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「非常識な授業づくり」から考える私の指導書活用法

鈴木秀樹先生の著書「非常識な授業づくり」の疑問18「指導書の生かし方は分かっているか」を読んで、私なりの考えと実践をまとめました。

私の指導書活用についての考え

全教科を1人で教える立場上、すべてを毎回研究するのは正直なところ非現実的だと考えています。指導書をベースに授業を展開することは「普通」であり、効率的で現実的な選択です。教育現場の多忙さを考えると、限られた時間の中で質の高い授業を提供するためには、既存のリソースを賢く活用する視点が欠かせません。特別な授業(自由進度学習など)は時々取り入れていますが、日常的に実施しているわけではありません。基本は普通の授業スタイルを大切にしています。

私のGoogle Classroom活用法

私は指導書の内容をデジタルで効率的に活用するため、Google Classroomに全時間分の授業の流れをまとめて入力しています。これにより生徒がその日の流れを事前に確認でき、学習への見通しを持つことができます。常に「これをデジタルで置き換えられないか?」という視点で授業準備を考え、効率化できる部分を見極めています。
効率的な部分はデジタルツールを活用し、理解を深める必要がある部分はアナログの良さを生かして、場面に応じた使い分けを心がけています。例えば、資料配布や情報共有はデジタルで効率化し、思考を深めるディスカッションや作業はアナログの良さを活かすといった具合です。これにより、限られた授業時間を有効に使いながらも、学びの質を落とさない工夫をしています。

私の教科横断的な学びの仕掛け

複数の教科を担当する強みを活かし、Google Classroomには複数の教科にまたがるリンクを意図的に配置しています。例えば、理科の単元に関連する社会科のトピックや、国語で学んだ文章表現を算数の文章題解決に結びつけるといった具合です。生徒が教科間を自由に行き来できる環境を整えることで、自然と教科横断的な思考が育まれていきます。
全体の流れをデジタルで提示することで「つながり」が見える授業になっていると感じています。教科書や指導書は単体では教科ごとに分かれていますが、デジタル環境ではそれらの壁を取り払い、学びを統合することができます。こうした工夫により、生徒たちは自分で教科のつながりを発見し、より深い理解へと至る道筋を見つけ出していくことができています。

私の授業づくりのポイント

指導書は単なる参考資料ではなく、効率化のツールとして積極的に活用しています。すべてをゼロから作り上げるのではなく、既存の良質な内容を土台として、そこに自分なりのアレンジを加える方法が現実的です。デジタルとアナログの良さを場面に応じて使い分けることで、効率と学びの深さの両立を図っています。
Google Classroomで授業の見通しと教科間のつながりを可視化することは、生徒の学習意欲を高めることにも繋がっています。「今日は何をするのか」「これが他の教科とどう関連しているのか」が明確になることで、学びの意味を生徒自身が見出しやすくなるからです。
特別な授業は適宜取り入れつつも、基本となる「普通の授業」の質を高めることを大切にしています。日々の授業こそが生徒の学びの基盤となるものであり、その積み重ねが教育の本質だと考えているからです。
鈴木先生の問いかけを受けて、指導書を「使いこなす」という視点から私なりの実践を続けています。効率と質のバランスを考えながら、これからも生徒の学びを支える授業づくりを進めていきたいと思います。教育の現場では理想と現実のはざまで苦悩することも多いですが、できることから少しずつ改善していく姿勢が大切なのではないでしょうか。

鈴木先生の本はこちら

この記事の元になったVoicy


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