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〜雲の游〜 バリで繋がる仏と神と【バリ島ウブド6】


コケコッコーコールにも少し慣れたような慣れないような
それもこの朝がウブドの6日間滞在の最終日になり、
最後にもう一つビーチの街に寄ってから帰ります



そしてまだバリの話しか〜いと思っていらっしゃるそこのアナタさま
もう少しです!(笑)

注:ただし今回は(も)長いです
  
  




ウブドのマス村の最後の朝

この日は雲がほとんどない空の朝焼けでした

雲がない分、空の色のグラデーションがこれまた美しかった!


本当は綺麗な新月でした・・・






微妙な距離


ちょっとずつ接近




部屋から正面の景色
プルメリアの木に囲まれています




そして毎晩ベッドに横になり天井を見ると現れている
小さい侵入者
いや先住民
こちらがお邪魔しているのでした
最初にこの天井を見た時から、きっと出てくると思っていました


左の上方にちょこんと見えるヤモリちゃん
最初はあの距離でもドキッとした
でもじーっとしていて、たまにキュッキュッと鳴くコ
ポロッと落ちてこないことだけ祈ってました


遠すぎてピンボケ
それよりも一度だけこのコの10倍ぐらいのが一匹やはり天井に現れた時は
度肝を抜いた・・・
ジャムウ作りの時にスタッフの方とヤモリの話題になり
こんなでっかいのが現れた!と手で大きさを伝えたら
それは「トッケイ」というのらしい
そのこも大人しくしてはいたけど、存在感が・・・
これもバリ生活
ワイルドだろ〜


そんな小さな守り主ともお別れね



12時のチェックアウトギリギリまで滞在させていただきます


まずは朝コーヒー散歩


おはようございます



よく見たら象さんでした



Pura Taman Pule Mas Ubud
この境内?を毎朝通り抜けさせていただきました



よく食べて
よく鳴く
コケコッコーとその予備軍




この日は日曜日、いつもの工事のお兄さんたちはお休みかな?
ただ見ていると、バリは日曜日でも普通に働いている人もいる様子



正装してお出かけ





いつもの朝









日曜日でも大混雑の通り





日曜日でもホリホリ
今日は小物?





椰子の樹も盛大に元気





業務スーパーっぽいお店
ここでビンタンビールを調達していました





そしていつものカフェね




朝はいつもカフェラテを日本でもどこでも飲みます

今日はカウンター席に座って、窓の景色を堪能しながらホッと一息



お気に入りのカウンター席









店内に飾ってあった木彫りの仏さま
素晴らしい彫刻で見惚れる





もう一杯飲みたいな〜と
2杯目を注文
葉っぱからハートに変わって届きました💛




2杯目のラテを飲みながらボーッと外を眺めていたら、
一台の車がお店の前に止まり、白いポロシャツの男性がお店に入ってきて
お店でゴソゴソ

あまりに普通な行動だったので、お店の方かな?

チラッと見たら目が合ったので軽くご挨拶すると、英語で

白ポ 「どこから」
雲  「ジャパン〜」

すると流暢な日本語で
白ポ 「日本のどこ?」
雲  「出身はヨコハマで、今ナラに住んでます」
白ポ 「ナラはいいところだね」
   
雲  「こちらのオーナーさん?」 もしやと思い聞いてみた
白ポ 「そう、ここと奥も・・・」




そしてここからバリ人の白ポさんとの怒涛のツアーが始まったのです

ちょっと鳥肌が立つ出逢いでしたが、うまく文章では伝えられません

とにかく起こったことを順番に並べるだけにしますね


奈良から高野山(仏教)の話題になり

白ポ 「曼荼羅があるよ」

と、ついてくるように言われ、急いでコーヒーを飲み干し
荷物をまとめてついていく

カフェの向かいにあるギャラリーに入っていきます



白ポさんとギャラリー
とにかく行動が速い!
超せっかちのワタシですら小走りでついていくスピード



まず目に入った木彫りの曼荼羅


なんじゃこりゃ??
木彫りよ



金剛界曼荼羅
もう鳥肌が止まりません・・・





菩提樹と仏さま




仏像系だけでなく、インテリア系もいろいろ


木彫りの透かし扉




1階から2階の天井まで聳える
龍の彫り物
木の中に掘り込まれている
もちろん一本の木




オフィスで、棚から引っ張り出してきた筒の中からの紙を
クルクル広げると

曼荼羅

これはここで描かれたものだそうです

このような曼荼羅を日本のお寺に納める

そんなビジネス?があるようです



これまた
ど〜ゆうこと??
間違いなく曼荼羅
もちろん手描き



白ポ 「もっと見やすいのがあるから行こう!」

と一階へ下り、その前にちょこっと他の作品も拝見



製作中
ここからどうやって立体になるのか?
さっぱりわかりません





ちょうど職人さんがやってきて
作業を始めたところ






ワタシの大好きな水辺の模様
取手も素晴らしい!
感動的なデザイン
あっ、ドアです




見やすいのがあると言って案内されたのが、先日ちょこっと覗いた
仏教系ぽい施設

仏教の何かなの?と聞けば、バリ・ヒンドゥー教真言密教との関わりのようなことを説明してくださりました
ヒンドゥーダーマ(ダルマ)の話ですが、うまく解説できません〜
でもなるほどでした(笑)


先日も触れたように、ヨガができたり、子供のサマースクール(欧米人の滞在者向け?)が行われたり、ウエディングセレモニーができたりといった
多目的施設です


今日も優雅に涅槃
いや、お昼寝




その中の一つの建物に案内され、入ってみると・・・


正面に


言葉がございません

この印の結びは
大日如来さま?


そしてその両脇に


金剛界曼荼羅



胎蔵界曼荼羅



全てメイドインバリ

木彫りの木材はバリ産チーク材

曼荼羅の絵の具や紙は日本製、職人さんと製作はバリ

今まで見てきた曼荼羅でバリ製のものがあったかも・・・

これには色々な背景があるようです
職人さんの問題、コストの問題
日本で製作できなくなっていることに問題があるようにも思いますが
こんなところでインドネシアと日本の宗教が繋がっていることにも
興味深いものです
海を超えて仏教美術が繋がり、それは決して全く縁のない話ではなく
元を辿ると同じ教えに辿り着くのです

धर्म


そんなんで、高野山系とも深いつながりを持っていらっしゃる白ポさん

その高野山系から派生するお話でも、とても興味深いものがありました
長くなるので割愛します




宿泊施設もあり
それはそれはセンスのいいお部屋で
次回の宿泊地に決定!




大きな菩提樹の下で瞑想もできます




雲 「今度ぜひ泊まります!」

という話から、次に案内されたのが・・・

現在建設中(ほぼ完成)のホテル

こちらは日本人の出資者がいて、現地業務を請け負っての事業だそうで
こちらもかなりセンスの良い建築&インテリアでした

え〜ここも泊まりたい〜とブツブツ


あまりにもスピード感があり、インテリアの写真を撮ってる間がないくらい
説明や話が途切れません





やっと撮った最上階
セレモニーなどもできるとのこと
周りは田畑



最近よく聞く
RETREATね
KAYUNとはを意味するそうです
全ての施設やお店にこの名がついています
KAYUNグループってかんじかな
こちらは息子さんが運営に携わるそうです



モダンな部分(機能)と、バリの伝統的なデザインや素材(チーク材)を
ふんだんに使った素敵なホテルです


いよいよツアーは終わりかと思いきや・・・

お次はホテルの奥の敷地にあるご自宅へ

ご自宅のドア、先ほどの漣ドアと同じものがついていました!

そして何度か会話の中で登場していた日本人の奥様や息子さんのお嫁さん、
かわいいお孫ちゃんなどとご挨拶
息子さんはホテルで作業していました

突然訪れたワケの分からぬ来客に対しても、自然に対応してくださった
奥様、きっとこんなことが日常茶飯事の白ポさんなのでしょうね


バルコニーのテーブル(ここが家族団欒の場所とのこと)で
コーヒーを淹れてくださりました

鉄瓶は南部鉄のね


もちろんバリ産のコーヒー
美味しゅうございました!



そう、白ポさんはご自宅のコーヒーがなくなり、
このコーヒーをお店に取りに行ったところにワタシと会ったのでした

最初の白ポさんが映った画像を見ると、その左手に・・・

やっと本来のこの日の白ポさんの目的が果たせましたね
えらい周り道をしてくださり・・・笑


ただただ彼の行動力、先導力に関心するばかり
それは決して強引でもなんでもなく自然の流れに(のように)

そうそう、白ポさんはビジネスマンですが、議員さん(確か県)でもいらっしゃるとのことです

国政まで行こうかと思ったそうですが、僧侶になるので県議?までで終わるそうです

この僧侶の話も興味深いのですが、記事が終わらなくなるので記しませんが
なんでしょうか、ちょっと不思議なパワーのある方ですね



東日本大震災の際、バリ中の僧侶の方を集めて祈りを捧げた時の写真が壁にかけてありました
寺院の敷地に、びっしりと埋め尽くされた白装束の僧侶の方々の姿に
信仰とは尊いと胸が熱くなります

ビジネスだけではないKAYUNこころと行動力のある方のようです

自分が何者でもないこと(無力)が残念なほどエネルギーがある方ね

もしも資産家マダムにでも思われてたら・・・
残念ながら、しがないパートのおばちゃんなんですよね〜笑
投資も何もできないけど、ホテルを予約することぐらいはできるかな



お庭の2本の木を指して、
「これはドリアンの木で、3本植えて、一本は枯れちゃった
植えて5年(と仰ったような)経つけどまだ実をつけていない
来年実がなるかもしれないし3年後かもしれないし
自分が亡くなった後かもしれない
でも子供や孫達が手に取ることができるかもしれない
ただ、植えなかったら何も実らず何も手に入らない」

言いたいこと、よくわかります

そういうことですよね、何事も

何か見透かされているようでドキっとしました


それからご自宅の奥にあるゲストルームのようなところを指差し、
「あそこに泊まっていいよ」「今日泊まっていいよ」って
泊まりたいのは山々ですが、本日移動日でございましてと
丁重にお断りしました


こんな感じに色んな人と出逢い
いい意味で巻き込んでいかれるのでしょうね

こういうタイプ、苦手な方もいると思います
ワタシは好きですね

それは傲慢でなく、様々な経験(苦労も)を経て得た自信と情熱
そこには優しさや思いやりがあります(そう感じました)
そして信仰なのかな〜





コーヒーをご馳走になり
お孫ちゃん(一歳ぐらいだけど超イケメン)とも戯れ
今度こそツアー終了かと思いきや・・・

白ポ 「僕の家を見せてあげる」と

家?

もうこうなればどこにでもついて参るぞ!


集落の狭い道を通り、「あれ姪っ子」と言い声かけたりしながら
立派な門構えの建物の前で車を停め、ドアを開けて入ると




今まで見たり泊まってきたお家と同じように、敷地内に祠や建物が立ち並ぶ
ところでした

そこに亡くなられたお父様(確か僧侶と仰っていたような)の
お写真を飾った建物などもあり、おそらくご先祖さまをお祀りし守る場所のようです




ここを守りながら住われるのかな?


ワタシが毎日通り抜けていた寺院とも深い繋がりがあるようで
あの寺院の建設にご先祖さまが関わっているとか





敷地内の建物の一つを指して、

白ポ 「ここで最後を(死まで)過ごしてもいいよ」って


えっ??

ということで、ワタクシの終の棲家が決まりました!(笑)

でも冗談ではなさそうなのです・・・
そう思わせる不思議な方でした
どうやらお父様が立派な方だったようです

今度、しっかりお話を伺いたいと思います



聖天さんの
お導きですか?

聖天さまガネーシャは決して穏やかな表情をしていません
厳しく戒めてくれるのです





今度こそツアーは終わり、宿まで送っていただきました

バビグリン(豚の伝統料理)食べに行くけど行く?」と誘っていただき
それもお供したかったですが、もう時間がないので辞退
実は一度も食べてなく、食べてみたかったバリ名物!
残念


そうそう、この宿のオーナーはマス村の村長さん!

朝、散歩前にちょうどお会いして
「全然話せなくってごめんね」って(こちらも奥様日本人で日本語OKの方)
学校設立でバタバタしているとのこと

小学生、中学生ぐらいを対象にバリの文化や芸術を学ぶところのようで、
後で案内するよとも言ってくださっていた

村長さんと白ポ議員さん、お互いよく知る仲のようで、白ポさんから
村長さんのお話も聞きました(村長さんが子分的な立場のようね)
そして日本との繋がりも強いお二人(奥様が日本人だったり)でした


白ポさん、ワタシに名前を聞いたからワタシも聞いたら

「Mr.スマイルです」って



そんなこんなのウブド最終日の朝の出来事でした


なんていうのでしょうか・・

あのカフェに通っていたから
いつものようにカフェラテを1杯でなく2杯目を飲んだから
白ポさんがコーヒーを取りに来たから
そもそもバリ島に、ウブドに、マス村に、訪れたから


そんな偶然の重なりの出逢い

不思議なことにこういう出逢いがちょいちょいあります

面白いですね、旅って、人生って


今回は空海師匠や聖天さまのお導きと感じました




チェックアウトまで30分もない!
急いで荷物をまとめて、お世話になったお宿のYさんにご挨拶して
タクシーで次の街へ






つづく









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