【学生編1】まだ、自分が何者か知らない頃
【2026年3月20日 リライト】
「卒業文集1枚と、将来の夢。
これを今週中に書いて先生に提出するように!」
担任の三村先生から原稿用紙が配られていた。
小学校生活も6年生の3学期を迎えており、
卒業に向けた準備が着々と進められていた。
黒板の右下には、
卒業まであと 80日 !
そんな文字が躍っていた。
「卒業文集めんどくせー
段落変えまくって文字数かせごーぜ」
作文が嫌いな多数派の友人達は、
露骨にこの「最後の課題」を嫌がっている。
そんな中、新井は内心ワクワクしていた。
何を書こうか?考えるのが楽しくて仕方ない。
誰も書かないような「将来の夢」を書き残し、
最後の思い出にしようと思っていた・・・
(登場人物 小学生編)
・新井 ・・・ 筆者の分身(小6)
・菊池 ・・・ 同級生の男友達
・三村先生 ・・・ 新井の担任 ベテラン女性教師
1年前の小5の時。
クラスはいわゆる「崩壊学級」だった。
初めて担任をもったと思われる
新人の男教師は最初の1ヶ月で、
はっきり言って生徒達に「なめられた」
授業を聞くものは誰もいなくなり。
時間割を勝手に書き換えたり。
宿題を出しても提出するのは
40人中5人程度と、やりたい放題だ。
「まじめなだけが取り柄」
そう自分で思ってた新井は、
最初は「5人」の方に入っていたものの、
「やらなくても怒られない」と認識すると
楽な方に流れるのに時間はかからず。
宿題をする事はなくなった。
さすがに保護者の間でも問題になり、
早々に担任の変更等があるのではと思ったが。
結局、この状態が1年続き。
ほとんど遊び倒して5年生を終えたのである。
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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