うつ病で2週間で6キロ減
母が入院したその日に母の余命がわずかであることを聞かされ、私はたちまち重度のうつ病のような状態になってしまいました。
症状は、強い不安と焦燥感に支配されて、食欲がなくなり、夜もあまり眠れず、頭や胃が痛く、背中や肩が異様に凝る状態でした。
夜眠れなくなる原因には、うつ病だけでなく、病院からいつ電話がかかってくるかわからないので、落ち着いて寝ていられないこともあります。
また隣で眠る認知症の父の顔を見ると、母の年金がなくなってますます生活が苦しくなる中、90歳になる父と2人で暮らしていくことへの不安が募り、気が狂いそうになりました。
寝不足のせいか、時々めまいがして、その場にうずくまってしまうことも時々ありました。
体重もみるみる間に落ちました。
裸になった体を鏡に映すと、あばら骨が見えるほど、痩せてしまいました。
以前私はロードバイクにはまり、休みの日に何時間も自転車にのったことで、激ヤセしたことがありましたが、うつ病になるとそんな激しい運動をやらなくても、あっという間に落ちてしまいます。
うつ病が体力を消耗させる恐ろしい病気であるということを、体重計にのるたびに実感しました。
私は40代の頃にパニック障害にかかったことがあるので、この状態が長引けば、パニック障害が再発するリスクが高まります。
直ぐに病院に行って治療を受けたかったのですが、母がいつ危篤状態になるかわかりませんし、父の介護や家事、母の入院の用事などやらなければならないことがたくさんあったので、自分のことで病院に行く暇ははありませんでした。
しかし1か月くらいすると、悲しい気持ちにはなるものの、不調は和らぎ、落ち着きも取り戻し、ある程度、いつもの生活ができるようになったのです。
うつ病から脱出できたのはなぜか。
きっかけになったと思えるものは、いくつかあります。
次回から、うつ病を脱出するのに役立ったことを紹介したいと思います。
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