出雲・岡山一人旅|バスのタイミングと日御碕(ひのみさき)神社
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次の目的地は、日御碕(ひのみさき)神社だ。
アマテラスさんが日沈みの宮(下の宮)として祀られ、スサノオさんが境内の高いところに神の宮(上の宮)として祀られているという珍しい神社とのこと。
今回の旅の行き先として引いたカードは、フツヌシさん、アマテラスオオミカミさん、アメノミナカヌシさん。
フツヌシ(経津主神)さんの魂を宿すとされる剣を手に、ヤマタノオロチを退治したスサノオさんと、アマテラスさんが同列に祀られている神社というのは、自分にとってすごく意味深いと感じていた。楽しみだった。
それなのに。
「稲佐の浜入り口」バス停の時刻表を見て、血の気が引いた。5分前にバスは出発していて、次は一時間半後、3時台となってしまう。
「そんな本数少ないなんて!」
心の中で叫んだ。
蕎麦屋のロスタイムもしかり、下調べの甘さについて反省せざるを得なかった。
どうしよう、タクシーを呼ぶ?蕎麦屋ハシゴ後のタクシーは豪遊すぎてさすがに気が引ける。うまくいけば乗り合いになったりする?歩く?ぐるぐる考えた。
海沿いにもバス停があったはず(稲佐の浜)。
とりあえず、そこに向かってみよう。
もしかしたら別の路線のバスが来るかも。
Googleマップを見てもよく分からないから、とりあえず動く。
海沿いのバス停を目指すと、そこには待っている人がいた。
もしかして!希望を持って足早に、バス停へと急いだ。
すると、バス停の時刻表を見るよりも先に日御碕行きのバスが来た!
ほんと、ありがとうございます。
朝に引き続きバスのタイミングの良さに励まされた。
出雲の神様は、私の欲深さも、計画性のなさも、しょーがないなーと笑ってくれたのかもしれない。
涼しい顔して当然のようにバスに乗り込んだが、なかなかの奇跡が起きていたことに、もっとびっくりして感謝したほうがいい気がする。

バスからの眺めは最高だった。
晴れて海と空が青い。
崖沿いの青い景色を長らく進む。バスの揺れと青空に平和が満ちてて、ほっとして少し意識が遠のいた。何分くらい乗ってたんだろう。
この距離を歩いていたら、この青はオレンジに変わっていたかも。
日御碕神社前のバス停に到着。
出雲大社に比べたら人はまばらで、離島に来たかのような穏やかな空気だった。

日御碕(ひのみさき)神社は、朱塗りで竜宮城とも称されるらしい。美しい神社だった。

境内に入るとまず正面に現れたのが、日沈みの宮、アマテラスさん。

伊勢神宮が朝日が昇る場所として、昼を守るアマテラスさんを祀り
日御碕神社が夕日が沈む場所として、夜を守るアマテラスさんを祀る
そういう意味合いもあるようだ。
(帰宅後に、隠された神の存在を考察している人達の見解を漁っていると、深読みし放題で、もしかして、この日沈宮のアマテラスさんは隠された神なのかも?と思ったりしている。早く真実にたどりつきたくてうずうずしている)
神前で特に目立った体感はなかったが、手を合わせていると、目をつぶった向こうに広がりと優しさを感じた。
そして、階段を上って高いところにあるスサノオさんのお社(神の宮)をお参りした。

強めの風が吹いて、地面から何かがジンジンと響いてくるような力強さを感じる。
朱塗りのお宮は明るくて、怖さやおどろおどろしさは全く感じなかった。
海沿いの神社って心地いいなぁ。
摂社をお参りし、灯台を目指した。

道中に経島(ふみしま)があった。

ズームするとこんな感じ

経島(ふみしま)は、アマテラスさんが最初に降り立った島だという。
ウミネコさんがニャーニャーと本当に猫みたいに鳴いていて、ばっさばっさと飛んでいた。
なかなか出会えない光景だ。
カメラを構えてなるべくたくさん飛び立つ瞬間を撮りたかったけど、空一面に飛んでるのを見られたのは、私が最初に島に近づいた時だった。
歓迎してくれてありがとう。

途中、定食屋さんみたいなところに、お客さんがぎゅうぎゅうに入っていた。
醤油と磯の香り。絶対おいしいやつ!ここで海鮮と日本酒だった……。
悔やまれたが、お腹がいっぱいで諦めた。
いつか、死ぬまでに来れたら。
覚えとく!

本当に美しい景色だった。
とりあえず遊歩道のそばの何でもないところに座ってみた。

岩の感じ、木の感じ、普段見るものとは違う質感があって、吹く風が本当に心地よかった。
灯台は自力で昇る気配だったので、下から見るだけにした。

追記
日御碕行きのバスを調べてみるんだけど、やはりよく分からなかった。
土曜日なのに、私が間違えて日曜日の時刻表を見ていたとか?
「稲佐の浜入り口」のバス停に一人待っている人はいた。
外国人の方なのかな?と思って、声をかけられずに次のバス停「稲佐の浜」へ向かったわけなんだけど、ひょっとしたらバスが遅れていたのかもしれないし、移動せず待っていたら5分10分でバスは来たのかもしれない。
時刻表を調べたことで、12時台を逃したら次は15時台という絶望を追体験した。
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