「人生ゲーム」のリバイバルに思う
最近また「人生ゲーム」が流行っているようですね。
人生ゲームは誰でも一度はやったことがあるといわれる日本を代表するファミリーボードゲームです。
ルーレットを回してコマを進め、就職や結婚、出産や家の購入などの様々な人生イベントを経て、資産を増やし、億万長者をめざすというものです。

私の家にもありました。
発売は1968年と言いますから、私が11歳小学校5年生の時です。
再来年の2028年には60周年を迎えるロングセラーゲームです。
なぜこんな古いゲームが今また流行るのか、懐かしい思いで調べてみました。
<おうち時間の増加>
最近の人生ゲームの流行のきっかけとなった一番の出来事は、コロナ禍ではないでしょうか。
外出が制限される中で、家族と長時間楽しめる娯楽として、こうしたボードゲームが見直されたのです。
<世代を超えて遊べる>
人生ゲームは年齢を問いません。
親子2世代3世代皆一緒に遊べる定番ゲームなのです。
このためギフト需要も大きいようです。
<戦略でなく運勝負>
人生ゲームは、戦略よりもルーレットの運が勝敗を決めます。
つまり、誰でも運さえあれば勝てるのです。
その点でも大人から子供まで楽しめるのです。
<トレンドの取り込み>
人生ゲームは数年ごとにリニューアルされ、2023年には8代目がリリースされました。
アップデートごとに時代を反映するよう工夫され、最新版では「リモート会議」や「テレワーク」、「副業」や「サブスク」、「キャンプ」や「SNS炎上」といったことも、面白いのは「フォロワー数を競う」とか「推し活を楽しむ」といったことまでマス目に取り入れられているようです。
また、最近の新作の「人生ゲームFIRE」では、FIREつまり経済的自立や早期退職をテーマにしていたり、

「人生ゲームタイムスリップ100」では、大正から令和、そして未来まで旅するようになっています。

「SPY×FAMILY」とのコラボなどでもファンを広げているようです。
<ゲーム実況>
私は見たことがありませんが、YoutubeやTikTokなどの動画サイトでゲーム進行が実況され、波乱万丈の展開を見せてくれています。
これを見て「自分もやってみたい」と思う若者が増えているようです。
<アナログ回帰>
人生ゲームは典型的な昔ながらのアナログゲームです。
スマホやSNS中心で、効率やタイパ重視のデジタル疲れの反動でシンプルなアナログゲームで、顔を突き合わせて楽しむ遊びが好まれるようになったのです。
メンパとタイパの記事も書いていますので、よかったらご覧ください。
<人生の疑似体験>
不確実な現代社会で失敗したくないという思いから、ゲームの中で、安全に、気軽に失敗体験できるといって人気になっているのです。

<ハマる人・ハマらない人>
こうした人生ゲームですが、私はせっかく買ってもらった人生ゲームをあまりやりませんでした。
ハマる人とハマらない人には次のような特徴があるようです。
(ハマる人)
〇 人生ゲームは、実力で勝つタイプのゲームではないので、ルーレットの運による偶然やハプニングというストーリーを楽しめる人。
〇 突然の借金や、転職、離婚に破産といったことが、面白いと感じ、受け入れることのできる人。
〇 このゲームはコミュニケーションツールとして楽しむものでもあるので、人とワイワイすることが好きな人。
〇 ゲーム内の出来事を真に受けないで笑って俯瞰できる人。

(ハマらない人)
〇 自分の判断で結果を出したいタイプは、こうしたゲームにストレスを感じてしまいます。
〇 タイパ重視の人には、退屈でちっとも面白くないゲームに映ります。
〇 運の要素が強いので、勝てないとつまらなくなります。
勝敗にこだわる人には不向きです。
〇 ゲームの中でメンバーをいじったり、笑ったりして楽しむことがありますが、それを不快に思う人には向いていません。

私は、一人っ子ということもありますが、人生と称して決められたレールの上で一喜一憂することに面白みを全く感じなかったのです。
また、アウトドア志向で外で走り回る方が好きだったということもあって、このゲームは奥の方に仕舞ったままで、出番があまりなかったのです。
皆さんはどちらですか。
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