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"ポリアモリー的" 考え方から見る有名人の不倫報道

大切な約束を破ったり、信用を裏切ったり、というのはもちろん良くないこと。

ただ、“愛し合う” “快感を分かち合う” 行為自体はとても素敵なことで、心と体の健康のためにも非常に良いこと。その相手が必ずしも1度に1人だけである必要は…果たしてあるのだろうか?

今回はそんな観点から、いつの時代になっても絶えない浮気や不倫についての記事やニュースの数々を少しばかり考えていきたい。

英語でも同じ記事を書きましたので、興味があればそちらもぜひどうぞ)

公言・公認のもとで同時に複数のパートナーとの愛情を育んだりセックスを楽しんだりする生き方のことを総じてノンモノガミーといい、 厳密にいうとそのノンモノガミーが細分化されたうちの一部がポリアモリーということなのだが、ここでは実質「ポリアモリー=ノンモノガミー」として話を進めていくとしよう。

逆に「特定の相手1人以外の人と◯◯しません」という誓約(暗黙の了解)のもとで結ばれる親密な関係のことを広義でモノガミーと呼び、 恋人同士でも夫婦でも、それが唯一の選択肢と思い込んでいる人も多い。
というより「当たり前じゃん。何言ってんのおまえ?」と思う人の方がむしろ多数派なのかもしれない。

すなわち、現実的に選択肢は他にもあり得る、という前提ならば、男女関係のあり方や世の中で起きている様々な事象の見方が根底から変わることにもなり得る。

というのも、有名人の異性についての問題がメディアで取り沙汰される度に、いろんな人がいろんな意見やら言い訳を講じ、有名人でなくとも “お悩み相談室” のような所に、 パートナーの浮気疑惑や実際に発覚した前後の一連のやり取りを報告・質問などが寄せられる度、いろんな人がいろんなコメントやらアドバイスを投げかけるのだが…

大きな壁の一つ、というかこの手の問題や悩みが永遠になくならない一番の理由は、それらの意見、言い訳、コメント、アドバイスのほとんどがモノガミー的な視点からしかなされていない、ということ。

ナンパ師の類や、比較的なマジメな性教育の観点から発せられるコメントやアドバイスも、また例外ではない。

(モノガミー以外の選択肢がない、と思い込んでいるからこそのナンパ師の存在…とも言えるが。)

冒頭の通り、約束を破る・信用を裏切るというのは紛れもなく悪いことだが、浮気や不倫の何が悪いのかについて多くの人が勘違いをしているので、この際ハッキリと言っておくとしよう。

女性が男性に対して何より許せないのは、他の女性と心や体を通わせることではなく、どうでもよくない嘘をつかれる・言動が一致しないこと。


「あなただけ」と言っておきながら(風俗のようにたとえ一時的なものであっても)他の異性とカラダを重ねるのは、嘘つき・言動不一致に該当するので、当然、相手も気分を害するし周囲にも叩かれる。

一方、「あなたが好きだけど、時には他の異性と◯◯することもあるかもしれない」といった旨のコミュニケーションを普段から取っているのであれば、妻や夫以外に “彼女” や “彼氏” ができたとしても (嫉妬などの感情が全くないというわけではなくとも)少なくとも嘘はついていないし、言動も見事に一致しており、これを “浮気” や “不倫” とは呼ばない、というのがポリアモリー的な考え方。

ノンモノガミー全般は、こういった考えのもと成立している、といって差し支えない。

無論、全ての大人がポリアモリー・ノンモノガミーを実践するのに向いているわけではない。
ただ、ヒトもまた動物であるがゆえに、男性は本能的に複数の女性との接触を好み、 女性もまた男性ほどではないにせよ、現パートナーに何らかの不満がある場合には他の男性を求める、というのは何も不自然なことではない。

「縛られれば縛られるほど、解かれたくなる」といった心理もここには働きかける。

しばしば理性を優先して「抑え込むべき部分は抑え込むことによって成り立っている」というのが人間社会の特徴の一つではある。
だが、魅力的な女性・男性が世の中にたくさんいる中で「特定の相手1人以外の人と◯◯しません」という誓約を架すことは、果たして本当に必須…というより現実的なのだろうか?

失恋したばかりの若者に対して「女はいくらでもいる」「男はいくらでもいる」「結婚する前に最低◯人と付き合うべし」といったアドバイスがよく見受けられるが、 同時に「チャラチャラしてちゃダメ」「安売りしないように」などというのは、大いなる矛盾に他ならず、曖昧な世間体にすぎない。

いかなる男女の関係においても(少なくとも出会った当初の)“カラダの相性” がいかに大切か、というのは理屈だけでは到底語りきれず、 結婚して子供を産んで育てたり、家庭を築いていく、といった深く長期的な関係においても、この点は非常に重要な判断材料となる…いや、そうなるべし。

ただ、そこまで深く長期的な関係となると、当然 “カラダの相性” だけでは成り立たず、コミュニケーションの取り方なども含めて 「お互い心から敬い、気にかけ、助け合う」をさまざまな面で実践しなくてはならず、苦難を乗り越えての成長や、そのための忍耐力なども要求される。

しかし、「敬い、気にかけ、助け合う」ことと「その相手1人だけを異性として見る」ことは全くの別物。


「相手が他の異性と寝た」などという理由だけで家庭が崩壊しかねないほど関係がギスギスするようでは、もとより何らかの大きな問題を抱えているか、精神的に未熟でカップルとしての基盤が不安定すぎた、ということ。

言い換えると、あなたのパートナーがあなた以外の誰かとセックスしたことにより、今の関係を断たなければいけなくなるほどそちらへ気が移ろうようでは、あなたはその人の “パートナー” としてはふさわしくないし、その逆も然り。

…真にカラダの相性以上の関係と言うのであれば。

モノガミー(1体1の関係)の場合は「他の異性と密な関係になる=約束を破る」ので、冒した側に非があるのはもちろんだが、少なくとも女性というのは本能的に、現パートナーに満足していれば、他の男性には目もくれないもの。

つまり、他の男性のことを考えてしまう=今の関係に何かしら改善すべき点がある、ということでもある。

ところが、実際の行為には及んでいないにもかかわらず、嫉妬と自尊心が高じて配偶者もしくは恋人を殺害、 自分の人生を棒に振り、相手方の親族に終わらない悲しみと憎しみを植え付ける…といったケースも多々ある。

そんな深刻な事態に比べればなんとも呑気…というか平和なところではあるが、独身女性と不倫をしたがる既婚の男も後を絶たない中、Yahoo!の記事には「バレにくい不倫ができる既婚女性の特徴」などという実にくだらない長物まで散見される。

セックスとはすなわち "エネルギーの交換" --その点、女性の勘というのは実に鋭いもので、たいていの場合は隠そうとしてもムダ。
香水などをつけている場合、その種類や強さの程度はあれど、体を重ねれば、シャワーで入念に洗ったつもりでも、しばらくの間は相手の香りがついて回るもの。

日本を含め、国によっては “不貞” という名目で直接法的に罰せられる場合があるなら尚のこと、「悪いとわかっていることをやる背徳感」などといった言い訳と共に、 バレるかバレないかを危惧しながら隠れてコソコソ…そんなことに時間やエネルギーを費やすよりも、いっそ全てオープンにした方が断然いろんな面でローリスクかつ楽、ではないだろうか。

有名人の場合は “イメージ” というのもあり一般人より大っぴらな複数恋愛などを実践するのは難しい、という意見もあるかもしれないが、 そこはとある元プロバスケットボール選手をぜひ見習って参考にしてほしい

いくぶん話が遠回りしてしまったが、つまりセックスをしたいならすればいい。複数の異性と親密な関係を持ちたいなら持てばいい。 そして各パートナーのニーズや期待に普段からしっかり応えている限り、堂々としていればいい。

隠れてコソコソやる=親しい人の信頼や周囲の期待を裏切るから、高額な慰謝料を請求されたり、傷害事件にまで発展したり、有名人の場合は仕事やスポンサーの是非などにも影響を及ぼすのである。

とりわけ芸能界は、あくまで表面上は潔白なイメージを貫こうとしながら、そのくせ裏では枕営業などが常習化している、というのもまた大いなる矛盾であり、「昔から名古屋では中居正広が出禁の風俗店が多数」などの噂もある。

(たとえ「客とキャスト」という立場であったとしても「男と女」には変わりない。生理的に拒否されたり、自分本位なセックスしかできないようでは、そもそもポリアモリーを実践するには不向きなのだが。)

ナンバーワンたる奥さんや彼女を喜ばせられない男が、遊び相手を喜ばせられる道理はない。
気量がないなら自分を磨けということだが、何にせよ、罪や恥の意識と共に始めても、いい結果は生まれない。
どうしてもやりたいことを我慢しすぎると、結果的にいろいろと良くないことが起きるもの。

「あの人も好きだし、この人も好き」「あの人ともしたいし、この人ともしたい」でOKな選択肢もある。


それが新たな常識として広まっていけば、当事者同士の関係のあり方も、周囲の期待や反応も、より健全かつ現実的なものへと変わっていけるかもしれない。

当の本人たちの “気質” や許容範囲によって多種多様ではあるが、ポリアモリーにはポリアモリーなりのコミュニケーションの取り方や、性病のリスク管理のしかたなどがあり、それを実行していけばいいだけの話。

他にも言えることや引き合いに出したい記事やらエピソードは山ほどあるのだが、もしあなたが、この手の件について、夜も眠れぬほどに悩みやもどかしさを抱えているのであれば、 まずは5分でわかる!ポリアモリーシリーズをぜひともご覧になり、ポリアモリーやその他ノンモノガミーの選択肢について理解を深めていただければ、と思う。

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