短文/おでッセイ①:お題に140文字で応えるショートエッセイ集
本文 約1,400文字
コワモテ @kwmtkoo こと私のX(旧Twitter)でのポストを元に、AIに紹介記事としてまとめてもらっていたのですが、紹介文を取り除いてショートエッセイ集に変えてみました
初めてお題から文章を書いた
「お題1. 落葉の話」には思い入れがあります
お題から連想したエピソードを140文字以内で伝えることにこだわったので、潔く省略してる部分も多いですね
X(旧Twitter)での私のポストは、140文字で完結するような内容が多かったんです
そこにお題が加わると、これは短いエッセイなのでは?と思うようになりました
140文字由来の余白と余韻が良い味を出していると思いますので、ぜひ読んでみてください
身近な出来事から始まって、意外な方向に展開していくことも多いですよ

タノシイ話題 提供シマス
お題1. 落葉の話
落葉のお話
雨でもないのに長靴をはいておいでと父親
軽トラに乗って未舗装の山道を登り、降りて更に進んだ
地面が見えないほど黄色い落葉が積もった場所まで来ると、ようやく今日の目的が分かる
「銀杏だぞ」
香ばしい緑の仁を想像しながら夢中で踏み割り続けると、山はもう暗くなっていた
お題2. けしからんと思った話
けしからん若者のお話
幸運にも歩道橋の下で自転車1台分の隙間を見つけた私は、乱雑に停めるとブツブツと呟くおじさんの横をすり抜けて待ち合わせ場所へと急いだ
数時間後の帰り道
あの時のおじさんの声が不意に脳内で形を持った言葉になる
「せっかくどけたのに」
サーッ、私は一体何をしたんだ…
お題3. 深海魚の話
子ども達はサメが大好きです
古代鮫メガロドンが深海で生き残っていた!
なんて都市伝説も検索で見つけてくるんです
「メガロドン…メガロドン!…メガロドン!!」
下の階から音声入力失敗の連呼が聞こえます
まるで発動しないダメ魔法使いの修行風景みたいでジワジワと面白くなってきました
お題4. ギリセーフの話
かくれんぼの終盤でもう場所が残ってなくて、なんとか狭いトイレに隠れようと私が選んだのは
┌─┐
│∪│
└\┛←ここ
ウェットティッシュの箱を頭上に持って爪先立ちで息を潜めていると…
扉が開いて鬼の頭が入ってきましたが、扉の裏側を覗いただけで見つかりませんでした
ギリセーフ!
お題5. 美味しかった物の話
美味しかった物のお話
高校のとき近所の親戚が引っ越して、しばらく空家を独り占めできる幸運があった
ウイスキーのボトルをこっそり持ってきて、友達とチビチビ飲んだのがとても美味しかった
同じ銘柄を大人になって買ったけれど味は同じじゃなかったな
思い出の味には勝てないのか、それとも?
お題6. スーパーマーケットの話
「やよい」は無くなったよ
久しぶりに帰省すると悲報に迎えられてしまう
法要も済んで時間が空いたので訪ねてみることになった
子どもの頃は有料だった大きな橋も今は無料になり小さく見える
妹の運転する車で思い出の場所に着くと…
デパートだと思っていた「やよい」は大型スーパーだったらしい
お題7. 眠い時の話
のび太にも勝る寝付きの良さでお馴染みの私
子どもに寝かしつけられたことは数知れず
旅館で照明の紐を自分で引いて消したのに
秒でイビキをかいてたとの証言もある
鍼灸で疲れ目の具合を診るため、先生の指先を追っていたのに目を開けたまま寝てたのは…夢だろう
車は絶対に運転しないと胸に誓った
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