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大きくなったら何になる?(第6話)

*この物語は、人生の半分は終えたと思われる
 筆者の半生を小説風に振り返るものである。
 これまでを思い返し、これからを考える物語。
 登場する人物・団体等は全て仮名であり
 モデルはいますが、実在はいたしません。

(登場人物 大学受験編)

・新井   ・・・ 筆者の分身(高3)
・東出   ・・・ 新井の高校最初の友人(高3)
・横山   ・・・ 新井の友人(高3)


【第6話 大学受験編】

高校時代、新井には東出の他にもう1人。
親しくしてた友人がいた。
真面目でもなく、おとなしくもない。
横山君というメガネの少年だ。

「横山君、秋からの新ドラマ。
 キャストも主題歌も豪華で絶対流行るで。
 見るやろ?」

「いや、俺はその裏でやってる
 高校学園もの見るわ。
 主題歌の暗ーい歌が好きなんだー」

見てるドラマも、読んでる漫画も。
聴いてる音楽から何から何まで。
はっきり言って変わったヤツだった。
新井が言うのもなんだが、
友達は新井以上に少なかったはずで。
新井もかみ合うのは、
広島カープの話くらいだった。

だが、勉強は出来た。
「国立のK大を目指す」と公言していたが。
K大に受かるには、今の成績から更に2ランク。
そのくらいのレベルアップが必要だった。

対して、新井はと言えば。
1年の時から徐々に成績は下降していた。
「なんとなく、理系に進んだ」
あの時からだ。

「今の成績から1ランクくらい上がればいけそう」
そんな大学を、第1志望という事にはしていたが。
本気でその大学に行きたい訳でもなかった。

そんな気持ちで、成績が上がるはずもなく。
受験間近には、逆に成績は1ランク下がっていた。

もう、行けそうな大学ならどこでもいい。
ほぼ、投げやりになっていたそんな時。
一番の友人、東出君の進路が気になった。
彼も、成績は上がっておらず。
特に勉強しているようにも見えなかった。

「東出君、自分大学どーすんの?
 いけそーなとこ見つかった?」

「うん、あー僕はね。
 進路はだいぶ前に決めてたんだ。
 先生にしか言ってないけど、、」

そー言って、教えてくれた彼の進路。
それは、すごく意外なものだった。。。

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847字
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