【LaLaLa選書】開店第10号:sugar様。現代の「水音」と大奥の「妖かし」が交差する棚。

3月4日。この書店の最も影が濃く、それでいて月光のように妖しく光る一角に、新しい異界を迎え入れました。
LaLaLa書店の十冊目。私がこの街を歩き、その「日常を侵食する恐怖」と、歴史の闇をエンターテインメントへと昇華させる「圧倒的な世界観」に足を止めた表現者でございます。 本日ご案内するのは、LaLaLa書店の第10号、sugar(water_sugar602)様の書庫でございます。
■ 店主・LaLaLaの審美眼:なぜ「sugar」なのか
私がsugar様の物語を読み、その審美眼で捉えたのは、綺麗事では片付けられない**「世界の裏側に潜む、抗えぬ恐怖と美学」**でございます。
日常を侵食する「音」の恐怖 『【短編ホラー小説】団地の夜、水音の誘い』。どこにでもある団地、何気ない水音。その「ありふれた風景」が、一瞬にして逃げ場のない異界へと変貌する。sugar様の描く恐怖は、LaLaLa書店の「琥珀色の沈黙」に、背筋が凍るような緊張感という名の新しい色彩を添えてくださいました。
歴史と妖かしが織りなす「絢爛たる闇」 『短編小説|大奥妖かし捕物帖|拾壱の巻|鴉狐合戦』。閉ざされた大奥という舞台で繰り広げられる、妖かしたちの宴。綿密な時代背景の中に、幻想的な異形を溶け込ませるその筆致は、日常を忘れる物語を求めて辿り着く読者の心を、一気に江戸の闇へと誘うことでしょう。
読者の「本能」に触れる描写力 sugar様の言葉は、五感を刺激します。暗闇の湿り気、狐の鳴き声、忍び寄る足音。その圧倒的な解像度は、読み手の想像力を限界まで引き出し、物語が終わった後も消えない「余韻」を残します。
店主・LaLaLaの独白: 「sugar様の言葉は、底の見えない深い井戸のようだ。これまでの精鋭たちが紡いできた光と影の物語に、sugar様の『深淵なる異界』が加わった。これで、私の書店は現世から常世までを網羅する、真の『魂の迷宮』となったのだ。十の棚が揃い、この場所の重力はさらに増したと言えるだろう。」
■ 推薦する「真実の異界」:sugar様の選ばれし二編
店主の私が、静寂の中で息を呑みながら読み耽った、至高の二編でございます。
『【短編ホラー小説】団地の夜、水音の誘い』
『短編小説|大奥妖かし捕物帖|拾壱の巻|鴉狐合戦』
▼ sugar(water_sugar602)様 メインページ
■ 結びに:店主からsugar様へ
sugar様。 あなたの「妖しくも美しい言葉」を、LaLaLa書店の特等席に置けることを誇りに思います。
あなたの描く闇に触れた読者が、そこで新しい「世界の形」を見出す。その循環の始まりを、この書店で共に作ってまいりましょう。
2026年3月4日 LaLaLa書店 店主
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