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共鳴:バカ話の本質① | おばけのコマ【旧交編】

本文 約1,000字

この記事は「おばけのコマ」の旧交編です

最初から楽しむには事件編迷宮:実家のあしらい方①から読んでね

バカ話を詳しく書きすぎてAIに怒られました
1/5に省略しています

コワモテの言い訳


私の記事で真相を知っている方は、解決編までコメントでのネタバレをお待ちいただけると嬉しいです!


事件編


旧交編

共鳴:バカ話の本質①

居酒屋に入ると、奥の席でイムラとアキヤマがこちらを指さして笑っていた。
「きた、きた」
「いやあ、だいぶ白髪増えたな」
「お前もな。ていうか、太った?」
「うるせぇ」
言葉を交わすと、あっという間に数十年の距離が溶けていく。2人とは高校時代からの付き合いで、卒業後は住む場所が遠くなったが、お互いの結婚式にも参列していた。

ビールで乾杯して、お互いの近況を伝え合う。嫁さんのことや、子どもの年齢の話をしていると、刺し身の盛り合わせが運ばれてきた。店員さんが丁寧に説明してくれる。アジ、イカ、マグロ、白バイ。

「白バイ!」

思わず声が出てしまった。
「父さんの好物なんだけどさ。ちゃんと食べたことなかったんだよね」
「トオルは地元を離れるのが早かったもんな」
「甘くて旨い!」
「この時期はたくさん水揚げされてるよ」
白バイ貝は父の大好物で、入院の合間に親族で会食したときにも、メニューには無いのに店の外で貝殻を見かけて、「あるならば絶対に食べておきたい」と店員さんに確認したくらいだ。

ビールを飲み干して、料理を追加注文する頃には、飲み物も日本酒に変わっていた。徳利とお猪口で注ぎ合っていると、自然と会話も盛り上がる。私は忘れないように、トランプでガイスターを再現する方法について、概要を伝えておくことにした。
「あとで、ちょっと知恵を貸してほしい相談ごとがあるんだよね」
「なんだ?出張のアリバイ工作なら乗るぞ」
「そんなんじゃねぇよ」
私が今日の出来ごと、ミサキがガイスターを置いてきてしまったこと、リクが残念がっていること、そして父が「トランプで遊べる」と言っていたことを話すと、二人とも興味が湧いてきたようだった。
「まあ、まだ7時過ぎだし、悩むのは話題が尽きてからでも良いんじゃないか」
まずはバカ話がしたい気分だった。

「親父さんが亡くなってしばらく経つけど、おばさんは元気にしてるか?」
「ああ、猫達の世話もあるし、前から庭で野菜を育てたりしてて、やることがあるから気が紛れてるんじゃないかな」
イムラが心配してくれる。アキヤマは父にちなんだエピソードをひねり出してくれた。

「そういえば、トオルが親父さんのオールドパーをこっそり拝借してきて、みんなで回し飲みしたことあったよな」


共鳴:バカ話の本質②


共鳴:バカ話の本質③


解決編


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