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ぼくのなつやすみリベンジ編

姉の住んでる鹿児島県出水市に遊びに行ってきた。今年の上半期は何だか忙しかったので、久々のバカンスである。去年も何だかんだ忙しく、同じぐらいの時期に同じぐらいの期間、出水に行った。しかし、その時は旅行中に疲労が爆発して後半ほとんど寝込むという悲劇に襲われた。今回はそのリベンジである。今回の旅の目標は、倒れずに最初から最後まで楽しむこと!前回の悲しい旅の記事はこちら!

今回の旅は勝算あり!何故なら旅に出る一ヶ月前に既に腰が爆発していたから!ギックリ腰。本当にもう、無理が効かない年齢になってきました。36歳。一緒に出水に向かう母も体調は芳しくないので、今回はとにかく体に優しい旅。いつもは飛行機で行ってましたが、今回は初めて新幹線で行きました。

飛行機だと東京から鹿児島まで飛行機で2時間、鹿児島空港から出水市までバスで2時間、と割と時間もかからず行けるのだけど、飛行機での急激な気圧の変化とバスのグネグネ山道で腰に負担がかかるため、移動だけで結構疲れてしまう。
新幹線だと東京から博多まで5時間、博多から出水まで(田舎なのに出水は新幹線が停まってくれる)1時間半、と飛行機より乗ってる時間は多いけれど全然疲れなかった。新幹線の方が飛行機よりも座席の空間が広いから悠々足を伸ばせたし、忙しくて読めてなかった本や観れてなかった映画を消化できたのも凄く良かった。

着いたら夕方。
夜は寿司を食べに行った。

翌日、早速だけど海に遊びに行く。
今回の旅の日程的に海に行くとしたら、最初の方か最後の方しかチャンスはなく、まだ疲れてない最初の方に行ってしまえということに。
大島に行く手もあるけれど、それだとフェリーに乗らなければならない。それだけで母がグロッキーになってしまう可能性があるから、近くの海で良いねということに。

アラフォーの子供2人とアラカンの母、家族3人でただただ海に浮かぶ。

楽しかったです。

その後、姉も忙しいので母と二人で出水市の隣の阿久根市や長島に行ったり。もう大人なので、観光スポットとかじゃなくても全然楽しめる。東京で溜まった疲労を解き放ってリフレッシュしたかったので、とにかくのんびり過ごす。

ええ感じの夏を過ごしつつ、合間にめっちゃウマメッシもする。

食い疲れたら、もうそんなに出歩かなくても良いか、と1日中家でゴロゴロするだけの日も設けたりして。そんな感じが最高。10日もいないのに本を5 6冊持っていったのですが、満遍なく読めて心に余裕が満たされた。余裕って隙間に出来るもんじゃなくて満たされて生まれるもんですね。
去年は結構イベントを詰め込んだ旅でそれはそれで楽しかったけど、もう体力は保たないし、毎日ウマメッシし過ぎてもお腹そんなに減ってこないし、こんな感じで喧騒から離れてのんびりするだけで、もうホント充分だな…って感じ。いや言っても色んなところに姉は連れて行ってくれてるのだけど。

しかし何と言っても今回のメインイベントはこれ!
「ドラゴンゲートプロレス出水大会」!!

数年前から母と姉はドラゴンゲートプロレスにハマって大ファンになっているのです。最初は母が知人に連れられて沼にハマり、姉の方は別にそんなって感じだったのが、姉が鹿児島に引っ越してから母が定期的に様子を見に鹿児島に遊びに行くようになって何回目かの頃、その時も熱っぽくドラゲー愛を母が姉に話していた折、たまたま熊本大会を次の日にやるのを発見、行くしか無いっしょと日帰りで観に行くのも無理なのでホテルも急遽予約してその場の思いつきで熊本大会参戦を決め込み、勢いのまま生のプロレスを浴びて姉もスッカリ沼へ、こうして2人仲良くドラゲーファンとなったのでした。
ドラゲーは地方各地で興行していて、鹿児島市内でも大会をやっていたりするのだけど、出水市内ではやったことがなく、いつかやって欲しいねという話を2人はよくしていました。そんな中、母に病気が見つかりました。幸い手術は上手くいったので、日常生活に戻ることは出来ましたが、以前は月に1回は行っていたプロレス観戦になかなか行けなくなってしまいました。そこで、母のために姉は一念発起し、ドラゴンゲートプロレス出水大会実行委員長となって、大会が開催できるようこの1年動き回っていたのでした。本来であれば、個人の要望で誘致したいと言っても実現するようなことではなく、ラッキーなツテが見つかったり、様々な人々の協力を得たり、何より姉の母を喜ばせたいという熱意が伝わって、この度、実際に大会が開催される運びとなったのでした。
今回の旅はこの大会に合わせた日程だったのです。

で、大会はどうだったのか?
結論から言うと…
最高でした!!!!!

私は母や姉に比べたらプロレス熱はそんなに無く、今回も実際にプロレスを観るのは3回目ぐらいで。でも生で観るプロレスの迫力が凄いことや、選手のパフォーマンスも素晴らしいことは知っていたので、ただの一観客として普通に楽しみにしてました。
まあ姉が実行委員長なので、大会の興行的にも上手く行って欲しいとは思っていたけど、フタを開けたら会場は満員御礼の大入りで。初めての開催地とは思えないほどお客さんのノリも良く、それに乗せられて選手もみんなノリノリ、何かもう会場全体の熱気がずっと凄かった。
そして、大会の最後にはサプライズ。なんと母と姉の最推しであるドラゴン・キッド選手がマイクで呼び込み2人をリングに上げてくれたのです!そして最高な大会だったので来年もまた是非来たいと!そして2人を選手で囲んで写真を撮ってくれて、そしてそして2人をロープに乗せて鯉のぼりポーズまでしてくれて!!!夢みたいな空間、っていうか夢が本当に叶ってて、凄すぎてなんかもう言葉にならなかったです。僕は身内だからとんでもないことが起きてるのは分かりますが、会場全体がこの時は感動に包まれて、みんな泣いてました。
いやあプロレスって凄いし、ドラゲーの懐の深さに感動したし、姉はマジで頑張りました。本当に。凄いとしか言いようがないです。

選手全員のサインが入ったゴング!宝物です。

ドラゲーの翌日も、姉が運営しているカフェ・scAleで定期的に行われているボードゲーム大会の日があって。去年は私は完全に寝込んで参加できなかったので、念願の初参加!マーダーミステリーを初めてやりました。設定が凝っていて、各人が役に入り込まないと面白くならない上にそれなりに人数が必要で、色々大変な上なのにゲームの特性上1回こっきりしか出来ないとは!前日のドラゲー熱でポヤポヤしていたため、謎に関しては全然解けなかったけどメチャクチャ面白かった。
その後はゲスクラブというパーティゲームやラミィキューブなどに興じました。中でもバブバブパニックという大人が全力でバブバブ言いまくる狂気のゲームはバブりに熱が入りすぎて全然勝てなかったけどメチャ面白かった。

その後は東雲の里(山全体が日本庭園となっている素敵空間。精力的に色んなモノを制作しまくるご主人の作品が山の至る所に設置されているので山全体が日本庭園であり美術庭園にもなっているという)で至高の蕎麦と卵焼きをいただき、
次代の番犬・“社長”と触れ合い、心底癒され
フルーツパフェを食らってフィニッシュ。
完全に去年の旅の雪辱は果たしました。

母の体調もあるので、こんな風に家族で出かけられるのも今回で最後かも知れない、とうっすら頭の片隅に思いながらの旅でもありましたが、
夢が叶うっていう奇跡を目の当たりにしたからなー。
まだまだ奇跡っていくらでも起こるんじゃないかなって思っちゃう。

今回の大会で感じた熱も凄かったし、
私も何度か負けないぐらいの熱量を舞台上で感じたことはあるので、
これからも同じぐらいの熱と奇跡を私も起こしていきたいぜと思ったのでした。
とりあえず、ドラゲーの皆さん、姉、大尊敬です。

出水では色んなウマメッシと出会いましたが、
唯一欠けてる中華を東京に着いてから、いの一番に食べましたとさ。



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