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大きくなったら何になる?(第4話)

*この物語は、人生の半分は終えたと思われる
 筆者の半生を小説風に振り返るものである。
 これまでを思い返し、これからを考える物語。
 登場する人物・団体等は全て仮名であり
 モデルはいますが、実在はいたしません。

(登場人物 高校入学編)

・新井   ・・・ 筆者の分身(高1~)
・上本   ・・・ E高校での同級生(野球部)
・嶋先生  ・・・ 新井のクラス担任


【第4話 高校入学編】

「〇%#$✖・・」

E高校入学式当日。
学校に向かう途中の乗り換え駅のトイレにて。
新井は、緊張のあまり吐いていた。

電車を2つ乗り継いで、片道1時間半かかるE高。
自ら意を決して決めた進路にも関わらず、
わりと初日でへこたれていたw

どーにか入学式には間に合ったものの。
正直、体調もよくなく憂鬱な思いで
式場への入場を待ってると、、、

「新井君だよね?
 君のクラスの担任になる嶋です。
 島から通う子がいるって聞いてるよ!」

入場を引率していた若い男の先生が、
明るく話しかけてきた。

「知ってた?この学校であの島から通ってるの
 君と先生だけなんだぜ!仲良くしようや」

どーやら教員・全学年合わせても、
島から通ってるのは新井以外では、
この嶋という先生だけらしい。

「えーみんなの担任になる嶋です!
 クラス担任をもつのは今回が初めてじゃけど
 やる気に満ち溢れてるので、
 みんな先生のやる気に負けないように。
 全力でぶつかってこいよ!」

入学式が終わり、各クラスに入った後。
先生の挨拶は、若干ひくくらい暑苦しかった。

熱血先生ドラマとかに憧れて、
そのまま先生になりました。

全身でそう表現してるような先生だった。
知り合いがいない環境だったので、
担任が同じ郷土なのは、
ありがたくはあったけど、、、

初めて担任をもった、この若い熱血先生が
20数年後、この学校の校長にまで
上り詰める事になるのだが、、、
まぁ、それはまた別の話。

自分なりに、意を決して入った高校生活の始まり。
まずは何より、友人の1人も欲しいんだけど。
案の定、中々出来ぬまま数日はあっさり過ぎた。

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