新卒カード切ってまで介護職はやめとけ!就職するな!【学生】
以前に介護士はセカンドキャリアとしておすすめと話しましたが、それはあくまで早期退職者やニートのような方に向けた話であり、新卒の方は絶対に介護業界はおすすめしません。
私が新卒に戻るのであれば「大企業」か「公務員」この二択です。地元の優良な中小企業もアリですが、転職経験のない新卒がそこを嗅ぎ分けられるのは不可能に近いです。
今回はなぜ大企業や公務員がおすすめなのか、新卒で介護職はおすすめ出来ないのか話していきたいと思います。
まず、新卒が大企業に入るべき理由はいくつかありますが、キャリアの基盤を築く上で特に重要なポイントを紹介します。
新卒が大企業に入るべき7つの本質的な理由
「大企業 vs. ベンチャー」論争は尽きませんが、特に新卒にとっては 大企業に入るメリットが圧倒的に大きい です。その理由を鋭く深掘りします。
1. 「看板」がキャリアの武器になる
人は「何をやってきたか」より「どこにいたか」で評価されることが多い。
特に日本では 「会社のブランド=個人の市場価値」 になりがちです。
・一流企業の名刺を持つだけで信頼される
・転職時のフィルターを突破しやすい(「○○社出身」だけで書類通過率アップ)
・独立する際も「大手出身」は営業時の武器になる
新卒時のブランド選びは、後のキャリアを大きく左右します。
2. 組織の「勝ちパターン」を学べる
大企業は、なぜ勝ち続けられるのか? その仕組みを 内側から体験 できるのは圧倒的な価値にあります。
・経営戦略
・オペレーションの最適化
・ブランド構築
・意思決定プロセス
これらを 「成功事例」として体系的に学べる」 のが大企業。
一度「勝ち組の思考回路」を身につけると、転職・起業しても応用が利きます。
3. 「上流の仕事」ができる
大企業は業界のトッププレイヤーであり仕事のスケールが違う(億単位の案件、グローバルPJなど)
例えば、同じマーケティングでも…
・大企業 → マーケット全体を動かす戦略立案
・ベンチャー → SNS運用や広告運用など「部分最適」
若いうちに 「業界全体を動かす経験」 を積めるのは大企業の特権。
キャリアのスタート地点で 視座の高い仕事 に触れておくと、その後の成長スピードが変わります。
4. 人脈=将来の武器になる
社内外に優秀な人が集まる 将来の幹部・起業家・投資家とのコネクションができる。
・大企業出身者は、後々の転職・起業シーンで繋がりやすい
・仕事で出会うのも、業界のトップクラスの人材
新卒時の「人脈の質」は、30代・40代になってからの キャリアの選択肢を大きく左右 します。
5. 年収の「基礎値」が高い
スタート時の給与水準が違う、企業年金・福利厚生・ストックオプションなど見えない資産が大きいです。
・初任給はさほど変わらなくても、生涯年収で数千万円の差がつく
・住宅補助や退職金など「給与以外の待遇」も差が大きい
特に「金融」「総合商社」「コンサル」「IT大手」は 20代後半で年収1000万超え も普通。
給与水準は後の転職市場でも「ベースライン」になるので、最初に高く設定するのが有利。
6. 転職しやすくなる(出口戦略)
「大企業 → ベンチャー」は簡単 だが、「ベンチャー → 大企業」は困難です。
20代後半以降の転職市場は「実績+経歴」で判断されるケースが多いです。
・最初に大企業で「経歴の土台」を作っておくと、転職市場で有利
・逆に、最初に無名企業に入ると、後々選択肢が狭くなる
ベンチャーに行くのはいつでもできる。
「大企業→ベンチャー」はキャリア戦略的に最強ルート です。
7. 「やりたいこと」がなくても成長できる
・20代での「環境選び」=30代のキャリアの「下地」
・まず「成長できる場」に身を置くことが最優先
新卒の段階で「やりたいこと」を明確に決めるのは難しい。
だからこそ、成長できる環境に飛び込む のが最適解。
・大企業なら、異動や職種変更でさまざまな経験ができる
・自分の適性を見極めながらキャリアを設計できる
逆に、最初から 選択肢の少ない環境 に入ると、その後のキャリアの修正が難しくなります。
【まとめ】新卒は「将来の選択肢を広げる場」に行くべき
大企業に入ることで、キャリアの「土台」と「選択肢」が最大化 されます。 特に 「20代で得る経験」が30代・40代の市場価値を決めると言っても過言ではありません。「大企業→ベンチャー」ルートは取れるが、逆は難しい事を理解しておきましょう。
・「本当にやりたいことは?」と悩むより、まずは「どこで成長できるか?」を重視すべき。
・「大企業に入る=一生勤める」ではなく、「キャリアの武器を手に入れる」ための戦略。
もし 大企業かベンチャーかで迷っているなら、9割のケースで大企業を選ぶのが正解 です。
新卒が公務員を選ぶべき理由6選
次は新卒が公務員を選ぶべき理由について解説していきます。
公務員の魅力は単なる「安定」ではなく、現代社会において非常に合理的なキャリア選択となり得る点にあります。
1. 資本主義の荒波を回避できる「鉄壁の雇用保障」
民間企業は景気変動や業績悪化の影響を受けやすく、リストラや倒産のリスクが常に付きまといます。しかし、公務員は「国・自治体が潰れない限り解雇されない」という鉄壁の安定性があります。これは、リストラリスクが高まるこれからの時代において、非常に大きなアドバンテージ です。
終身雇用の崩壊が進む中で、公務員は数少ない「人生設計が立てやすい職種」
AIやDXによる業務削減の影響を受けにくい(官僚機構の維持には人が必要)
民間企業でありがちな、企業買収・合併による職場環境の激変もない
結論:資本主義の荒波を避け、計画的なキャリアを築ける。
2. 高コスパな給与体系(割に合う待遇)
公務員の給与は「高給取り」とは言えないものの、コストパフォーマンスが極めて高い。
初任給は民間と大差ない(国家公務員総合職:約23万円、地方公務員:約20〜22万円)
年功序列の昇給が確実(30代で500万前後、40代で600万、管理職で800万以上も)
実質的な生涯賃金は高い(退職金と年金込みで換算すると、大企業並みの待遇)
ローン審査に圧倒的に強い(公務員は信用力が高く、住宅ローンや自動車ローンが組みやすい)
また、民間企業と違い、不況でボーナスカット・リストラのリスクが極めて低いのも強み。
結論:派手な年収ではないが、長期的には安定した高水準の生涯賃金を確保できる。
3. 退職金と年金の「最後の砦」
公務員は退職金と年金の制度が極めて優遇されています。
退職金:民間企業の平均(約1,500万円)に対し、公務員は 2,000万円以上(自治体による)
共済年金:企業年金が崩壊する民間と違い、公務員の年金は比較的安定
現在、民間の企業年金は廃止・縮小の流れですが、公務員の年金制度は依然として手厚い。
老後のリスクヘッジとして、退職金と年金の安心感は絶大です。
結論:「老後2000万円問題」への強力な対策となる。
4. ブラック労働回避:法的に守られた労働環境
民間企業では、ブラック企業やサービス残業が蔓延していますが、公務員には以下のような労働環境の保証があります。
勤務時間が明確(労働基準法に基づき、時間外労働の管理が厳格)
有給休暇の消化率が高い(一般企業の平均取得率は50%以下だが、公務員はほぼ100%)
福利厚生が充実(育児・介護休業が取得しやすい、企業年金・住宅手当・扶養手当あり)
部署によっては忙しいこともありますが、「過労死ライン超えの激務が常態化」することはほぼない ため、労働環境としては非常に優れています。
結論:労働基準法が守られた「ホワイト職場」を確保できる。
5. 社会貢献 × 安定のバランスが取れた仕事
公務員は単なる事務仕事ではなく、社会を支える存在 です。
教育行政 → 教育現場を支え、次世代の育成に関わる
福祉行政 → 生活困窮者や高齢者支援を通じて、社会のセーフティネットを強化
防災・環境政策 → 住民の安全や地域の環境維持に貢献
「やりがい」と「安定」が両立する仕事は意外と少ないですが、公務員はそのバランスが取れています。
結論:社会的な意義のある仕事に携わりながら、安定した生活も確保できる。
6. 転職市場でも意外と強い「公務員ブランド」
「公務員は潰しが効かない」と思われがちですが、近年は 公務員からの転職も増加傾向 にあります。
地方公務員 → 民間企業の総務・人事・経営企画へ転職(行政経験を活かせる)
国家公務員 → コンサル・シンクタンク・スタートアップに転職(政策知識が強み)
公務員試験を突破した実績そのものが評価される(特に、論理的思考力が問われる官僚試験は民間でも高評価)
また、副業解禁の流れも進んでおり、公務員をしながら副収入を得ることも可能になりつつある ため、将来的なキャリアの選択肢も増えています。
結論:公務員経験は意外と転職市場で評価される。
総括:公務員は「安定 × 高コスパ × 社会貢献」の最適解
✔ リストラリスクがない → 景気に左右されない「安定した雇用」
✔ 生涯賃金は民間大企業並み → 年功序列の昇給 × 退職金の手厚さ
✔ 労働環境がホワイト → ブラック企業に比べて、確実に良い職場環境
✔ 社会に貢献できる仕事 → 仕事の意義が明確
✔ 転職や副業の選択肢も増えている → キャリアの幅も拡大中
公務員は「チャレンジングなキャリア」とは言えないかもしれませんが、「不確実性の高い時代」においては、むしろ最も合理的な選択肢の一つとなり得ます。
新卒カードで介護職になってはいけない5つの理由
最後に新卒で介護職はオススメ出来ない理由について解説していきます。介護職を新卒カードで選ぶのは、将来的に不利になる可能性が高いです。特に、長期的なキャリア形成や収入面を重視するなら、最初の選択肢にすべきではない。以下に、その理由を徹底的に解説していきます。
1. 給料が低すぎて、将来詰む
介護職の給与水準は、他業種と比べて圧倒的に低い。
厚生労働省のデータによると、介護職の平均年収は約350万円(介護福祉士)だが、これは40代・50代になっても変わらない。
▶ 新卒3年目の他業界との比較
介護職:年収300万~350万円
ITエンジニア:400万~600万円
営業職(大手):450万~700万円
公務員:400万~600万円
さらに、介護職は残業代がつかないことも多く、夜勤手当をもらってようやく生活できるレベル。若いうちは良くても、30代以降に結婚・子育てを考えると圧倒的に苦しくなる。
ただ、年収500万近く稼いでいる介護士も居るが、全体の1%しかいなので注意が必要です。
2. 転職市場での評価が低い
介護職で数年働いたあと、「やっぱり違う仕事がしたい」となった場合、転職市場での評価は驚くほど低い。
▶ なぜ評価されないのか?
ビジネススキルが身につかない
介護業界は閉鎖的で、営業・マーケティング・マネジメントといった「転職に有利なスキル」が身につかない。
結果として、介護業界から抜け出すのが極めて困難になる。
「他に行く場所がない人」と見られる
介護業界は「未経験歓迎・資格不要・誰でも入れる」ため、他業界の採用担当者からは「なぜこんなに簡単に入れる業界に行ったの?」と疑問を持たれる。
実際に、「介護職をしていました」というだけで書類選考で落とされるケースは多い。
つまり、介護業界に新卒で入ると、キャリアの逃げ道が極端に狭まる。
3. 「スキルなし×低賃金×過酷労働」の三重苦
介護職は、肉体労働+精神的ストレスが多いのに、得られるものが少ないのが致命的な問題。
▶ 現場のリアル
心身ともに疲弊する
20代はまだ耐えられるが、30代・40代で腰を痛める人がいる。
夜勤があるため、生活リズムが崩れ、健康を害しやすい。
うつ病になりやすい職業にランクインしている。
夜勤前、夜勤明けの会議の半強制参加。
業務時間外の委員会活動や研修会等。
お局からの陰湿なイジメといった人間関係の悪さ
理不尽なクレーム地獄
利用者本人だけでなく、その家族からの理不尽なクレームが多い。
「この食事はまずい!」「なんでこんなに待たせるんだ!」と怒鳴られることも日常茶飯事。
利用者からの暴力、セクハラ問題。
スキルが積み上がらない
IT・営業・マーケティングなどの専門職と違い、介護の仕事は「経験=スキル」にならない。
10年働いても、身につくのは「介護技術」だけで、他の業界で役立つスキルはほぼゼロ。
結果として、「過酷な労働をしても、何も残らない」という状態に陥る。
4. 「誰でもなれる仕事」に未来はない
介護職は、人手不足の業界だが、それは「誰でもなれる仕事」だからこそ発生する問題でもある。「誰でも出来る仕事」というと「介護は誰でも出来る仕事じゃない」という介護士も居るが、ただ単に続く人が少ないというのが現状です。
▶ 介護業界の将来性
ロボット&外国人労働者で代替可能
すでに介護ロボットや外国人技能実習生の導入が進んでおり、今後さらにコストの安い労働力に置き換わる可能性が高い。
介護職が「一生安泰な仕事」とは言い切れない。
給与が上がる可能性はほぼゼロ
政府の補助金や処遇改善加算があるが、根本的な給与水準が上がる気配はない。
外国人労働者を騙して安い賃金で働かせようとしている。
「頑張れば給料が上がる」職業ではないため、長く続けるメリットが少ない。
つまり、「介護職は将来性がある」と思って入るのは大きな間違いです。緩やかに崩壊しているのが「介護業界」です。
5. 一度入ると抜け出せない「介護業界の沼」
介護業界に入ると、抜け出せなくなる理由がいくつもある。
▶ 抜けられない理由
「転職しづらいから」とズルズル続ける
介護職を辞めたいと思っても、「次の仕事が見つからない」「他業界に行くスキルがない」と気づき、結局続けるしかなくなる。
低収入だから転職活動の余裕がない
介護職の給料では、貯金をする余裕がなく、「辞めるための準備」ができない。
年齢を重ねるほど他業界への転職が難しくなる
30代・40代になってから「やっぱり違う仕事がしたい」と思っても、未経験職種への転職は困難。
このように、「最初のキャリア選択を誤ると、一生介護職から抜け出せない」リスクが高い。
【まとめ】新卒で介護職に行くのは、キャリアの自殺行為
もちろん、「介護が本当に好き」「どうしてもやりたい」という人には向いているが、
給料が上がらない
転職市場で評価されない
スキルが身につかない
労働環境が過酷
将来性が不透明
という理由から、新卒で介護職を選ぶのは極めてリスクが高い。
じゃあどうすればいい?
まずは他の業界で経験を積む
20代のうちに、ビジネススキルが身につく仕事(営業・IT・マーケ・公務員など)を経験する。
どうしても介護をやりたいなら、30代~40代で資格を取って参入
介護業界は「未経験OK」なので、後からでも入れる。60代の未経験者でもなれる。
福祉×ビジネスの視点を持つ
介護業界に興味があるなら、介護事業を立ち上げる側に回るのも選択肢。
「今すぐ介護職に入る」のは、あまりに危険すぎる。
20代で「広い視野を持てる環境」を経験してからでも、全く遅くはない。
最後に
私は介護福祉士の取得できる短大を卒業し、介護職になりましたが、正直「人生の後悔TOP3」に入っています。
短大を卒業したのに当時の手取りは12万近くで生活するのがやっとでした。又、私の住んでいる地域は田舎のため頑張って転職活動をしても年収350万が限界でした。
実際の介護現場は理想と現実とのギャップが激しく、過重労働も横行しています。しかし、行政はメスを入れる気なんてさらさらありません。
本当に心から介護職をやりたいのなら止めませんが、本記事を読んで「本当にこれで良いのか」考えて頂ければと思います。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
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