枕崎。神社巡り
さて、今日も朝からこちらでレンタサイクルをして枕崎を走ります。


最初にやってきたのは、高台にある枕崎神社。この地の厄除けと安泰を見守り続ける神社です。

神社のすぐ隣には文化会館南溟館(なんめいかん)があります。
私が行った時は休館日でしたが、美術館のようです。



火の神公園の立神岩も見えてます。



スタート直後から、小気味よく坂道を登ったり下ったり。それでもペダルを踏む足は軽快です。アップダウンを楽しみながら、次にお参りしたのは天御中主神社。
地元で「妙見(みょうけん)神社」の通称で親しまれている、地域最古の歴史を持つ古社です。




拝殿のすぐ後ろに、まるで壁のように立ちはだかる巨大な石の断崖「妙見岩」があります。古くから神様が宿る「磐座(いわくら)」として崇められてきました。その岩は、他ではなかなか見られない圧倒的な姿をしています。




視界を埋め尽くすむき出しの生命力に引き込まれそう。


そしてそのすぐ隣にあるのが一刀岩。

名作アニメの世界観を彷彿とさせる、「一刀岩」。巨大な岩が縦に真っ二つに叩き斬られたかのような姿はインパクトがあります。

ひとつの岩肌に、温かな包容力を感じる息吹と、揺るぎないたくましさが美しく調和していました。

さらに境内には、密かな人気を集めるもうひとつのパワースポットがありそちらも見逃せません。

3回唱えると願いが叶うと言われている、願掛け岩です。

ひっそりとした佇まいですが、訪れる人を大いなる癒やしで満たしてくれる、心強いパワーが宿っていました。

枕崎にはほかにも魅力的な神社が存在します。マップを眺めていて見つけた「南方神社」にも足を運んでみました。

(みなみかたじんじゃ)

ここにあるのが、2つの鳥居が横に並ぶ珍しい「並立(へいりつ)鳥居」。薩摩藩独特の形式だそうで、そのユニークな佇まいに目が留まりました。

この神社に祀られているのは、建御名方神(タケミナカタノカミ)と妻の八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)の夫婦神。
2つの鳥居はそれぞれ男女を表しているといわれ、縁結びの神様としても親しまれているそうです。
なんでも、行きと帰りで違う鳥居をくぐると、よりご利益に恵まれるのだとか。私もそんな言い伝えにあやかりながら、ゆっくりと境内を歩きました。

今回紹介した神社は、どれも自転車で十分に回れる距離にあります。
神様に失礼な言い方になってしまうかもしれないけれど、まさに三者三様。それぞれに異なる個性を持った神社です。欲張ってお参りしても優しく許してくれそうな、風通しの良い、どこか軽やかな空気に満ちた場所ばかりでした。

朝からのサイクリングで、すっかり美味しい鰹が恋しい気分に。さっそくランチへ。
なんと、二日連続で同じお店でいただきます。

失敗したくないので(笑)
私的にはここ、本当におすすめです。ただ、食堂は閉店時間が早いうえに、お昼を過ぎると売り切れが目立つので、そこだけは注意してくださいね。
昨日は丼をいただいたので、今日はお寿司にしました。

でも、味は本物。

ぶえん鰹を追加で注文。

お魚センターにあるよ!

お魚センターからも近いです。
駅周辺はパッと見、正直少し寂れた印象を受けるかもしれません。だけれども、少し足を伸ばせばご当地のお買い物スポットや飲食店が充実しています。食事に関しては、お店選びに迷ってしまうほどたくさんあるので、ぜひ現地でGoogleマップを開いて検索してみてください。

長年培ってきた技術の結晶なのかも。
では旅の締めくくりに、もう一つ行ってみたい神社へ。
海沿いにある「蛭子(えびす)神社」。南国らしさを感じるオープンな雰囲気と、比較的新しく綺麗な社殿が印象的で、海の潮風と共に、とても心地よい場所でした。



カツオ一本釣り漁船が行き交う枕崎港(台場公園)のすぐ横にあり、海の神様・大漁の神様として地元の人からとても大切にされている無人の神社です。





立神岩を見ることができます。


また来たいな。

坂の町、枕崎。自転車で風を感じて駆け抜け、美しい景色を見つけるたびに立ち止まる。そんな旅がよく似合います。



自転車で走るだけでたくさんの発見に出会える町。まだまだ行ってみたい場所を残しつつ、旅の続きはまた次の機会へ。地元の人は私に「指宿から来たの?」なんて声をかけてくれます。(どうしても「指宿がメインで、枕崎はおまけ」と思っておられる方が多いみたいです。)でも、ここには不思議と惹きつけられるカケラがたくさん散らばっています。それらは決して大それたものではないけれど、刺さる人には刺さる、そんな愛おしい空気感が確かに漂う町です。
私はしっかり刺さりました。
枕崎。ちょっと遠いけれど、また来るよ。

撮影 FUJIFILM X-T5
レンズ SIGMA 16–300mm F3.5–6.7 DC OS
kuroshio。
前回の枕崎の記事。
