ライフデザイン型習慣化とは?「脳のフィルター」を書き換えて人生が変わる仕組み【前編】(♪)
はじめに
「ライフデザイン型習慣化」は、ただ良い習慣を身につけるためのメソッドではありません。脳の「フィルター」に直接はたらきかけて、自分の見ている世界とセルフイメージをまるごと書き換えてしまう——そんな習慣化です。
なぜ普通の習慣化と、そこまで違うのか。今日はその仕組みを、「努力し続けないと報われない」と思い込んでいた私自身の体験から、できるだけわかりやすくお話しします。
子供の頃から私は、「努力し続けないと報われない」と信じて生きてきました。
私の父は、とても教育熱心な人でした。
特に勉強に関しては厳しくて、いつも私にこう言っていました。「今日より明日、明日より明後日、人は成長し続けなければいけない」「気を抜けば足下をすくわれるぞ」。そして、「学歴がないと社会でまともに働けない、生きていけない」とも。
そういう言葉を、子供の頃から何度も何度も浴びてきました。だから私は一生懸命勉強して、それなりの学歴も手に入れて、社会に出てからも常に全力投球でやってきたのだと思います。走ることを止めたら、その先には失敗が待っている——ずっと、そう思ってきました。
…でも今は、まったくそう思っていません。
何が変わったのか。一言でいうと、「脳のフィルター」が書き換わったからです。
今日はこの「脳のフィルター」の話をさせてください。
これがわかると、私がやっている"ライフデザイン型習慣化"が、世間でいう普通の習慣化とはまるっきり別物だということが、見えてくるはずです。
この内容はラジオでも聴けます↓
脳は、1秒間に本20冊分の情報を浴びている
少し意外な話から。
人の脳は、1秒間にだいたい本20冊分くらいの情報を受け取っているそうです。すごい量ですよね。でも、それを全部まじめに処理していたら、頭はパンクしてしまいます。
だから脳には「フィルター」がついています。
専門的には、これはRAS(網様体賦活系/もうようたいふかつけい)と呼ばれる脳の働きです。入ってきた膨大な情報を、「これは大事」「これはどうでもいい」とふるいにかけて、実際に自分が認識できるのは、入ってきた量のたった0.0001〜0.003%くらいだと言われています。
このRASというフィルターがあるおかげで、私たちは情報の洪水でパンクせずにすんでいます。でも同時に、「何を大事とみなすか」をこのフィルターが勝手に決めている、ということでもあります。
つまり私たちは、世界をそのまま見ているわけではありません。脳のフィルターを通した"ほんの一部"だけを見て、「これが世界だ」「これが自分だ」と思い込んでいる…これ、地味なようで、ものすごく大事な話です。
そのフィルターは、何でできているのか
では、この「何を大事とするか」のフィルターは、何が作っているのでしょうか。
答えは、その人がこれまでしてきた経験と、その人を取り巻いてきた環境です。もっと正確にいうと、経験と環境の「インパクト × 回数」で決まります。
たった1回でも、ものすごくインパクトの強い経験 → フィルターを強く作る
インパクトはそこそこでも、何度も繰り返されたこと → これもフィルターを作る
私が「努力し続けないと報われない」を当たり前だと思っていたのは、まさにこれです。父からの言葉という「そこそこ強めのメッセージ」を、回数を重ねて浴び続けてきた結果なのだと思います。
これは、私だけの話ではありません。
たとえば私のお客さまにも、「頑張れ、頑張れ」と言われて育ち、根性で乗り越えることをすごく褒められてきた方がいます。
その方にとっては、努力するのが"当たり前"。だからこそ、努力していない人を見ると、なぜかイラッとしてしまったりします。それも、その人の脳のフィルターが、そう作られているからです。
お金についても同じです。ずっと貧しい環境で育って、親が必死に働いてもなかなか暮らしが楽にならない…そういう光景を長く見てきた人は、「お金を稼ぐのはものすごく難しい」「稼ぐには汗をかいて苦労しないといけない」というフィルターができていたりします。
どれも、本人のせいではありません。経験と環境(インパクト×回数)が、勝手にそう作ってきただけです。
ここからが、本題です
このフィルターを通して見ているものが、自分の見ている世界であり、自分自身のセルフイメージです。
ということは、です。もしこのフィルターそのものを書き換えられたら、見える世界も、自分のイメージも、丸ごと変わるということになります。
そして——その"フィルターの書き換え"を、習慣を使ってやってしまおう、というのがライフデザイン型習慣化です。
普通の習慣化が「身につけたい習慣を身につける」ことだとしたら、ライフデザイン型習慣化は、もっと根っこ——脳のフィルターそのものに手を入れていきます。
だから、ただ「早起きができるようになる」といった話とは次元が違います。根底から、自分の意識が変わっていきます。
実はこのメソッド、有名な自己啓発書や、心理学、脳科学…いろいろな分野のエッセンスを、ごくごくシンプルに1つにまとめたようなもの。
私は本気で、ライフデザイン型習慣化を「自己啓発の最終到達点・最高峰」だと思っています。つまり、これさえすれば、すべての自己啓発を網羅できる。
これまでいろいろな自己啓発に取り組んで迷子になっていた人にこそ、試してほしいと思っています。
では、どうやって書き換えるのか
カギになるのが、「理想のBE(ありたい自分)」という考え方です。(BEは、英語のbe動詞のBE。"あり方"のことです)
…なのですが、ここから先は少し長くなるので、次回に分けて書きたいと思います。
「努力し続けないと報われない」と思い込んでいた私が、どうやってそのフィルターを外していったのか。次回は、その具体的なやり方をお伝えします。
続きは【後編】へ↓
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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