大きくなったら何になる?(最終話)
*この物語は、人生の半分は終えたと思われる
筆者の半生を小説風に振り返るものである。
これまでを思い返し、これからを考える物語。
登場する人物・団体等は全て仮名であり
モデルはいますが、実在はいたしません。
(登場人物 社会人編~エピローグ)
・新井 ・・・ 筆者の分身
・菊池 ・・・ 中学までの同級生
・鈴木部長 ・・・ 営業部の部長
【最終話 社会人編】
「営業」でよーやく入社した会社にて。
3ヶ月の試用期間を終えると、
新井は事務方に配属された。
丁度、試用期間が終わる間近に
女性事務員の結婚退職が決まったりして。
「そのせいだったのか」
それとも、3ヶ月の試用期間で
「コイツに営業は無理」
その判断が下されたからなのか?
それは最後まで分からなかったが、
期せずして新井は事務職におさまった。
事務的な仕事は、やはり向いてはいたようで。
新井はようやく、社会人として
居場所を確保できた気がしていた。
ここで「事務職」になってなかったら?
当初の予定通り「営業」になってたら?
果たして、自分はどーなってたか?
まぁ、続かず辞めたんだろうなぁ。
いや、案外営業所辺りでのんびり営業してたかも。
どちらが幸せだったか?とかは。
答えなど出るわけがなく、考えるだけムダだけど。
時折、考えてはしまうのだった。
「新井もよーやく社会復帰したかー」
「逆に俺が今、無職だけどねぇw」
専門学校を出て、社会復帰をしてからは。
もっぱら中学までの同級生と、
よく会うようになっていた。
年相応に、居酒屋に集まっては近況とバカ話。
高校以降の友人達と、疎遠になったわけでもないが。
一番気兼ねなく話せるのは、
幼い頃から長い事一緒だった、幼なじみ達だった。
最初の仕事を辞めたヤツ。
何なら2つ目の仕事も辞めたヤツ。
今現在も無職なヤツ。
新井のように、学校に行きなおしたヤツは
さすがにいなかったが。
「順調に社会人生活を送ってる」
そんなヤツの方が、少ないくらいだった。
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微速前進 ~僕の自伝
【学生編】【婚活編】【社会人編】で分割してた自伝を、 このマガジンに全てまとめました。 今後は内容も逐次リライトしながら、 自分の半生を書…
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