美しさへの眼差し
NHK「スイッチインタビュー」、坂東玉三郎さんとIKKOさんの対談EP2を見る。
お二人とも、子どもの頃に日本人形の髪をほどき、その構造を知ろうとしていたという共通のエピソードがとても興味深かった。
IKKOさんの和髪作品を改めて拝見すると、上品でありながら、立体として見るとまるでバロック彫刻のような、力強く優雅な動きが感じられて美しい。
「着ているものが皮膚になる」「着ているものがその人になる」という玉三郎さんの言葉も、自身の肉体を一つの作品として捉えている視点が印象深い。
そして玉三郎さんは終始手の形が美しく、どの瞬間を切り取っても一枚の絵画のようだった。
「見る」「見られる」という立場の違いはあっても、美しいものを創作しようとする姿勢は、根底で強く結ばれているのだと深く感じた。
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