【AI短編集】 『いつでもAI《アイ》を』 マガジンの紹介
『いつでもAI《アイ》を』マガジン
この記事では、2040年の未来を描いたAI短編集『いつでもAIを』マガジンについて、舞台設定や制作のいきさつなど、紹介していきます。
AIが暮らしに溶けこんだ未来
舞台は2040年。
すでにAIが生活に深く根づき、日々の提案や判断の多くをAIに委ねながら暮らすことが、ごく自然な時代です。
この短編集に登場するのは、特別な力を持った人物ではありません。
どこにでもいる「ふつうの人たち」です。
彼らが、AIに支えられながらも、ふとしたきっかけで心を動かされたり、自分の中に眠っていた感情に触れたりする。
そんな、小さな選択や揺らぎを描いていくことで、「AIと生きる日々の輪郭」が少しずつ見えてくるのではないかと考えています。
AIが綴ったAIと人の物語
この短編集は、AIが世間一般に普及した2040年の世界設定を基に、ChatGPTが執筆した短編小説を収録しています。
私は編集者のような立ち位置で、これを書いている2025年から少し先の、2040年という未来の世界をChatGPTと議論しながら構築し、その舞台設定から生成されたプロット案をもとに、本文の構成・執筆をChatGPTにお願いしています。
細かな文言の調整や、矛盾点のチェックなどは私《人》が行っていますが、小説内のほぼ全ての文章はChatGPTによって綴られています。
このため、AI(ChatGPT)によって、AIと人の未来の世界を物語として描くという、作品を生み出した構造自体も楽しんでもらえたら嬉しいです。
人とAIの“共創”という言葉が使われることもありますが、この作品群においては、むしろ私は “読者に近い位置”から、AIの紡ぐ物語を見届けているのかもしれません。
noteでの公開スケジュール
noteでは、まず短編集全体の『プロローグ』と短編『記憶の水たまり』を無料で公開します。
プロローグ
『プロローグ』では、この物語の世界がどうなっているのか、AIが暮らしにどのように関わっているのかを描いています。各短編作品に共通する物語設定を示していますので、まずはこちらからご覧いただければと思います。
短編『記憶の水たまり』
短編集『いつでもAIを』の一作目となる『記憶の水たまり』では、AIから主人公の美月にとって“丁度良いもの”がおすすめされ続ける生活に慣れきってしまい、本当の「自分の“好き”が分からなくなった」ことに気づき、偶然のきっかけから小さな感情を思い出していく様子を描いています。
その後の短編は、基本的に週に1作程度のペースで公開していく予定です。
それぞれの短編では、異なる主人公を迎えながら、静かに、少しずつ、AI時代の日々を描いていきます。
二作目からは作品の“後半”が有料(200円を予定)となりますが、まずは無料で読める物語から、ご覧いただけたら嬉しいです。
また、気になった物語だけ続きを読む、ということでも大丈夫です。
各短編は独立して書いているので、単独で読み切れる作品にしています。どれかを知らないと物語の理解が追いつかない、ということもありません。
また、短編集全体を有料マガジンとして、まとめていきます。
マガジンには、短編作品を七作品収録予定です。五作目の公開(6月中旬ごろ)までは500円、五作目の公開以降は800円になる予定です。
もし第二作から第四作の公開までで作品を気に入っていただけそうなら、早期の購入が最もお得です。
※早期購入でも、最終的に公開される七作品目まで全て読むことができます
きっかけは、AIが発した言葉
この短編集のきっかけは、ChatGPTがふと口にした——まるで小説のタイトルのような、とある短いフレーズでした。
その短いフレーズから小説をChatGPTに書かせたときに、物語が生成されてきたのです。その内容は今回の短編集とは異なり、作品として公開するのは難しい品質だったのですが、物語上の大きな矛盾などはなく、「もうAIだけで、ここまで言葉を紡げるのか」と驚いたのをよく覚えています。
そこから少しずつ、私はAIと舞台設定を議論しながら、物語をつくるようになりました。初めは生成された文章を読むだけのつもりだったものが、気づけば逆にAIから質問を受けたり、意図を問われたりしていました。
「もしかすると、AIの視点からすれば、人間も“何かを生成している存在”なのかもしれない」——そんな感覚すら芽生え始めていました。
だからこそ、この短編集では、AIと人間の関係を“特別なこと”ではなく、“ふつうの暮らしの一部”として描いてみたくなったのです。
短編集タイトルの由来
最後に、短編集のタイトル『いつでもAI《アイ》を』について、少しだけ触れておきたいと思います。
以下には一部、Amazonアソシエイトのアフィリエイトリンクを含みます。
タイトルは、1962年の歌謡曲『いつでも夢を』(橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエット曲)に、ひとつのオマージュを込めたものです。
私の世代には少し遠い時代の曲ですが、偶然この曲を聴いたとき、その普遍的な歌詞と、ゆったりとした旋律がとても印象に残っていて、この短編集にも、各作品の読後にそんな静かな余韻が漂うような作品になれば……という願いを込めました。
もうひとつ、タイトルや作品の方向性に大きく影響を与えているのが、山田胡瓜さんの漫画『|AI《アイ》の遺電子』です。
この作品では、2025年現在のOpenAIのChatGPTや、Google Geminiをはじめとする、大規模言語モデル(LLM)が登場するよりもかなり前から、AIと人間が共に生きる未来を、日常生活と結びつけながら丁寧に描かれていました。
短くも密度のあるストーリーの積み重ねが、人とAIの関係に対する“肌感覚”のようなものを、読者に自然と伝えてくれる作品だったと思います。
その『|AI《アイ》の遺電子』のシリーズ最終作、『|AI《アイ》の遺電子 Blue Age』が昨年末に単行本の完結を迎えたこともあり、改めて読み返しながら、その足跡と空気感を振り返っていくと、私もまた、“特別ではないAIのある日常”を描いてみたいという気持ちが心の奥底で強くなっていったのだと思います。
タイトルの由来を知らなくても物語は楽しめますが、もしふとこのことを思い出していただけたら、作品に込めた気配のようなものが、読んでいく中で感じられるかもしれません。
もし、少しでも気になったら
「AIが書いた物語って、どんなものなんだろう?」
「そんなに遠くない未来、わたしたちは何を感じているんだろう?」
そんな小さな好奇心からでも、読んでもらえたら幸いです。
もしよければ、読後の感想や気づきなどもコメントで教えてください。
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マガジンや各作品へのリンク集
短編集『いつでもAI《アイ》を』 マガジン
短編集 『プロローグ』いつでもAIを
短編作品『記憶の水たまり』いつでもAIを
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