【学生編2】中学って、イカツイ奴が多いイメージ
(2026年1月17日・リライト)
「6年生のお兄さんお姉さんが卒業しても、
僕たちは寂しくありません!
だって、中学校はすぐ隣だから!!」
「6年生を送る会」で在校生がそう呼びかける。
新井の学区は、まぁ田舎だ。
来年から進学する中学は、今いる小学校のすぐ隣。
なんなら、幼稚園も目の前にある。
2・6・3年で11年。
一部の進学組を除いて、級友が変わる事はない。
中学に進むからと言って、
校舎が西に数100m動くだけ。老朽化した校舎はいただけないが
待ち受ける先輩達も、同じ道をたどっており。
得体のしれない先輩達が、待ち受けてる事もない。
かと言って、何の不安もないかと言えば。
そんなことはなく。
同級生も先輩達も、何も変わらないけれど。
唯一、小学校と激しく変わる事。
「圧倒的にイカツイ教師陣」である。
加えて新井の不安を煽ったのは、
「2年前の崩壊学級出身者」は
イカツイ教師陣の中でも最強格、
生活指導の体育教師のクラスに入れられる。
そんな噂がまことしやかに流れていた事だった・・・

「よく考えてみろって。
あのクラスの面子全員、
同じクラスなんてあからさまな事、
できるわけないじゃん!」
菊さんの冷静な意見が的を得ていて、
「そんな訳ないか」とは思ってはいた。
入学してみると、やっぱりそんな事はなかった。
なかったのだが、、、
新井の担任は、その体育教師だったのだw
もちろん「崩壊学級」の面子は揃ってなかった。
噂はやはり、噂でしかなかったようだ。
けどなんで、自分の担任が体育教師なのだろう?
「嫌だなぁ」と思った事は的中する。
「自分の見え透いた運のなさ」に、
入学早々絶望していたのだが・・・
「おっ、新井。同じクラスなるの初めてだな」
菊さんだった。
そっか、菊さんも同じクラスか。
彼と同じクラスになるのは初めてだ。
少し、救われた気持ちになった。
さて、問題は担任だ。
体育教師兼生活指導担当・大高先生。
短く刈り上げた頭に、
西部警察の大門団長のよーなサングラス。
とても「気楽に話しかけれる」ような感じではない。
加えて運動音痴な新井にとっては、
「体育教師」と言うだけで、
ビビる理由には十分だった。
そして入学早々、新井はいきなり、
この大高先生の洗礼を受ける事になる・・・
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「・・・新井、調子にのってるのか?」
「えっとアレ? 何か粗相がありましたかw」
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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