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ラジ鬱投稿(本紹介「天使も踏むを畏れるところ」)
先週の投稿
田中さん、こんにちは!
今日は今読んでいる本の紹介をします。松家仁之(まついえ・さとし)「天使も踏むを畏れるところ」という本で、戦後、皇居の「新宮殿」造営にまつわる、人間ドラマを上下巻で描いた物語です。
とにかくそんじょそこらのビルや家ではない、「天皇」のお住まいですから、そこにはさまざまな思惑やら、横槍やら、新しい皇室への思いやら、それが日本の復興とからめられた大作で、読んでいると「へー!」と思うようなことがたくさん!
心に響く名言が多いのは、「建築」と「人生」には共通するものが多いからかもしれない、と思いました。
やはり仕事柄、皇居の台所である「主厨(しゅちゅう)」についての場面は面白かったです。この際、設備も新しく便利にしては?という提案に、「天皇の料理番」とも知られる人物が、
「あたらしい機械がほしいってのは、たいていもっと楽をしたいからってことでしょ。手を抜きたいってことでしょ。どうしてそんなことを思うかといえば、やらされてる仕事だからだよ。やらされてる仕事で作った料理なんでうまいかね。うまいはずがないんだ」
「包丁をよく研ぐ。俎板の上はいつも清潔にする。鍋はていねいに洗う。材料はよくよくよくよく吟味する。料理はこれさえできていればいいんだ。」
と語る場面は、日頃の仕事についての基本を振り返させられるなぁ…と思いました。この本を読むうちに俄然、一度は皇居を見てみたいなぁ、と思ったところです(旦那には、だだっ広いだけだよ!と言われましたが…)
一方、夜にはスペインの「サグラダファミリア」の「イエスの塔」完成のニュースが。こっちも見てみたいなぁ…
リクエストはマドンナの「ライスラボニータ」をお願いします。
