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迷宮:実家のあしらい方① | おばけのコマ【事件編】

本文 約1,100字

コワモテ @kwmtkoo こと私の家族が体験したエピソードを題材に、Gemini 3 Proさん(生成AI)に書いてもらった物語の続々編です

最初から楽しむには前々作行方不明の荷物から読んでね

今回は3話分のプロットを考えてからAIに感想を聞いていきました

実は別のエピソードを3話目にしようと思っていて、あらすじを書いてAIに見てもらったのですが、「今じゃない!」と反対されました
幻のエピソードになる気がします

コワモテの言い訳


私の記事で真相を知っている方は、解決編までコメントでのネタバレをお待ちいただけると嬉しいです!


事件編

迷宮:実家のあしらい方①

ミサキと帰省の話をしたのは、5月の連休明けだった。もとはこの連休に帰るつもりでいたが、せっかくならば実現させたい計画を思いついたので、少し先延ばしにしていた。

「そういえばさ。俺が地元を出てから、夏祭りの花火が、実家の近くの海岸から上がるようになったんだって」

夕食のあと、ミサキに何気なく話しかけた。

「へぇ、そうなんだ! ……なったんだってって、トオルは見たことないの?」

花火大会は7月最後の土曜日と決まっている。その時期はまだお客さんも平常運転で、長期の休みは取りにくいため、結婚する前からまだ一度も観に帰れないでいた。夏祭りに合わせて有給休暇を取得した話をすると、ミサキにも計画が伝わったようだ。

「みんなで花火を観に行くってことね!」

「そうそう。地元にいた頃は、会場のすぐ近くの友達の家の庭で、バーベキューしながら観てたんだ。でっかい花火が真上まで届くくらい近くてさ。朝になるとみんなで燃え残った火薬の玉を集めに行くんだよ……」

大げさな手ぶりで熱弁し過ぎたのか、ミサキの顔を見ると、信じていないことが一目で分かった。

「それはさすがに盛ってるでしょ。でも楽しみね。子ども達も喜びそう」

出発当日の朝、私はトイレにこもっていた。お腹が弱いのは昔からで、落ち着くまで出られない。狭い空間では、つい考え事をしてしまう。

「パパまだ〜? もう電車の時間に間に合わなくなるよ、ってママが言ってた」

扉の向こうからレンの急かす声と、ミサキの無言の圧力が伝わってくる。私は慌てて水を流すと、荷物を抱えて玄関へ向かった。

飛行機の中で、レンが窓に顔を押し付けて雲を眺めている。リクはゲームに夢中だ。末っ子のアキラは、耳の不快感に耐えきれず、ぐずっていた。ミサキが優しく「アメ舐める?」と声をかけている。

空港から電車、タクシーと乗り継ぐと、長旅に疲れた子どもたちは、車内でうとうとし始めている。途中、実家近くのコンビニに寄ってもらい、タクシーが家の前で停車したのはお昼を過ぎた頃だった。

「着いたぞ〜」

私が声をかけると、子どもたちは眠い目をこすりながら手を伸ばしてきた。玄関の扉が開き、母が笑顔で出迎えてくれる。

「まあ、よく来たわね。大きくなって!」

「おばあちゃん!」

子どもたちが嬉しそうに声を上げると、母は子ども達の頭を次々に撫でていく。

「さあ、中に入って。疲れたでしょう」

私たちは促されて家の中へ入ると、一番広い居間に通された。休憩もそこそこに、ミサキが荷解きに取りかかると、横で見ていたリクが突然叫んだ。

「あれ? ガイスターは? 持ってきたよね?」


迷宮:実家のあしらい方②


迷宮:実家のあしらい方③


旧交編


解決編


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