきたのは、みけさんが家族になって1年経った頃のことでした。姉がバイト先で捨てられていた子猫4匹のうち、2匹を連れ帰ってきたのです。あとの2匹は、それぞれ別のお宅に引き取られたそう。

またしても推定生まれて1ヶ月前後のパヤパヤな2匹が増えたわけですが、みけさんと違ったのは、初めから人間を怖がっているところ。触られることを嫌がる2匹の子猫を根気強く育て上げた母には、本当に頭が下がります。

ぱやぱや再び


そんな2匹ですが、とらくんは少しずつではありましたが段々と人間にも慣れ、半年後には立派な甘えん坊将軍になりました。

起きている時は常に「撫でて!」と大声で鳴き続けます。それはもう家中に響き渡る大音量で。わんわん鳴き続けているところに名前を呼びかけると、「あーん」と可愛くお返事をしてこちらへやって来るものだから、憎めないところではあるのですが。

とりわけ若い男の人にお尻をポンポンされるのが好きで、姉夫婦が遊びにきているときには姉の旦那さんにいつも「ポンポンして」コールを浴びせ続けていました。


そして撫でてもらうのと同じくらい好きなものが、我が家のアイドルみけさん。みけさんの後ろをずっと付いてまわり、みけさんが座れば寄り添って座り、みけさんが私の膝で寝ていればその隙間に無理やり割り込んでくる…その様子はまるで家庭内ストーカー。

初めは嫌がって怒ったり避けたりしていたみけさんも、次第に諦めたのか、とらくんの面倒を見てくれるようになりました。本当の姉であるさばちゃんは1匹で過ごしたいタイプだったので、いつもとらくんはみけさんと一緒に行動するように。

晩年の写真は、いつも2匹一緒に写っているものばかりです。


そんなとらくんもみけさんが亡くなって少しした頃、私は同じように会うことができないまま、永遠のお別れをすることになってしまいました。その頃の様子を聞くと、みけさんがいなくなってから明らかに元気がなくなってしまったそうで。しばらくはみけさんの姿を探していたそうです。

手のかかる子ほど可愛いと言いますが、どれだけ手がかかろうと五月蝿かろうと、全力で人間に愛情を示してくれたとらくんを、私たち家族も愛さずにはいられませんでした。

きっと今はみけさんと一緒に、さばちゃんのことを見守ってくれているだろうと思います。姉弟一緒に過ごすのは、まだまだ先になる予定だけど許してね。

今回はそんな我が家の愛されキャラ、とらくんのおはなしでした。


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