結果が出て心が軽くなる経営会議のシンプルなやり方
結果も出るし、心も楽になる
経営会議で、なんとなくモヤモヤしたまま終わることはないでしょうか。
議事録はある。
決まったこともある。
でも、いまいち動かない。
この原因は、会議で扱う課題が「頭の中のもの」のままだからです。
私が現場でずっと大事にしているのは、次の2つです。
課題を「見える化」する。さらに「触れる化」する。
この2つがそろうと、会議は変わります。
結果が出るし、参加している人の心も楽になります。
見える化:言葉だけで会議をしない
会議が空転するときは、だいたい言葉だけで進んでいます。
誰かの頭の中の論点を、別の誰かが想像で追いかける。
これではズレが起きます。
まずは、今日話すことをアジェンダとして目の前に出す。
ここまでは多くの会社でやっています。
私のおすすめは、その一歩先です。
A4用紙を使って、ワントピックを1枚で書いて並べる。
「売上」「採用」「育成」「資金繰り」など、テーマだけで十分です。
議題が目の前にあるだけで、議論の現在地がそろいます。
触れる化:参加者が手を動かせる状態にする
見えるだけでは、あと一歩たりない。
次は、触って動かせることが大事。
A4用紙に1トピックはこの布石です。
参加者が紙を手に取り、引っ張ってきて、メモを書いて、また戻す。
議論の中で「ここが大事だ」と思ったら、その場で書き込む。
優先順位や関連性が変わったら、紙の位置を変える。
追加トピックがあれば紙を追加する。
この「手を動かす」プロセスが、合意形成を一気に前に進めます。
スマートさより、腹落ちを優先する
もちろん、議事録をPCに打ち込む、AIに文字起こししてもらう方法はスマートです。
ただ、人が本当に合意するプロセスは、そんなにスマートではありません。
画面の中の文字を見ているだけだと、
大事なことが「わかったつもり」で終わることがあります。
紙を手に取り、ペンで書き込み、物理的に動かす。
この流れを通ることで、議論の内容が頭だけでなく、
心と体感覚に落ちていきます。
腹に落ちて、はじめて人は本気で動きます。
なぜ結果が出て、心も楽になるのか
トピックが紙という「もの」になると、課題は概念のままではなくなります。
手触りが生まれ、自分ごとになります。
自分で動かし、自分で書き込む。
その行為が「この意思決定に自分が関わっている」という感覚を作るからです。
やらされる会議ではなく、
自分たちで作る会議になる。
だから、結果が出る。
だから、心が楽になる。
最後に
このやり方は、経営会議だけでなく、
プロジェクト会議、学校、コミュニティなど、
もちろんどんな場でも使えます。
論理を整えることは大切です。
同時に、感情と体感覚を置き去りにしないことも同じくらい大切です。
議論を交わし、目で見て、手で触れて、腹に落とす。
このステップを省かないことが、合意の質を変えます。
会議の進め方を具体的に整えたい方は、気軽にご連絡ください。
コンサルタントとコーチ、両方の視点でお手伝いします。
自己紹介
「一人一人が自分の価値観や実現したい未来に気づき、表出する。お互いにその想いを受け入れたとき、組織はその人数を超えるフルパワーエンジンを手に入れことができる。」
専門は、メンタルコーチング、チェンジマネジメント。
株式会社ココント 代表取締役
ビジネス・ブレークスルー大学大学院 メンタルコーチ
チームフロー プロコーチ養成スクール 卒業
NEC、パーソルなどでコーチング研修の講師を務める。
クラスの卒業生は延べ500人を超える。
経営者向けの継続対話プログラム「社長のSHINKA」を運営しています。
