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冠婚葬祭を手掛けるラックだからこそできる、「人生に寄り添う」福祉のかたち

九州を中心に冠婚葬祭事業を展開する株式会社ラック(LAC)。ラックでは、お客さまの人生に寄り添う事業として、福祉事業にも力を入れています。

現在は、九州で6店舗を展開するリハビリ特化型のデイサービス「レッツ倶楽部」を中心に、2026年3月には居宅介護支援事業所(ケアマネジャー事業所)も新たに立ち上げました。

今回は、入社27年・23年と長くラックでキャリアを積み、婚礼・典礼の現場を経て福祉事業の立ち上げに携わってきたお二人に、ラックが福祉事業に取り組む理由や、その面白さ、やりがいについてお話を聞きました。

末吉 誠すえよし まこと)※写真右|福祉事業部 部長/新卒入社(27年目)
総務課、ドレス事業、フューネラル事業など複数の部署を経験後、2021年より福祉事業部へ。デイサービスの新規開業から行政手続き・採用まで幅広く行う。福岡を拠点に事業戦略を担当。

小田 大(おだ まさる)※写真左|福祉事業部 課長 兼 大分エリアマネージャー 兼 大分施設長/新卒入社(23年目)
新卒で大分の結婚式場にて、プランナーから支配人まで婚礼業務全般を経験。2022年の福祉事業部立ち上げに伴い異動。全事業所の数値管理・現場統括・人材育成を担いながら、大分・熊本を行き来している。


婚礼も福祉も、根っこは同じ仕事

── お二人はもともと婚礼や典礼の現場を長く経験されてきましたが、福祉の仕事に移られた経緯を教えてください。

末吉:コロナ禍の頃に、冠婚葬祭の業界団体がリモートで開いた勉強会に参加する機会があり、そこで福祉事業の可能性について初めてちゃんと知ったんです。

もともとラックは地域貢献を大切にしている会社なので、「これは、ラックに合っている」と直感的に思いました。その後、専務から福祉事業立ち上げのお声をかけていただいて、迷わず手を挙げました。

小田:私は福祉事業の立ち上げに伴って異動しました。フランチャイズ本部の研修や学生時代にデイサービスでアルバイトをしていた経験はありながらも、ゼロからのスタートなので手探りで進めていきましたね。

ただ、やっていくうちに気づいたのは、婚礼で培ってきたことを活かすことができるということです。

サービス業として提供する空間と時間の中で、“どれだけお客さまに喜んでいただけるか、信頼関係をどう築くか”、という本質はまったく同じなんですよね。

婚礼で磨いてきたホスピタリティや提案力が、そのままデイサービスでも発揮できると気づいてからは、迷いがなくなりました。

末吉:私も同じ感覚でしたね。よく新入社員にこんな話をするんです。

「結婚式は、新郎新婦の夢を形にする仕事です。葬儀は故人の人生を形にする仕事。では福祉は何かというと、『おうちで長く元気に暮らしたい』という利用者様の想いを形にする仕事。

根っこはまったく一緒なんです。お客さまに喜んでいただくために感動のシーンをつくる、という点で婚礼も福祉も変わらないですよね」と。

「ラックらしいサービスはどこにいっても同じ」だと思っています。

── なるほど、事業は違っても“寄り添う”という本質は変わらないんですね。

末吉:そうですね。数年前、福祉事業が立ち上がった時とほぼ同じタイミングで、ラックは「一流のおせっかいで、あなたの“とき”を感動で満たす。」を掲げました。

それ以来、採用や評価制度まで一貫してこの考えを軸にしているので、どの部署にいても「お客さまのために何ができるか」を自ら考える土壌があるんです。

一歩踏み込むのが、ラック流の福祉

── 現場で「これはラックらしい」と感じた印象的なエピソードを教えてください。

末吉:大分県で地震が起きた時に、小田さんが独居の利用者様全員に安否確認の電話をかけたことです。それだけでなく、ご家族やケアマネージャーにも一件ずつ状況を共有していました。これは本当にすごいと思いましたね。

ご家族のなかには、遠方にいらっしゃる方も多いです。“施設の中だけ”のサービスじゃなく、その方の生活全体、人生全体を支えるという意識が大切だと思っています。

だからこそ、デイサービスという週に何度もお会いする立場から、体調の小さな変化にも気づき、ケアマネージャーを含むた多様なメンバーと丁寧に連携していく。小田さんの行動は、まさにそれを体現したものでした。

── 小田さん自身は、そういった行動を取れたのはなぜだと思いますか?

小田:「利用者様が見えなくなるまで見送る」「相手の目線より低くして話を聞く」「毎朝一人ひとりに声をかける」。

こうした行動を福祉事業部の指針として言語化し、日々徹底しています。どれも特別なことではありませんが、その積み重ねがあるからこそ、いざという時にも自然と体が動く。 “おせっかい”が、自分の中に染み付いているんだと思います。

── デイサービスの枠にとどまらず、ラックだからこそできていることはありますか?

小田:敬老会(長寿を祝い、日頃の感謝を伝えるために開催される行事)を自社の結婚式場でやる、というのはその一つです。

高齢になると、華やかな場所に足を運ぶ機会も少なくなるじゃないですか。だからこそ、おめかしして来てくださる方もいて、「非日常」を楽しんでいただきたい。毎年クリスマスパーティーも開催していて、お孫さんからのサプライズムービーを上映したり、職員がハンドベルで「上を向いて歩こう」を演奏したりしています。

末吉:あのハンドベルは、毎日みんなで練習してたよね(笑)。そういう姿勢が、利用者様にも伝わるんだと思います。

また、ドレス事業で花嫁様に施していたネイルサービスを、利用者様にも体験いただいたり、自社の結婚式場のケータリングをイベントに使うこともあります。

こういった取り組みを通して、利用者様の人生に寄り添いながら、感動につながるサービスを届けていきたい。そして、地域から選ばれ続ける場所でありたいと考えています。

── 利用者様お一人おひとりと向き合ううえで、特に大切にしていることは何ですか?

小田:利用者様の中には、通所に前向きになれない方もいらっしゃいます。だからこそ、その方をよく知り、少しずつ前向きな気持ちになっていただくための工夫を大切にしています。

例えば、若い頃によくラーメン屋さんに通っていたというお話を伺えたら、次に来ていただく日にラーメンをご用意することも。そんな小さなきっかけが、「また来たい」という気持ちにつながることもあるんです。

末吉:3ヶ月に一度の面談で、利用者様の状況やご希望を丁寧にヒアリングしています。そうした細やかな積み重ねが、「ラックのデイサービスは少し違う」と感じていただける理由になっているのではないかと思います。

20年経っても変わらない、ラックの空気感

── お二人とも20年以上ラックに在籍されていますが、率直に聞かせてください。長く続けてこれた理由は何ですか?

末吉:正直に言うと、転職を考えたこともありました(笑)。でもその都度、いいタイミングでアドバイスをくれる上司がいて。「この人のために頑張りたい」と思える存在が、ずっとそばにいてくれた。それが一番大きいと思います。

小田:私は「恩返し」という言葉が一番しっくりきます。新卒から20年以上育てていただいて、今の自分があると思っています。まだ成果をちゃんとお返しできていないから、もっとやらなければという気持ちでいっぱいです。

── ラックで働いてきて、長年変わらない部分と変化した部分はありますか?

末吉:「人が好き」「おせっかいができる」社員が多い、というのは入社した時からずっと変わっていないと思います。社員同士もお互いを尊重し合える雰囲気があって。それがそのまま、お客さまへのサービスの質にも結びついているんだと感じています。

会社の規模はアルバイトの方含めて300人から500人に大きくなりましたが、その空気感は変わっていないですね。

小田:変わったことでいうと、「信賞必罰」の「信賞」をより重視していただけるようになったことが大きかったですね。

現場の意見がより事業に反映されやすくなって、情熱を持って伝えれば動かせる環境になった。あとは売上目標を明確に掲げてもらったことで、私たち現場も判断しやすくなりました。目標がはっきりしていると、やるべきことが自然と見えてきます。

── 福祉の仕事の面白さについても聞かせてください。

末吉:利用者様と週に何度もお会いする中で生まれる、温かい人間関係が何より大きいですね。

施設長を離れて1年以上経った今でも、わざわざバレンタインのチョコレートを届けてくださる方がいて。そういう深い信頼関係が築けることが、この仕事の醍醐味だと思っています。

小田:ラックには若手社員向けのコーチングや月1冊の読書習慣など、人間的にもビジネス的にも成長を支援する仕組みが整っています。

さらに、高齢者の方と日々向き合う中で、「命の意味」や「何のために生きるか」といった深いテーマと向き合う機会があって、利用者様のためでありながら、自分自身もどんどん成長できる。そういう仕事はなかなかないと思っています。

素直さと明るさがあれば、必ず成長できる場所

── どんな方と一緒に働きたいですか?

末吉:私が一番大切にしているのは「素直さ」です。他者の意見を聞き入れて、自分の中に活かしていける人かどうか。

自分のやり方を曲げられない方は、ラックには馴染みにくいかもしれません。逆に素直であれば、スキルはあとからいくらでも身についてくると思います。

小田:明るさと優しさも大事ですね。利用者様と向き合う仕事なので、人と接することが好きな人、誰かのために動くことが自然とできる人が向いていると思います。

介護の資格や経験がなくても、私たちも部長も未経験からスタートした事業部なので、そこはまったく問題ありません。

── 最後に、ラックの福祉事業部に興味を持っている方へメッセージをお願いします。

末吉:新しいことにチャレンジしたい人には、最適な環境だと思います。大変なことももちろんあります。でも、一人でやるわけじゃない。チームで支え合う文化があるので、安心して飛び込んできてほしいですね。

小田:私も末吉部長も、福祉は完全に未経験からスタートした事業部です。だから「経験がないから」と不安に思う必要はまったくない。素直さと明るさ、優しさがあれば必ず成長できると確信しています。


ラックの福祉事業は「人の人生に寄り添う仕事」です。そして「お客さまの想いを形にする」という軸は、どの事業部にも通じるラックの根幹でもあります。

スキルよりも想い、経験よりも素直さ。そんな価値観を大切にするラックの福祉事業で、あなたらしいキャリアを描いてみませんか?

少しでも気になった方は、ぜひインターンシップや合同説明会で、その空気感を体感してみてください。

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