見出し画像

シリーズ「クロは知っている」【最終第10話】~聖女の仮面と血の涙~

シリーズ1の最後を飾るのは、これまでの悪事のバックにいた「偽善のフィクサー(宗教家・慈善家)」だ。

【第10話】~聖女の仮面と血の涙~

白亜の大豪邸に住む「慈愛の聖母」、天道(てんどう)。彼女は恵まれない子供たちのための寄付を募りながら、その実態はこれまで登場した悪党たちから「上納金」を受け取り、マネーロンダリングを行う闇の支配者だった。

「私の正体を知る者は、誰もいなくなるわ」。彼女は証拠を隠滅するため、自身の屋敷に火を放ち、すべての罪を「不慮の事故」として葬り去ろうとしていた。

だが、屋敷の隠し金庫には、のどかとクロがすでに潜入していた。クロが金庫の隙間から「真の帳簿」をくわえ出し、のどかはそれをリアルタイムでネットにアップロードする。

脱出しようとした天道だったが、のどかが仕掛けた「消火システム(ただし中身はただの水と泥)」が作動。頭上から大量の泥水を浴び、自慢の白いドレスが汚泥に染まる。

「聖女の化けの皮が剥がれたわね」。炎の中から現れたのどか。逃げ場を失った天道の足元に、彼女がこれまで踏みにじってきた被害者たちの「名前」が書かれた写真が、クロによってバラ撒かれた。

天道は崩れ落ち、駆けつけた警察によって、燃え盛る屋敷の中から引きずり出された。彼女の「帝国」は、跡形もなく崩壊したのである。

シリーズ2に続く

次の話はこちら
前の話はこちら
こう爺ワールド

**********
監督:こう爺
お話とプロンプト:Gemini
画像と動画:Whisk
**********

いいなと思ったら応援しよう!