ポータブルオーディオと私 〜カセット、CD、MDの時代
そう言えば昔、オーディオにハマっていたよなぁ。
なんてことを、ふと思い出しました。
とはいえ、ピュアオーディオなどの高級機器ではなく、安価なポータブルオーディオの話です。
これから少しばかり、昔語りをしてみます。
カセットテープ時代
SONY WALKMAN 1号機がリリースされたのが1979年。
音楽を持ち歩いて聴きたい若者のニーズを捉え、爆発的なヒット商品となりました。また、WALKMANの類似商品も数多く発売されました。
当時14歳の中学生だった私は、いわゆる「エセWALKMAN」を買ってもらいました。確かJVC製だったと思います。
レコードをカセットテープに録音(ダビング)して聴いていました。
それはさておき、音楽を聴きながら外を歩けるという体験は、本当に新鮮でした。
まるで映画やテレビのワンシーンに、自分が入り込んでしまったような感覚。こう感じたのは、私だけではないでしょう。
さらに、自分ひとりが独占して聴けるリスニング空間を手に入れたのも、このときが初めてでした。
好きな音楽を、好きなだけ聴ける環境が整ったのです。
この2点が、音楽を一気にパーソナルなものにしてくれました。
CD時代
世の中にCDが登場したのは1982年。
瞬く間に普及し、レコードの市場を奪っていきました。
圧倒的に音質が良かったこと
次の曲、前の曲などの操作が簡単かつ瞬時に行えたこと
ディスクを裏返す必要がなかったこと
高音質と高い操作性で、レコードを凌駕しました。
さらに、レンタルCDの存在が普及を促進しました。
当時のCDの価格は、アルバム1枚3000円が相場。しかしレンタルなら、1枚300円ぐらいで数日借りられました。
金が無い若者たちは、CDを借りてカセットテープにダビングして聴くのが普通でした。
私が高校生になった頃、自宅にKENWOODのミニコンポがやってきました。
CDをカセットテープにダビングし、それをWALKMANで聴く。
こうやって音楽生活を楽しんでいました。
なお、気に入ったCDはレンタルせずに買うようにしていました。
カセットテープは、聴き続けると音質が劣化する
カセットテープでも次の曲、前の曲などの操作は行えるが、レスポンスは悪かった
消耗品と割り切り、定期的に新しいカセットテープにダビングし直して聴いていました。
そのため、原本のCDが手元にある方が都合良かったのです。
高校3年生の頃、SONY DISCMANを購入しました。
ついにCDを持ち歩いて聴く環境を手に入れました。
気に入った曲だけを集めて聴くことはできませんでしたが、なにより音質が劣化しないのが嬉しかった。
特に、シンバルの「シャーン」という残響音は劣化がわかりやすいポイントですが、CDはいつまでも良い音を保ってくれました。
MD時代
カセットテープのようにCDをダビングできる
CDのように曲のハンドリングもしやすい
メディアの入れ替えが簡単
1992年に登場したMDは、ポータブルオーディオとしては、かなり良い仕組みでした。
ただし、ATRACという圧縮方式による音質劣化の評判が悪かったこと、そして新たに録音用MDデッキを購入する必要があったことから、しばらく手を出さずにいました。
MDを初めて購入したのは1998年。社会人5年目のことです。
前評判を覆す良い音だった上に、CDより手軽に扱えます。
しかも、気に入った曲だけを集めて聴くことができる。
これで、CDを持ち運ぶ必要が全くなくなりました。
それと同時に、さっさと購入しておけばよかったと後悔するのでした。
まとめ
1980年代後半から2000年頃までは、音楽業界が最も輝いていた時期でした。
この時代、私はこのように音楽を楽しんでいました。
次回は、MP3が普及し始めた頃からの昔語りをしてみます。
