①『こころは遺伝する DNAはいかに〈わたし〉を形づくるか』ロバート・プロミン , 田中文(2026・河出書房新社)/ 第1章「生まれ」と「育ち」を切り離す
★《ガーディアン》紙年間ベストブック!★
★世界15カ国刊行のベストセラー!★
★日本でも発売たちまち話題沸騰!売上ランキング7冠達成!!★
「遺伝か環境か」の答えが出た!
遺伝の影響は歳を重ねるごとに強まる。
家庭も学校も、子どもの将来に違いを生まない。
知能、性格、行動、疾患は、生まれた瞬間に予測できるーー
私たちの〈こころ〉は、いかにして形づくられるのか?
あらゆる心理・行動の個人差の予測を可能にする〈DNA革命〉を
最前線で牽引してきた行動遺伝学の世界的権威プロミンが放つ、
半世紀におよぶ研究の集大成。
遺伝の影響がこれまで考えられていたより大きく広範におよび、
家庭環境や学校教育が、じつは子どもの将来に影響を与え「ない」ことを明らかにして、怒涛の議論を巻き起こした世界的ベストセラー、待望の日本初上陸!
【各界著名人、各紙誌絶賛!】
最も重要な科学分野の、最も著名な権威による、最も魅力的な一冊。
ーースティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授、『心の仕組み』著者)
一度本書を読んでしまえば、二度と同じ目で世界を見れなくなる。
ーー《ガーディアン》紙
生まれたばかりの赤ちゃんが、うつ病や不安神経症、
統合失調症にどれだけなりやすいかを、もうすぐ特定できるようになるだろう。その赤ん坊が、読み書きに困難を感じたり、肥満になったり、晩年にはアルツハイマー病を発症しやすいかどうかも、わかるようになるだろう。
果たしてこれは、“グッド・ニュース”だろうか?
ーースティーヴン・ミズン(英レディング大学教授、『言語の人類史』著者)
本書は、控えめに言っても「革命」である。
私たちが当たり前と思ってきたさまざまな概念(平等、公正、能力、疾患、教育、努力など)の前提が変わる。
遺伝を否定することが「良識」だった時代は終わったのだ。
事実は不快であることもあるが、そこから逃げることは、もはやできない。
ーー安藤寿康(行動遺伝学者、慶應義塾大学名誉教授。「解説」より)
3/26に出たばかりの本。
つい買ってしまったんだけど、読みこなせるだろうか。
この分野の本は難しいのでゆっくり読んでいけたらと思います。
本書では人が心理的に異なる原因を掘り下げていく。
形質とは
時間や状況の変化に関わらず一貫して見られる人と人との違い。
情動や活発さといったパーソナリティの諸側面や、うつ病、統合失調症など「患っているかいないか」で診断されてきた障害特性が含まれる。
一般的な学習能力(いわゆる「知能」)をはじめとする認知能力、語彙や記憶などの特定の能力、さらにはそれらの障害も含まれる。
・・・・と、定義されてます。
20世紀を通して心理的形質は環境要因によってもたらされると考えられていましたが(「育ち」で決まる説)、もちろん「生まれ」の影響も見過ごされてはいなかったので「生まれか育ちか論争」がずーっと続いていた、と。
遺伝率とは
個人間の違いがどの程度親から受け継いだDNAの違いによって説明できるかを数値化したもの。
遺伝は、あらゆる精神病理、パーソナリティ、知的能力・障害に大きな影響をもたらしているということが明らかになっているそうで・・・・
実際、遺伝的影響のある心理的形質を新たに挙げたところで、今ではもう興味深い発見ではなくなっている。あらゆる心理的形質が遺伝の影響を受けていることが判明しているからだ。環境決定論が主流だった前世紀から現在の状況がどれほど大きく変化したかは、遺伝の影響を受けていない心理的形質をひとつも挙げることができなくなったという事実が示している。
私たちが思ってる以上に遺伝の影響って大きいんだろうナ・・・・という印象とともに1章が終了。2章はまた明日!
